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Friday, January 10, 2025

定期健康診断


1年ぶりの定期健康診断。特に変なところはなく、血液検査も問題なしでも、何かの予兆か水分不足が原因で許容範囲ギリギリの指標がある。毎日使う水筒を大きく、1日最低2ラウンド (2,000ml) 飲むようにする。ぼーっとしてると夕方になってしまい結構大変。2 日目にしてすでに周回遅れ。



California Burger: サイドをサラダでなく、たまには french fries にしたい。やっぱこの方が美味いです。avocado + swiss cheese もしあれば目玉焼きがのっかると💯


安静時の心拍数が 40を切るのが、主治医としては気になる点らしく、その場で心電図をとると “negative T-wave” (T-wave inversion, TWI / 陰性T波: 心電図波形のT波が上向きでなく、下向きになる) という異常波形が観測され、さらに検査する羽目になる。病気か過度の運動でなるらしく、多分後者の原因だろうけども何も問題ないことを確認するために要追加検査。診察中も Watch から低心拍警告が発動されて気色悪い。Haptics の気色悪さなんとかしたい。

Watch といえば、VO2Max の推定がわりと正確になってきた気がする。Jack Daniels 博士の v•dot のモデル値にかなりあっていて、今越えられない壁はまだ実際に越えられないことがわかった。

今日行った 2000m (3’30’’) に 800m 歩きの休憩 x 2 セットでも、最初の 1000m に到達する前に乳酸処理が間に合わず「やっぱりな」という確認をする練習になりました。ゲームでも強い敵やトリッキーな動きに最初は翻弄されつつも、回数をこなすと慣れてくるので、そのうちレベル上げをしていつかは倒せるのではと思います。


Wednesday, January 1, 2025

休憩の合間にハイキューを読破!


休憩の合間にハイキューを読破! アニメ版では稲荷崎高校戦までは何度か観たので、実際に読んだのは[ゴミ捨て場の決戦]くらいから最終巻まで。ストーリーが1 年目夏の全国で終わりでなくて、結構長い時間スパンで描かれているのも良かった。実はバレーって楽しいゲームだったんだなーと思う。中学から高校まで “一応” バレーボール部に所属してましたが、そもそもゲームの原則や面白さを知らないままだった。

当時の主ゴールは、何といっても [怒られないこと] である。当然これではゲームの醍醐味を知らずに終わっておかしくない。で、当然ゴールがずれているので、技術が成長することもない。数学が嫌いで苦手なまま学生終わってしまった的なケースのバレー版かと。

結局、ボールを永久に地面に落とさなければよかっただけなんでは…

走技術をかじってきて思うけど、特にアマチュアレベル程度でするなら、いわゆる才能とよばれる先天的な要素でかたづける前に、正しい有効な技術を効率的に学ぶ方法があるはずである。そうするといろいろな局面で、指導者側にも責任の一端があり。いま自分が大学で担当している授業でも、導入段階ですべきことは概要云々の前に、学びが「楽しい」と思えるようなしかけ、学ぶ動機づけの提供も必要なのではと思う。大学は義務教育じゃないし、うちの担当は選択科目で自ら選んで履修してるわけだしと考えてたけど、やっぱ時代や顧客のニーズに合わせるには要るかも。

正しいバレーの原則:

① 相手より先に 1 セットあたり 15 点とること (当時はサーブ権有り)
② 自分らの陣地にボールが落ちる前に、相手コートにボールを落とすと点が取れる。
③ どんな方法でボールを落としても同じ 1 点。一度に 2 点以上得点が動くことはない。


当時の間違った認識:


① 高さこそが全て
② 攻撃は強打がすべて - より鋭角に打つと高得点
③ スポーツは才能と体格だけで決まる



そもそも理解していなかった点

① どこでもいいから相手コートのどこかにボールを落とす。
② ボールを落とすには、強打でも、柔打でも、しょぼいパスでもなんでも、ネットにひっかけても、スタイルは問われない。
③ フィギュアスケートのような演技点はない。かっこよさは求められない。
④ 相手を撹乱したり、隙を狙う戦略性も重要。
⑤ たっぱがなくても、できることもある。
⑥ 所詮はアマチュアレベルのゲームである。
⑦ 1 回や 2 回で相手にボールを返してもよい。
⑧ そもそもルールブックって読んだことあったっけ?


結局、なんとかしてコートにボールを落とさず、永久的に 3 回以内に相手に返し続けていれば勝てる。いやー、これを最初に理解しときたかったわ。

剛体の運動力学を知っていたら、サーブのメカニズムを理解して 15 回連続サーブみたいな究極奥義習得の修行ができたかも。


ゴルフは [少ないストローク数で上がることが全て] ということを割と初期に解ったつもりなので、ほどほど楽しいと思えるようになった。最近は労力をかけるのが事実上不可能になって下手に拍車がかかり、つまらなくなった。逆に、一打一打を適度に"てきとー"にできるようになったのが良い方向に作用するようになって、数字の上では改善してしまったという皮肉。更にいろいろな無駄な動作や思考を無くしていけば、もうちょっとマシになるかもという気がする。

と、いろいろ考えたけど、仮に現役時にゲームの本質を理解したとしても、そもそも「コミュニケーション能力」が欠けているので結局詰むわ。

アニメ版と違って、原作を読むと文字情報と登場人物が多くて、意外と読むのに時間がかかりました。

ドラゴンボールだと「はっぁあああ」、「うぉぉー」、「ぐぎぎぃ」とかが多かった印象なので速く読めた気が。

とりあえず今年の初日は 15K E-pace run から開始。昨日は 3000m (4'00''/km) x 4 のインターバルだったので、軽めにしています。


月間走行距離を増やすのはいろいろしんどいので、ジョギングの質を上げれるようにがんばりたい。多分出張もなく、風邪も引かない場合の好条件が整って 350 km くらいが限界かなと。それだったら質を上げた方がトレーニング効果は高いはず。

で、🤔恐らくだが、いわゆるサブ3をするのに必要な月間走行距離、というのは人による。陸上経験がある人、ない人、年齢や筋持久力の強さで、必要な練習量は異なるので、一概には言いにくい。僕の場合は、

  • 陸上経験なし
  • ちゃんと走り始めたのは 1 年前
  • マラソンは未経験。ハーフは 1 回レースで完走しただけ。
  • まだ 5K のタイムを磨いているだけ
  • 5K の PB が 18'20'' 
  • 10K の PB が 39'47''
  • 月間走行距離 250 - 300 km (怪我をしてない場合)

5K のタイム的には 3 時間以内に走れる走力になってきたのだが、まだまだハーフですら 4'00''/km で押せる気がまったくしないし、そもそも挑戦したこともない。練習レベルでは 4'15''/km で 13-14km くらいがせいぜい。ハーフをジョギングレベルでとりあえず走るのは、前日に高強度の練習をしていなかったら、いつでもできる。

したがって、マラソンに拡張しようとすると、そもそも筋持久力を鍛えるべく、30km, 35km, 40km くらいの距離をコンスタントに走る練習が不可欠になってくる。多分、心肺機能より脚がすごく辛くなると思う。

そうすると 5K の練習だけで 300 km 近く走ってしまうわけで、いわゆる距離走を練習に組み込んでくると、マラソンのための特異的な準備を行う期間は、特にどうしても月間走行距離は 350-400 km くらいになっていくのじゃないかなと思う。なので、僕の場合は月間 300km 程度では、3時間以内に走るのは無理かと。



Monday, January 15, 2024

数年ぶりに風邪をひく - 運動量が増えて免疫力が低下


久々に風邪をひく (今は完治してます)。何がわるかったのかなぁといろいろ考えたら、多分ですが、栄養不足による耐性の低下。感謝祭あたりから 50 日連続で毎日何かしらの運動•トレーニングを継続していたら、消費エネルギーに対して十分に糖質を摂れてなく風邪を引きやすくなっていたという素人的な見立て。速く走るには、体重と体脂肪を同時に減らした方が楽に走れるに違いないということでタンパク質や野菜をよく食べ、スナック菓子系の完食を半分以下にカット。

とくにご飯やパスタ類の量を制限はしていない。のだが、結果的に長距離走で消費したエネルギーや、必要栄養素を補給できていなかったのだと思う。

風邪を引く直前の 3 日間は毎日 20km 走る + 歩くをして、食事はチキン/海老の野菜サラダ、スープ、卵とくるみというのがよくなかったかも。ちゃんと炭水化物も、動くのに必要な分はちゃんと取らないといけないようです。

もともと週 1は最低休息日を設けてるんですが、「Move Goal Streak が記録更新中です」なんて通知をみたらそこからどんどんさらに 1 ヶ月、50日連続で記録が途絶えました。























Tuesday, January 24, 2023

期待を裏切らない最悪の出張が終わる

この数年間難儀を極めた案件が漸く片付いた。どうなることかと思ったけど、滞在終盤になってようやく食べ物の味がわかるようになった。

もともとこの出張を予定したのは数ヶ月前で、できれば天変地異かなにかが起こってキャンセルしてなくなって欲しいと思うくらい最低最悪の出張になることはわかっていたが、金輪際御免を蒙りたい。


いろいろ行った中でははなたれが一番良かったです。

■ 魚と酒 はなたれ 丸の内トラストタワー店
〒100-7001 東京都千代田区丸の内1丁目8−1
厳選された日本酒とつまみが取り揃えられていて気軽に入れる店

手取川、越後桜が合ってるかなと思った。
越野景虎、白瀑ど辛は上品すぎ。
花邑はフルーティー過ぎだった。
グラス 3 杯が限度なのが残念。。。こればっかりは仕方ない。



高級魚になってしまった鰯、はちびき (赤鯖) が特に美味。

元々苦手な東京。今度は滞在を楽しむ余裕があるといいなと思う。






Monday, October 17, 2022

COVID-19 2nd booster

COVID-19 2nd booster (4 回目) と flu shot を同じ日に摂取。

booster は予約必須でもいいとして、flu shot はいつもと違って「今年は供給が少ないので予約なしでは受けれない」そう 😱⁉️

そんなんで今年の冬は大丈夫なのだろうか。

筋肉が痛い以外は全く副作用はなく、摂取翌日から普通に運動できました。

Wednesday, September 21, 2022

怪我の快復


 

ようやく首と手首が治ってきた。まだ左側の組織がばらけている感触はあるけどフル•プランクをしても手が痛くないし、車を運転するときに振り返ってもしんどくない。そろそろ長時間料理しても大丈夫かも。そもそも気圧や気温の急変で悪化することを心配していたけど、毎日 12-14 時間くらい座って 5 時間睡眠みたいな生活から強制的に離れたのが実は治療になってしまったのかもしれない。


最近新しい運動器具を導入。振り回す以外にもいろいろ使い道があって面白い。5km で 20 分切るのはテクニック次第で達成できるらしいので、TRX と一緒につかって体のバランス感覚や体幹によさそう。


RMT Club

https://www.weckmethod.com/

https://www.youtube.com/watch?v=kRCYVhPE0bI



今年はゴルフ場での練習すら移動時間もとれず月1にも満たないペースになってしまいましたが、速く走るための練習が結局役に立っている模様。先月は久々に 3 回周れて(ラウンド#5 ~ #7) 平均 79.67 (82,78,79)36ホール連続ダボなし ぎりぎり 80 切れた。putting が全然あかんかったけど。19分台にしたい。

Sunday, September 4, 2022

自動車事故から半年経過: 軽傷と感じても治療大事



真横から車をぶつけられて(T-bone)からちょうど半年が経過。

特に大怪我をした感覚もなかったので2 ヶ月くらいで治療が完了すると思っていたけど、まじで治ったかどうかは冬まで様子を見る必要がありそう。お医者がいうには手首や首周りはけっこうデリケートな組織で構成されていて治りにくく、人によっては 1 年ぐらいの時間差でムチウチ症状が出たりするそう。特に寒くなったときとか。今回わかったのは、外傷がないのは見た目にもわからないのでタチが悪い。今の時点で感覚的にはほぼ治ったのですが、重い物を長距離持ち運んだり、キッチンに長時間立ったりするのがまだ NG。


治療自体は肩こりの改善にも役立っているのですが、週に6-8時間とられるので、ほぼ生産性が 20% 損失しているのが痛い。


不思議なことに、走ったり、プランク、縄跳び、ロープを振ったりといった基礎修行系の運動は全然問題なく、むしろ症状の緩和になっています。今度当てられたときのために、首や関節も強化したいなと思います。


写真: Halloween jack o’lantern 🎃に似ている気がした。 

Tuesday, August 30, 2022

久しぶりの出張予定 陰性検査不要の境界日と重なる

 


久しぶりの出張予定。よりによって境界条件のテスト日と重なる。。。日本時間 0:00 から陰性証明の提示が免除になるそうだけど、こちらの出発時点ではカレンダーの上では前日だけども、日本時間ではすでに午前 0 時を大幅に過ぎているので理屈の上では不要。しかしながら空港カウンター、税関などいくつもの関門で、即日中に共有されている可能性がとても高いとは思えないので、陰性証明は取得して移動することに決めました。最初っからトラブルも嫌だし。


この際幾許かわかりやすく、

- 日本政府指定のワクチンを N 回接種していたら: O月O日 OO:OO (日本時間での到着時刻) 以降の入国について、陰性証明の提示はもう不要です。年齢、性別や国籍、滞在先の国や地域等について特別な条件は設けません。短期滞在用ビザ、団体ツアーも不要です。

- N 回未満の人は: 陰性証明の提示をしてください。
(飛行機の発着時間でどうしても一部当たり外れがでるけどそこは勘弁してください🙇)


または

- O月O日 OO:OO (JST) 以降の入国に関しては、ワクチン接種のステータスに関わりなく陰性証明不要、MySOS もふくめて撤廃します。短期滞在用ビザ、団体ツアーの必要もありません。

とかくらいの簡素で、極力妙な解釈が不要なルールにしてほしいなと思います。




写真は全然関係ないのですが、日本酒とパスタ & カリフラワーのハーブ焼きとペアリングしてみる。両方の国🇯🇵🇮🇹から怒らせそうですが、けっこうよい組み合わせじゃないかと思う。おちょこでなくでグラスでまとまった量をあらかじめ飲む分を注いでおくのも飲む量がわかりやすくてよいかと。

Friday, March 4, 2022

青信号を進行中に T-bone (ティーボーン / 側面衝突) の被害に遭い車全損



車🚙を買い替えるタイミングは、毎回例外なく事故にまきこまれることによる全損 (total loss)。アメリカでしか車を乗ったことがないので、すべて渡米以来の事故ですが、なんだかんだ全損です。

いつもは 「(保険会社が) 検討を重ねた結果、修理をするよりも、全損 (total loss) で処理した方が保険による補償額が大きくなるから全損にしましょう」、という流れったのですが、今回は 100% 誰が見ても全損とわかる事故でした。


事故#1: 運転席側のドアに、トラックに牽引されていた荷台が外れて辺り、直すより全損の方が高かった。学生時代に乗っていた車をそのまま使っていたので、まさかの車の価値が増えて全損扱い。トラックは当て逃げ。おそらく無保険。

事故#2: 高速道路運転中に、渋滞で止まったら、車線変更してきた後続車に斜め後ろから当てられる。修理可能そうだったけど、部品が調達できなくて最終的に全損扱い。



今回の事故では、私は青信号を直進していて、当ててきた車はなぜか赤信号で発進してきて、避けきれず真横から衝突されました。相手は、日本で言えばとっくに引退している年齢で、まさかの無保険でかつレンタカーに乗っていた。

乗っていた Mazda CX-5 は、(1) 横方向からの衝突に強い、(2) 窓ガラスが割れにくい、(3) 助手席側から衝突(かつ無人) という条件があり、それが幸いしました。車に他に誰も乗っていなくてよかったです。


衝突直後は、機械的なブレーキは効いたものの、電気系統が壊れてしまってエンジンを手動で切ることができず、消防士さんにワイヤーで電線を切って無理やり停止してもらった。

炎上しなくてまじで助かった。

とりあえず車が炎上して焼死はしゃれにならないので、すぐに脱出して離れてから、緊急 (911) に電話をして、救急車(当てた方が必要という意思表示をした)と消防車、警察が飛んできました。

一応、見た目に全損した CX-5 は、AAA の牽引車に載せて最寄りの処理センターに輸送。

レッカーしたおっちゃんは、私が普通に歩いている姿をみて、幽霊かと思ったそうだ。

事故処理は、保険会社 (AAA) にあとは全部任せました。

大体 1 週間くらいしたら、全損の査定額がでて、ほぼ新品並みの補償がされたのが不幸中の幸でした。

とくに今後保険料 (premium) が上がることもないらしい。

その間、レンタカーを借りて生活(保険でカバー)。


買換え

COVID-19 の影響で、新車(および中古車) の在庫が極端に少ない時期で、世界的に全く在庫がなく、Tracy まで行って同じモデルの 2022 年版を買ってきた。

というのも、CX-5 は乗り始めてから日が浅く、もうちょっとは乗りたかったのと、今回の衝突結果 (T-bone) や、改めて調査した衝突実験の動画を評価してみて、CX-5 は安全面でも優秀だとわかった。フレームが頑丈で縦横方向の衝突に強いし、窓ガラスが割れにくい工夫がしてある。


Car Crash Test Compilation 15 Small SUV – Side Impact Comparison
9:00 くらいから CX-5 が出てきます。


他の車は、衝突は防いでも、ガラスが飛散してドライバーに突き刺さりまくるとか、いろいろ欠陥がある。

保険会社の次は弁護士に相談してさらに処理。結局片付いたのは、2022 年末になりました。


治療

幸い、目立った怪我はなし。

事故直後に Advil を飲むことができず、3 時間くらい経ってから飲むハメになったのが痛い。

その後、2022年末の12月まではセラピー、マッサージに通うことになった。

治療代は全部出ました。

体幹系の運動は普通にできたが、ゴルフバッグを担いで移動ができなくなり、プッシュカートがないとプレーできなくなりました。ジャンプ系種目、なわとびもできません。バトルロープは、振動が若干首に来る感じがしたので、量は控えル必要がありました。

同年 9 月ごろにもう普通にゴルフもできるだろうと思ってバッグを担いだら、すぐに頸椎椎間板ヘルニアのようなグロッキーになってしまう。1 週間毎日セラピーに通ったおかげでなんとか復帰。結局、担いでプレーできるようになったのは、2024年の夏、2 年以上経過してからでした。

目立った外傷や自覚症状がなくても、数ヶ月や数年たったら突然体が痛くなるということがあるので、事故後はできるだけ早くお医者さんに診てもらい、セラピーやマッサージは事故直後に受ける必要があるなと痛感しました。

そういう点では、走った時に右足ばかり怪我するのは、事故当時にアクセルかブレーキを踏もうとして踏ん張ったときの衝撃のせいかもしれない。

Thursday, August 16, 2012

家を購入する

ついに念願の自宅を購入できました。 実のところは、今年に家を購入する計画はまったくなかったし、そもそも住宅ローン (mortgage) の審査がパスするはずがないと思い込んでいたので、不動産購入は早くても来年2013年になるだろうと思っていました。

下準備


不動産は実は7年前くらいにRobert Kiyosakiの"Rich Dad, Poor Dad"シリーズを読破してから、(このブログでも書いていたように) ずっと欲しかったのです。今から思えば、もっと早い時期に、大学生になってすぐ又はそれ以前に"Rich Dad, Poor Dad"を読んでおくべきだった!!!

「いざ、家かうぞ」と思ってから家を見始めるのは遅いと思っていたので、4,5年前からたまに週末のOpen House (実際の売り物件を、主に週末に数時間解放して見せてもらえる仕組み) に足を運んでいたおかげで、わりと物件を見なくても立地条件と物件の部屋数などを見れば、価値や住み心地については大間かな目処がつくようになった気がします。

頻繁に家を見ていた2007, 2008年ごろはシリコンバレーの物件は史上最高値を更新し、ローン利率も6%は超え、月々の支払いを計算してみると、家を買うのは夢のまた夢。 恐らく、予定に反して購入に至れたのには、要因が3つあります。
  1. 物件の価値 (正確には売値) が、数年前に比べて20~50%くらい低くなっている
  2. 金利が4%を切る
  3. 自分で思っていたほど、頭金を用意していたり、月々の収入が極端に高くなくてもローンの審査が通る。
1. と 2. については、Zillow.comなどで見ても明らかなのですが、2011-12年はこの10年間ではお買い得な時期の一つと言えます。不動産価値は長い時間スパンでみると、緩やかに上昇する傾向があるのですが、時折局所的に底値 (local minimum) を取ることがあります。加えて、利率が恐ろしく低く、3.75%で借りることができました。

20年前などは、利率が10%を超えていたと聞いた事もあります。タイミングが本当に幸いしたと思います。具体的には、前の所有者が購入したときの価格よりも20%は低い値段で取引できました。 3.については、自分で自分に制約を強いていました。ゴルフや仕事でも度々あることですが、変な思い込みは、進歩の妨げになりますね。実は今まで不動産の専門家に、具体的にどれくらいの数字であればよいかなどと、質問をしたことがありませんでした。自分の状況を詳しく伝えると、思った程敷居が高くないことをすぐに教えてもらえました。これが4年前だったらローンの審査は通らなかったでしょう。 

付け加えると、幸いにもちょうど2012年1月に自分の永住権が認可されたので、直ちにSiliconValleyRealEstateSearch.comというサイトに登録をし、物件の調査を開始。この時点では、1年後ぐらいに買えればいいなー、くらいにしか考えていません。その方が頭金も貯まるだろうし。

サーチ開始


すると、サイトに登録後3分後に不動産エージェントから電話があり、 「あなた家買いたい?」 「うん、すぐじゃないけど、1年後先くらいに絶対買いたい」 「とりあえず明日うちのオフィスに来て話でもしない?」 「じゃ、いきまーす」 といった軽いノリで、話を聞き、実はここから待ったなしで本格的な物件探しがスタートしました。まだまだ買うつもりはなく、冷やかしのつもりで物件探しをしていましたが、、、 冒頭で述べたように物件の売値が数年前とは比べ物にならないくらい安いのと、不動産だけは早いうちにゲットしていきたいと思っていたので、次第に本気で探すモードになりました。その後、担当不動産エージェントのローンブローカーとも話をして、ローンのPre-qualificationも意外とすんなりとおりました。(エージェントとブローカーはわりとセットで、チームとして動くみたいですね。) 家の購入に置いて、もっとも鬼門だと思っていたのは、ローン審査に合格するかどうか、だったのですが、そこはスムーズにパス。難しいのは、物件購入のオファーを売り手に通すことでした。これがほんとに大変。 自分の場合は、予め、物件を購入するエリアを郵便番号、利便性、騒音、住人データなどで細かく指定し、欲しい物件のタイプも決まっていたので、「これが欲しい」と思った物件をエージェントに告げて、その都度見せてもらったり、Open Houseに行ったり、夜中や夕方、早朝といった時間帯毎に同じ物件を見て近隣住人の特徴や治安状況も細かく調査しました。 不動産は場所が最重要。"Location, location, location"と、どの本にも書いてあるくらい場所がものをいいます。 自分の気に入った物件は1,2週間に1つくらいは見つかって、オファーは数々出したのですが、どれも通りません。半年間で100件は見て、20件はオファーを出しました。通らなかったのは、オファーの内容というよりは、売値に対して、他の人達のオファーはかなり高額の提示額を示していた模様。 すぐに家を買わなければならない必要性はなかったので、ちょっといいと思った家でも、場所が悪かったり、景観が気に入らなかったら、絶対妥協しないで「これはいや」、「NO」と言いました。とにかく、立地場所を最優先で、家自体が少々修理が必要でも、購入後に修理をすればよいということで探し続けてました。

不動産市場が異常事態?


物件を探し始めたのは2012年2月でしたが、夏にさしかかると、最初に設定していた価格範囲ではなかなかいい物件が出にくくなり、半年くらいでいい場所にある物件は10-15%くらい強気の値上げをして売りに出ることが多くなった気がします。2月の時点では、Los Gatos (95030), Saratoga (95070) といった割といい地域でも、$300k台のTown House, Condominiumが売りに出ていましたが、もう今では全然ありませんね。2月~3月頃は本当にバーゲンセールみたいでした。 どうも2012年春先から売り手市場になってきたらしく、こんなことがよくありました。
  • 購入オファーを入れて、もうこれでOK! といった矢先に、全額現金で購入するというオファー (all cash offer)が出てきて負ける。自分が出した20件のオファーで、15件くらいはこれで負けました。
  • 1つの物件に対して、41件のオファーが入る。最終売値は、売値 (asking price) の2倍弱。1つの物件に対して、10~20件のオファーが入るのは当たり前でした。。。
  • Asking priceの10-15%増しくらいの強気のオファーでも通らないのがほとんど、というか95%通りませんでした。
  • Bank Owned Property (銀行差し押さえ物件) は、投資家の巣窟になり、例えば2Bed-2Bathのコンドミニアムが$300k (シリコンバレーではバーゲンセール価格) で売りにでても、$450k, $500kに達することは珍しくない。
  • インド人、中国人が全額現金で投資物件として、大人買いするように物件を買いあさっていた。$400kの物件を全額現金で購入しても、cash-on-cash returnが5-8%出るかも。確かに自分も現金あったらするわ、これ。
後は勝手な推測ですが、今年は特殊技能労働者ビザ (H-1B)の枠が昨年や一昨年よりも、急速に埋まり、IT系の雇用がシリコンバレーで増えたこともあり、(途中大型IPOもあり)、利便性の高い場所にある賃貸や家が高騰してきたのではないでしょうか。3, 4年後には、一時的に不動産価値が局所的なピークを迎えるような予感がします。

購入


なんだかんだで、ようやく物件探し開始から約半年後に、これまで見てきた物件の中で、最高の立地条件の家が見つかり、幸いにもオファーが通って購入手続きに入ることができました。 この物件については、売りに出たその日に不動産エージェントから情報をもらってオファーを入れました。同時にもう1件、自分よりも高い購入価格のオファーがあったのですが、エージェントが鋭く交渉をまとめてくれて、めでたく自分が購入できることになりました。売り主は、その週末にOpen Houseにする予定でしたが、それもキャンセルされて、売り出して3日目には購入手続きに入りました。 手続きが完了する (Escrowがcloseする) までには、およそ30日くらい要しました。手続きの詳細については別エントリーで書きます。 振り返ってみれば大変な作業でしたが、家を買うプロセスは学ぶ事が多く、楽しいですね。このプロセスは、今後ぜひ続けていきたい。。。

家について


前のオーナーがいろいろと家をアップグレードしてくれていて、すぐに引越ができる完全にmove-in readyな状態でした。壁のペイントも綺麗で、何よりも、キッチンにはほぼ新品の冷蔵庫とコンロ、書斎には(自分の会社の机よりも立派な)オフィス用机、寝室の壁に本棚が組み込まれており、とっても自分のライフスタイルにマッチした構造です。

こんな机↓が置いてありました:

キッチンも前の家よりも広く使いやすくなったので、またクッキングも再開したいですね。

とにかく天井が高い! 奥の扉は玄関で、扉の高さは2m弱あります。

ソファーも置き土産です。暖炉もありますが、まだ1度も使われていない新品です。

窓の外は木が多い茂っていて、周囲に誰も住んでいないかのようです。

 部屋の壁が本棚になっています: あとは、地道に細かいところにペンキ塗ったり、装飾したいですね。。。