Tri Tip - ともさんかく と呼ばれる部位。ちょっと前、1950年以前ごろは、ミンチ肉として利用されていました。別名 Santa Maria Cut。赤みを愉しむ部位です。
今日は塩か、黒いバルサミコ酢をそのままでいただきました。味変を愉しむのも一興です。いつものソースを乗せた方が見た目にはよかったかも。お皿に余白を残しすぎました。
焼き時間は、弱火で 30 分くらい (5分 x 6 回ローテ) → Rest 10 分程度。
グリルがなくても、フライパンで表面を 5 分づつ強火で焼く(合計20分) → 350 °Fくらいのオーブンで 20 分くらい、な焼き方もあり。
Rest 中にアルミホイルで包むのがポイントです。これに気が付くのに 15 年かかりました。赤身中心の部位ながらも、柔らかくしっとり仕上がるようになりました。
それまでは硬いことが殆どで、たまたま偶然が重なって、うまくできることばかり。
久しぶりにお椀です。椀種は素麺。トンボと海老、酢橘。
素麺は二番出汁で煮て仕上げました。羅臼昆布強めの仕上がりでした。
素麺は二番出汁で煮て仕上げました。羅臼昆布強めの仕上がりでした。
チーズボード。数年前より明らかにしょぼくなっている。食べきれないというのが大きな理由でありますが、2018~2020 年の写真と比べると豪華さがない。
2013 Lytton Estate Syrah Grenache
最後の Syrah, Grenache の Rhone ブレンド。
ちょうど瓶詰めしてから 10 年経って、熟成されてきた味わいを愉しめる一本でした。
表現力が至らず、とりあえず 1 ケース欲しいと思う作品です。
https://www.ridgewine.com/wines/2013-lytton-estate-syrah-grenache/
2014 年からは Mataro が入って SGM になり、ちょっと印象が変わりました。
味の表現のカンペ:
“Saturated ruby color. Highly scented mixed red/black berry fruits, gamey, clay earth, sweet toasted oak, and chai-black pepper spice. Dense entry, rich dark berry flavors, full bodied, viscous, layered complexity, and dusty-clay earth aftertaste. Great concentration.”