Tuesday, October 28, 2025

日本酒飲み比べ: タクシードライバー、作、雄山錦、遠野小町、鷲尾、裏死神、月山(がっさん)

 日本酒を飲み比べ:

  • タクシードライバー
  • 雄山錦
  • 遠野小町
  • 鷲尾
  • 裏死神
  • 月山(がっさん)
写真にはないけど村祐も。全部の味を詳しくメモできなかったので写真だけです。死神が印象的でした。




タクシードライバー

純米原酒
仕込み9号
意久盛酒造株式会社 (岩手県)

精米歩合: 55%
ABV: 17% (原酒)
日本酒度:+2.8
米: かけはし


パッケージデザインからして、知らないと多分自分では選ばないと思いました。

ちょっと表現の仕方がないのですが、美味しいです。見つけたら飲むべき。




2025 作 ひやおろし
清水清三郎商店株式会社 (三重県)
純米吟醸
原料米 山田錦全量使用
精米歩合 55%
ABV 15%

2025年バージョンのひやおろしです。ひやおろしとは、冬に搾った新酒に一度火入れをしてから夏の間熟成させ、秋に加熱殺菌せずにそのまま(= 冷や)出荷するお酒です。

多分 1/48 くらいの MS-06 II の頭部が飾ってありました👍

シャレでドム、グフあたり作って欲しい。





雄山錦 雫酒しずくさけ
皇国晴酒造株式会社 (富山県)
幻の瀧 純米大吟醸
ABV 16%
精米歩合50%

優等生。なだ万で和食と一緒にいただきました。





遠野小町 特別純米酒
上閉伊酒造株式会社 (岩手県)
「遠野小町」シリーズの特別純米酒
ABV 14%
精米歩合 60%









鷲尾 純米酒 黒🐦‍⬛

株式会社わしの尾 (岩手県)
ABV 15.5%
精米歩合70%


美味しいのは知っているのですが、岩手県からなかなか出ないらしく貴重な品。





裏死神 生酒
純米大吟釀
五百万石100%
ABV 17%
加茂福酒造株式会社 (島根県)


製品名が独特。落語の死神からの由来という噂もあり:
https://ja.wikipedia.org/wiki/死神_(落語)

死神なので辛め、ドライかと思ったら、華やかな甘い香りでとてもツボにはまりました。
今回飲んだなかでも秀逸。

ただ、いくら美味しい貴重なお酒だからといって、お歳暮や、お祝いのギフトには贈るのははばかれる。。。




月山(がっさん) ひやおろし 
純米
吉田酒造株式会社 (長野県)
低温貯蔵庫にて一夏かけじっくり熟成
精米歩合70 %
ABV 16%


Sunday, October 19, 2025

今週の練習 | やや詰め込み

マラソン練習を開始。やることの原理原則は 5K と同じ。


[1] 週 2 の高強度 (いわゆるポイント練習、Q-session): 
  • Q1 テンポ走 6 - 12 km を 10K ~ ハーフマラソンくらいのペース、その日の調子に合わせてペース設定。
  • Q2 インターバル (1000m, 400m, たまに 2000m) または、3000m 全力
[2] 週末に長い距離: 25-40 km の E-pace か、20 km くらいの M-pace

[3] 休足日もしっかりとる。

[4] 残りはジョギングと、補強運動。



という感じで、今の状態ではスピード的な余裕はあると思っているので、いままで走ったこともない長い距離にたいして、耐性をつけていくのが一番の課題になります。5K と変わるのがこの点かと考えています。

メニューの組み方としては、Daniel's Formula の Marathon の章の 5-week cycles を参考にしています。これだとスピードトレーニング (R + I) に、T、M/L を組み合わせられてバランスがよい気がしました。

年内は、基礎となる 5K のタイム自体も向上させたい。できれば月 2 くらいで 30 km からだんだん長い距離を走れるようにしていきたいところ。年内に 1 回は 40 km まで伸ばしたい。




今週の内容



ということで、今週はめずらしく毎日走り、週間走行距離も 103 km。月間では、レース前後で休みも多かったけど 200 km は超えていて、通常通り練習できれば 300 超えそうですが、仕事の関係でおそらく今月はあと数回しか練習日がないです。


Q1 は、7K を一定ペースで走るもの。ちょっと質をあげたいので設定ペースを上げたものの、疲労か、力不足かの原因でペースが上がらず 28:01 かかる。まぁ仕方ない。





Q2 はインターバル中は時計を一切みないで、感覚で 3:40/km を切っているであろうペースで行ってみた。1 本目だけ元気なため 3:28/km になってしまったが、他は安定して 3:35 ~ 3:36/km。



つなぎ: 300m jog がちょっと長すぎて、今回は 2分30秒くらい。

前日の 7K でタレたこともあり 100m 歩き + 200m ゆっくり走る にした。

究極 200m を 60秒 (5:00/km) でできるようになりたいです。







M or L (距離走) は、30 km くらいジョギングにしたいところだったけど、後の予定と時間が合わず断念。5:00/km で 30 km だと 150 分かかるので、ちょっと厳しかった。

20 km にして中強度 ~ M-pace 付近で走る。最初 2 km はアップでジョギングペース。そこから徐々に、感覚的にペースを上げる。最初 4 分くらい遅いことを考えると、大体 20 km のペースとしては 4:16 ~ 4:18/km くらい。

レースの M-pace は、余裕を持って 4:15/km としていて、不慮の事態、トイレ休憩などで 5 分くらいロスも想定内にしたい。なので、実際トレーニングとしては、4:10/km は切っていくようにしたい。

時計は 5 km おきくらいに見るだけで、感覚で 4:15/km かな?という調整をしてみた。

やはり折り返しと急勾配でロスが大きく、前回レース前に行った 20 km 4:30/km よりも遅かったけど、4:20/km をちょっと切ったくらいのペースがだんだん中強度になりつつある(かもしれない)。


さすがに、1週目から詰め込み感があったので、翌日は完全休養日。自動車事故以来、右足首がまだ弱く、一番最初に疲労が溜まりやすい。


Saturday, October 18, 2025

10月 秋の PLT (Private Library Tasting) @ Ridge Vineyards


10月の紅葉。
葡萄と葉っぱの色付きで毎月12通り季節が変わります。
今年は気温が穏やかだったためか、まだ収穫途中のようです。



2023 Estate Chardonnay
100% Chardonnay
Monte Bello Vineyard, Santa Cruz Mountains



2022 Bedrock Zinfandel
64% Syrah, 26% Grenache, 8% Mataro, 2% Viognier
Sonoma Valley, Sonoma County




2016 Hooker Creek Zinfandel
90% Zinfandel, 6% Alicante Bouschet, 4% Petite Sirah
Sonoma Valley, Sonoma County
Hooker Creek + Bedrock はもはや定番。



2023 Lytton Springs
76% Zinfandel, 14% Petite Sirah, 7% Carignane, 2% Alicante Bouschet, 1% Mataro
Lytton Estate, Dry Creek Valley, Sonoma County




2018 Lytton Springs, 1.5L
72% Zinfandel, 18% Petite Sirah, 8% Carignane, 2% Mataro
Lytton Estate, Dry Creek Valley, Sonoma County



2023 St. Peter’s Church Zinfandel
95% Zinfandel, 5% Petite Sirah
St. Peter's Church, Alexander Valley



2023 Evangelho
67% Carignane, 19% Zinfandel, 14% Mataro
Evangelho Vineyard, Contra Costa County



2019 Monte Bello
82% Cabernet Sauvignon, 9% Merlot, 8% Petit Verdot, 1% Cabernet Franc
Monte Bello Vineyard, Santa Cruz Mountains



2011 Monte Bello, 375ml
88% Cabernet Sauvignon, 8% Merlot, 4% Cabernet Franc
Monte Bello Vineyard, Santa Cruz Mountains


 





Tuesday, October 14, 2025

マラソン練習開始 | 7 km ペース走でタレる

generate an  illustration of man practicing for a long distance running race at athletic track, which have 9 lanes. He runs the track counter clock wise.
Generated with ImageFX

今日からマラソン練習を開始。

やることはこれまでの 5K やハーフの原理原則は同じと思っていて、基本的にいっしょ。

まだ 5 ヶ月弱 (20 週程度) あるので基礎構築として、クリスマス頃までは 5K の基礎となる走力を上げる。その後は、徐々に長距離に特異的な内容に変えていく。

やっぱり 5K を 17 分台にもっていくことを目標に頑張って、スピードに対する余裕度を必要以上に上げておきたい。なんだかんだ 18 分台のままから伸びていないのも、面白くない。

そうすると究極、ちょっとしんどいジョギング、いわゆる中強度走感覚でレースに臨めるかと。ちょっとしんどい 40 km 距離走の延長線上にくるくらいの負荷にしたい。なので、レースではしないけど、4:00/km が長距離の巡行速度にするつもりのトレーニングで臨む。

あわよくばハーフは 4:00/km でいけるようにしたい。先週のハーフマラソンでは、力を出し渋ってしまっただけに、今の全力を測ることができなかったのが残念。


一番の不安かつ、未知要素が距離が倍になること。

なんといっても距離耐性をつけたい。具体的な練習では、いわゆる距離走 (L-run) を 30 km から伸ばして 40 km くらいまで、できれば月 2 回くらいは実施したい。それと並行して、L-run をしない週は、M-pace (Marathon pace) 15-25 km できるようになると嬉しい。

本番は何が起こるかわからないので、目標ギリギリの走力でなくて、とにかく余裕をとっておきたいです。

スタートに遅れたり、予想外の混雑、給水での減速、不慮のトイレなどなど、想定外を想定して臨む。

Dr. Daniel 著の Daniel’s Formula に、18 週間、12 週間、4週間サイクル、5 週間サイクルなど、マラソントレーニングのモデルがいくつかある。


性格的に、スピード系トレーニングがないモデル (I, R がない) のは、5K の走力を上げつつ取り組むのは退屈だなぁと思ったので、基本的に今と同じような 5 週間サイクルを参考にしています。

この練習モデルは、

(1) 週 1 で高強度メニューをセット練する: 1日目に T-pace をして、2日目に R or I をする。T は Threshold の意味だけど、僕は Tempo Run をすることにしました。

(2) 週末は、L-run (週間走行距離の 30% 未満か、150 以内) と、M-run を交互に行う。




実際はこんな感じで試してみます:
  • Q1 = テンポ走 (6 ~ 12 km を 10K ~ ハーフのレースペースで行う)
  • Q2 = インターバル (1000m x 5 や 3000m x 2, 5K のレースペースで行う)
  • 週 1 で L-run (25 ~ 40 km) か M-run (20 km)
  • 週 1-2 で補助的な筋トレ
  • Q, L でない日は、基本ジョギング (E-pace) か休養日

いきなり 40 km はできないので、今まで最長距離の 32 km くらいから徐々に 2-3 km づつ増やして、最終的に 40 km を実施できるようにレベル上げしたいです。

マラソン練習が本格化したら、Q2 は、2000m x 2-4 や、1000m x 10 などにして、ペースを遅くするとよいかと。たまに 5000m x 3 - 5 とか。



という計画のもとで、今日から早速 Q1として, 7K 目標最低ペース 3:55/km を実施したのはいいのですが、いきなり 28:01 (4:01/km) もかかってタレる。




先月レース前は、10K 4:00/km のテンポ走を毎週していたので、5秒くらい質を上げて、距離を 30% 落としたら楽勝だと思っていた。


まだ先週の疲労があるのか、昨日やった脚周りの筋トレの影響なのか、スピードが全然でなかった。でも呼吸はぜんぜんしんどくないのは謎


体感でも 3:52~3:53/km では巡行していたつもりだった。アップの流しから、しっかり 3:00/km 切った感覚で走っても、3:30/km ペースだったり、陸上トラックへの移動時のジョギングもなんか体が重かったりで、調子はよくなさそうだった。

そうしたら、本当に良くなかった。


ゴルフでも、睡眠時間や栄養はちゃんととっていても、体が硬くてしんどい日があり、出直した方がいい日が(ほぼ毎回) 頻繁にあるわけなので、こういう日もあるのでしょう。



来週以降、タレるようなら問題。

もしかしたら 4:00/km を境にしてメンタルにバリアがあるのかもしれない。

時計をマイル表記にしたら寧ろいいかも?


Sunday, October 12, 2025

魚のアラ出汁の素麺椀を作る


お魚を丸ごと使うべく、アラ出汁をとって素麺椀にしてみた。

  1. 魚を解体します。
  2. アラに塩を多めにまぶして1時間くらいおく。
  3. アラを水洗い。
  4. 鍋に昆布20g、酒200cc、水2000ccを火にかけ、アラを加える。
  5. 沸騰したら中火にして30分煮る。
  6. アラと昆布を取り出して、サラシで濾す。
  7. 塩10gとしょうゆ5ccで調味して完成。


昆布、酒と煮ているところ:



出汁を濾した直後:



塩と醤油で調味した直後: カツオ出汁と違って結構濁っています。



メインがお魚の出汁なので、ある意味贅沢。
たくさん食べたいので、素麺は大盛り。
(本来は、上品に小盛りにすべき。)


出汁をとった後のアラは、醤油、みりん、砂糖で甘辛く煮付け。


白身部分は小麦粉をまぶしてソテー。塩とライム🍋‍🟩、オリーブオイルで頂く。
フライパンで焼いてじゃがいも🥔を併せるのも乙です。
刺身にする技術がないのが残念でした。


椀ものの基本、作り方はこの本が教科書です。




Saturday, October 11, 2025

日本酒3種と刺身盛り | KIRINZAN KAGAYAKI 禁断の果実, 村祐 常盤ラベル, 甍(いらか)酒造 銀・藍


お刺身盛りなどと日本酒🍶3種を比べる試飲会。




KIRINZAN KAGAYAKI 禁断の果実
大吟醸原酒
アルコール度数 17%
精米歩合 40%

麒麟山 (新潟県) の中でも、個人的な一番のお気に入り。
オレンジのラベルも印象的。






村祐 生酒 - 常盤ラベル

精米歩合や米の種類などは非公開

下記記事によると、甘みが強い品程高い値段設定にしているそう。蘊蓄抜きに気軽に味わってほしい、という作者の思想良いですねぇ。

日本酒単体で味わうには、今日飲んだ中では抜群。導入はちょっと甘め、まろやか。余韻も長くて深い味わい。
https://www.niigata-sake.or.jp/interview/k27.html







甍酒造 (いらかしゅぞう)
銀・藍 無濾過原酒

長野県
ABV 15%
米: 長野県北安優郡松川村契約栽培米 - 種類不明
https://www.ilaka.co.jp/

村佑の次に開けたので、ちょっと感動が最初薄れていたのですが、適度な酸味と、綺麗なフルーティなまとまりで、最も食事 (特に和食) と相性が良かったという印象でした。

禁断の果実や、常盤ラベルは、ボトル単体で愉しんだり、比べると優等生な感じで、この銀・藍はよりペアリング向き。

またもし次に飲む機会があったら、どういう印象を持つか楽しみなところです。




アメリカに住んでいなかったら、日本酒や、出汁の取り方に目覚めることはなかったかもな。

1996 Monte Bello, Ridge Vineyards: 30年(近い) ボトルを開栓する


 

思いがけず出会った’96 MB🤤 30年近く bottle aging されたものを頂いてみて、やはりこれくらい置いたほうが真価を発揮してくる感があります。

10年じゃ早くてもったえないし、20年でも「どうせならあともうちょっと待ったほうが」いい。10 年だと、Estate Cabernet Sauvignon (Estate Cab) が最適かと。

とは言いつつ10年くらいしか我慢が利かないので、完成に近づきつつあるボトルは本当に巡り合わせ。



1996 Monte Bello
80% Cabernet Sauvignon
11% Merlot
9% Petit Verdot


Until our paths cross again 🥂


2013 MB Steep Terraces は30年保たせたい......



空き瓶は、料理のトングを置き用にカットしてみた。
ちょっと失敗だけど割れは回避。