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Saturday, October 11, 2025

1996 Monte Bello, Ridge Vineyards: 30年(近い) ボトルを開栓する


 

思いがけず出会った’96 MB🤤 30年近く bottle aging されたものを頂いてみて、やはりこれくらい置いたほうが真価を発揮してくる感があります。

10年じゃ早くてもったえないし、20年でも「どうせならあともうちょっと待ったほうが」いい。10 年だと、Estate Cabernet Sauvignon (Estate Cab) が最適かと。

とは言いつつ10年くらいしか我慢が利かないので、完成に近づきつつあるボトルは本当に巡り合わせ。



1996 Monte Bello
80% Cabernet Sauvignon
11% Merlot
9% Petit Verdot


Until our paths cross again 🥂


2013 MB Steep Terraces は30年保たせたい......



空き瓶は、料理のトングを置き用にカットしてみた。
ちょっと失敗だけど割れは回避。




Sunday, September 28, 2025

お椀とTri Tip Steak (ともさんかく) + 2013 Syrah Grenache をいただく



Tri Tip - ともさんかく と呼ばれる部位。ちょっと前、1950年以前ごろは、ミンチ肉として利用されていました。別名 Santa Maria Cut。赤みを愉しむ部位です。

今日は塩か、黒いバルサミコ酢をそのままでいただきました。味変を愉しむのも一興です。いつものソースを乗せた方が見た目にはよかったかも。お皿に余白を残しすぎました。


焼き時間は、弱火で 30 分くらい (5分 x 6 回ローテ) → Rest 10 分程度。

グリルがなくても、フライパンで表面を 5 分づつ強火で焼く(合計20分) → 350 °Fくらいのオーブンで 20 分くらい、な焼き方もあり。




Rest 中にアルミホイルで包むのがポイントです。これに気が付くのに 15 年かかりました。赤身中心の部位ながらも、柔らかくしっとり仕上がるようになりました。





それまでは硬いことが殆どで、たまたま偶然が重なって、うまくできることばかり。





久しぶりにお椀です。椀種は素麺。トンボと海老、酢橘。

素麺は二番出汁で煮て仕上げました。羅臼昆布強めの仕上がりでした。





今日のサラダはきゅうりとグレープフルーツ、バジル、アサツキ。これをバルサミコ酢、オリーブオイル、塩で和えます。




チーズボード。数年前より明らかにしょぼくなっている。食べきれないというのが大きな理由でありますが、2018~2020 年の写真と比べると豪華さがない。





2013 Lytton Estate Syrah Grenache


今日の主役のワイン。




最後の Syrah, Grenache の Rhone ブレンド。

ちょうど瓶詰めしてから 10 年経って、熟成されてきた味わいを愉しめる一本でした。

表現力が至らず、とりあえず 1 ケース欲しいと思う作品です。

https://www.ridgewine.com/wines/2013-lytton-estate-syrah-grenache/

2014 年からは Mataro が入って SGM になり、ちょっと印象が変わりました。


味の表現のカンペ:
“Saturated ruby color. Highly scented mixed red/black berry fruits, gamey, clay earth, sweet toasted oak, and chai-black pepper spice. Dense entry, rich dark berry flavors, full bodied, viscous, layered complexity, and dusty-clay earth aftertaste. Great concentration.”

Sunday, September 7, 2025

Ridge Vineyard PLT (Private Library Tasting) | 2025年9月



PLT (Private Library Tasting) です。

葡萄がいい感じに実っています。今年、昨年は降水量が平年の 1.5 ~ 2 倍は降り、激暑すぎる日々 (heat waves) も今の所あまりない。昨年との違いといえば、朝晩の寒暖差が激しい感じがしました。昨年はまだ日中は運動できた感じがしんたんですが、今年は11AM - 5PM はジョギングすら不可な日も 7, 8 月に多く、トレーニング計画変更も多かったかと。

改めて Blasi を飲むと、昔よりさらに洗練・高貴な仕上がりだなと思いました。お土産にもいいかも。いつもは 2-5% くらいの petite sirah とのブレンドでしたが、2023年版は 100% Zinfandel でした。East Bench に近い感じもしました。


2023 SCM (Santa Cruz Mountain, Cabernet Sauvignon), 相対的にお手頃価格。

数年は落ち着くまで待ってから開けたいであります。




今日のワイン


2023 Estate Chardonnay
100% Chardonnay
AVA: Santa Cruz Mountains


2022 Bedrock Zinfandel
90% Zinfandel, 6% Alicante Bouschet, 4% Petite Sirah
AVA: Sonoma Valley


2019 Frediani Charbono
95% Charbono, 5% Zinfandel
AVA: Calistoga


2018 Pagani Ranch
84% Zinfandel, 7% Petite Sirah, 9% Alicante Bouschet
AVA: Sonoma Valley


2017 Lytton Springs
74% Zinfandel, 15% Petite Sirah, 9% Carignane, 2% Mataro
AVA: Dry Creek Valley


2017 Monte Bello
73% Cabernet Sauvignon, 15% Merlot, 8% Petit Verdot, 4% Cabernet Franc
AVA: Santa Cruz Mountains



[おまけ]
2023 Santa Cruz Mountains, Cabernet Sauvignon



2023 Blasi Zinfandel
100% Zinfandel 
AVA: Chalk Hill



 

Friday, August 29, 2025

試飲会に合わせて 牛肉の赤ワイン煮


 

牛肉の赤ワイン煮。ビーフシチュー (Beouf Bourguignon, Beef Burgundy) いろいろ呼び名があって、牛肉のブルゴーニュ風。


塊牛肉 (chuck roast) を主役にする煮込み料理で、chuck roast は焼いただけでも美味しいのだが、筋が多い。大きめのカットで提供するときは、カレーのように煮た方が良好な結果が得られます。

ステーキと違って、作り置き/移動が可能なので、potluck にも向きます。できれば、1日置いた方がいい感じ。



牛肉は 10cm (4-5 インチ) 角くらい、ちょっと小ぶりのステーキの大きさに切って、しっかり焼き目をつけて、ワイン&トマトスープで煮て行きます。玉ねぎは、キャラメル化をしっかり進行させた状態に持っていく。その方が味に深みがでるのと、しっかりシチューらしい色に発色できます。

手順としては、①玉ねぎを飴色にしたら、②トマトと水とハーブ類を入れて、③ステーキらしく焼いた肉を入れてから ④30 分くらい煮るだけです。旨み要素は、牛肉、玉ねぎ、にんじん、マッシュルームから抽出されます。フランス的に仕上げるなら、バター少々入れるといいかも。私はちょっとレモン入れてみたい。


詳しい手順はこちら:


牛肉の赤ワイン煮 (Beef Red Wine Stew | Boeuf Bourguignon)
https://www.seihiguchi.com/2025/07/beef-red-wine-stew-boeuf-bourguignon.html







 一緒に試飲したワイン



2022, Pinot Blanc, Etude




2022, Pinot Noir (Grace Benoist Ranch | Carneros), Etude
今日のワインで一番色が綺麗だった。



2022, Grenache, Lignee de Tablas Hook Vineyard (Santa Lucia Highlands), Tablas Creek



2021 Esprit de Tablas, Tablas Creek Vineyard
35% Mourvedre (Mataro), 26% Grenache, 23% Syrah, 
7% Vaccarese, 5% Cinsaut (Cinsault), 4% Counoise 




2022 Isosceles, Justin
93% Cabernet Sauvignon, 4% Merlot, 3% Cabernet Franc




2020 Jimsomare, Ridge




Friday, August 22, 2025

Gewürztraminer 🍇 (ぐ•ばーつ•とらみなー ?) | Monochrome Wine - North By Southwest


 
Monochrome wine です。Central Coast, Paso Robles の暖かい(暑い🥵)気候、とりわけZinfandel が盛んな地域で、敢えて白ワイン専門に作られている。ここのワインは、葡萄の名前を覚えるのが大変。今日飲んだのはとりわけ香りが独特で、覚えやすいライチでした。

  • 75% Gewürztraminer
  • 25% Albariño


課題は Gewürztraminer.

音節の位置がわからなすぎて、音がイメージできん。

覚え方を調べてみた。

とりあえず Gewürz  + Traminer  で 2 分割するとよいらしい。
  • Gewürz = herb / spiced の意味
  • Traminer = 葡萄の種類、白ワイン用

意味としては、スパイスの効いたTraminer葡萄。

  • Gewürz: guh-vertz
  • Traminer: trah-mee-ner

「ぐばーつ とらみなー」?

アクセントは2音節目 würz らしい。w は v の発音。


ライチと全く同じ芳香化合物 (aroma compound) を含むため、ライチの香りがすごい立つ。Grenache blanc などとはまた違う独特な感じです。Grenache blanc はパイナップル、りんご?

それを保管する形で Albariño の peach, apricot の追い甘い香りを出してくる。

以前 tasting room で飲んだ時はあまり印象がなかったのですが、今日のは妙にインパクトがありました。

Tuesday, August 19, 2025

2023 Santa Cruz Mountain Cabernet Sauvignon | 期待の新製品

 


期待の新製品。

看板商品の1つである Estate Cab (Estate Cabernet Sauvignon) が、実質、山限定、メンバー限定、年末ギフトパック限定などでしか入手できにくくなってきて、メニューにないこともあるし、3桁超えるし、"手軽に愉しめる cab" でなくなった。

それを打開すべくなのか? 3 種類目の Bordeaux blend。 葡萄自体は、Santa Cruz Mountain の他社の畑から購入して、Ridge で作られる。製品名は、Santa Cruz Mountain (2007 年までは Estate Cab が、Santa Cruz Mountain と呼ばれていた)。

葡萄は、Ridge 以外のよそから来たものですが、Grenache Blanc や Paso Robles Zinfandel などのように、90% は作り手に依存するはず。

第一印象は、黒よりも赤い果実寄り、柔らかめの渋み、medium body な感じで、香り高い。珍しく bottle aging recommendation が明記されてないようでした。

小売価格は、古き良き時代の 2 桁設定👍



追記: 8/30/2025

酸味のバランスがよい。単体で飲むとまだ若くて、皮の渋み (tannins) がまだまだ強いかなぁという感じです。



[2023 Santa Cruz Mountains Cabernet Sauvignon]
https://www.youtube.com/watch?v=5_-eLoHKZDQ
https://www.ridgewine.com/wines/2023-santa-cruz-mountains-cabernet-sauvignon/


Sunday, August 10, 2025

クサンバの塩 (Balinese Kusamba sea salt) で焼く鶏肉とワインを愉しむ会


手羽塩の予定が、chicken wings / 手羽が入手できず、もも肉 (thighs) で代用。

醤油とクサンバの塩 (Balinese Kusamba sea salt) で味付け。

焼き時間は、片面 10 分づつで、合計 20 分。




焼きとうもろこし




これも醤油にみりんを少々混ぜたものを塗りながら焼く。

焼き時間は、各面を 3 分づつくらい、4 回くらい回す。




お米




新潟魚沼産のコシヒカリ。土鍋で炊きます。

5合、中火で 12 分、 弱火で 12 分、蒸らし 12 分。

炊飯器よりも速く炊けます。





上の写真は、翌日にもう一回炊いて、丼ぶりで食べたもの。

なぜか丼ぶりで食べると、さらに美味しい。




じゃがいも (Roasted Potatoes)




うちの得意料理 No.2 であります。

じゃがいもを大きめに 1/4 くらいに分割して、15 分くらい茹でる。

茹でる時は、重曹をまぜてアルカリ性に寄せると表面積が広くなりやすい。

その後、粉吹き芋にして、400°Fのオーブンで、90-120 分くらい焼いて水分を飛ばす。

そうすると、表面は油で揚げたよようなカリカリに、中身はホクホクに仕上がります。

パセリなどハーブ類、塩、オリーブオイル、バルサミコ酢と和えて完成。

ステーキの添え、副菜、ビールのつまみなど、なんでも合います。




🍶日本酒




瀧澤 (たきざわ)
純米酒
精米歩合 70%
ABV 16%
信州銘醸株式会社
米: 山恵錦(さんけいにしき)、長野県産
水: 超軟水、黒耀の水
“ミネラル分が少ない軟水は造りは難しい反面、米の旨味をしっかりと引き出す効果があり、発酵がゆっくりと進むと、きめ細やかな酒となります。” とのこと。
http://www.takizawa-info.com/

お米の味わい豊か、上品な口当たり、余韻は短めの後味すっきり。今の流行りのように甘みが強すぎることもなく、バランスが整っていました。ちゃんとした日本料理と一緒に飲みたい感じ。茶碗蒸しと刺身があったらよかったな。。。今日は、牛肉でなくて、鶏肉だったのは良かったかも。



ワイン




🍷2024 Lytton Estate Rose
Ridge Vineyards
今年の新作。暑い夏の日の最初に開けたい一本。





🍷2023 Zinfandel
Turley Cellers
Zin なのだが、”White Zinfandel” でロゼのような色です。
見た目に綺麗で、適度な酸味と甘みのバランスがいいです。

色はこんな感じ↓






🍷2021 Ueberroth Vineyard, Zinfandel
Turley Cellers
Paso Robles, Pesenti Vineyard の北西、ちょっと太平洋よりの畑の葡萄。
1885 年に植えられたのだが、いまだに葡萄を実らせる。
ワインを飲み始めたのがちょうど Turley, Pesenti の畑がはじまりで、Ueberroth は思い入れがある。France 系には理解し難いかもだが、赤い果実感、適度な甘み、高めの ABV でしっかりした味わいです。

最初の導入で何を飲むかで、けっこうその後の好みに影響するなぁと思います。





🍷2017
Alexander Valley, Zinfandel, Vineyard 101
Turley Cellers
Napa 北にある Alexander Valley AVA の Zin。
こちらの方がより干しレンガの赤茶色に近い色。
個人的には、Paso Robles の Zin がいい。







左: Ueberroth
右: Vineyard 101





Double Decant しているところ。この後、ボトルにまたワインを戻します。
撮影の都合上、手放し。



今日のワインは 4 本。Turley 中心でした。

Sunday, August 3, 2025

夏のステーキ | Ribeye Steak



夏のステーキ。気温が高めで、焼くには絶好の天候。今日のは面積が広めのカットにしました。盛り方もちょっと変えて、オーブンで保温したお皿に真ん中にどどーんと置いて、ガーリックチップと、オレガノを添えるだけ。添えの野菜、芋は別途銘々でで取り分けるスタイル。





お肉は Costco。一人分 450 - 500g くらいだけど、食べきれます。残して翌日にどんぶりやサラダにするのもあり。ソースは、赤ワイン 100cc + バルサミコ酢 100cc + 塩

焼き時間は 6 分づつ、大体 12 分。








いい感じのエンドウ豆🫛は、ニンニクの香りをつけたオリーブオイルで炒めて添え。





ジャガイモ 20 個は、茹でたあとにオーブンで 90 分くらい焼いて、表面をカリカリに揚げたような食感になります。





ステーキのトリミングで落とした部分は細かく切って、ニンニク、干し椎茸、玉ねぎと天汁と塩で煮て、混ぜご飯。




チーズボード






今日のワイン





Saturday, July 26, 2025

天麩羅と Chardonnay を頂く



天麩羅、今日の主役は三度豆。市販品とは香り、皮の柔らかさが別物でした🫛


天種


海老、三度豆、茄子、玉ねぎ、人参、しいたけ、海老かき揚げ、かき揚げ丼、薩摩芋




海老 (2)




三度豆




茄子


たまねぎ




にんじん 
一番の課題。。。



しいたけ




海老のかき揚げ
もっと丸く仕上げたい。




野菜のかき揚げと味噌汁




さつまいも: 今日は高さを低めに、油にヒタヒタにつかるくらいに調整し、中心部分に火が通り易いようにしてみた。







前菜は三度豆の胡麻和えと、トマトの湯剥き (バルサミコ酢)






油ならしは、揚げパンの代わりに、茄子を揚げてみました。





天麩羅は買った野菜の一部だけ使うだけで結構余るのと、天つゆも余るので、茄子の揚げ浸しにしてしまうとベストなのではと考えました。天つゆだけだとちょっと味が薄いので、塩を足したり、唐辛子を入れたり、ちょっと濃いめに味をつけた方が良さそうです。お味噌汁にも揚げ茄子を具に追加してみました。


天つゆの材料

  • 水 800 ml
  • 味醂 200 ml
  • しょうゆ 200ml
  • かえし 50ml
  • 清酒 100ml
  • かつおぶし 20g


今日のワイン

2022 Grand Calcaire Chablis (Chardonnay)
Burgundy, France 




2023 Estate Chardonnay, Ridge Vineyards