Wednesday, December 27, 2023

Cannelés de Bourdeaux また失敗



開眼したと思ったら、またもや失敗😤😱。12月は全滅したので、来年は再現性をよくして、ちゃんと食事の〆に出せるようにしたいと思います。食べ方として、canele の中心に針で穴をあけてブランデー、ウィスキーを注入して食べるのが美味しい。

型の生地の注ぐ量や焼き時間よりも、結局、焼成中にカヌレが型の側面にくっついてしまい、底へスライドしてこないのが理由ぽい。銅型は一度シーズニングすると、以後は不要ということだったのですが、結局型のシーズニングが甘いようです。

Bourdeaux 本家🇫🇷の動画では、シーズニングした型に、バターの代わりにスプレー塗布してたので (beeswax 使わんのかいな!?)、スプレーも試してみよう。


完全に意地と自己満足 (= 趣味)。
https://www.youtube.com/watch?v=ktchX973X0M







Wednesday, December 20, 2023

Spaghetti all’Assassina を参考にしたワンパン•トマトソース•パスタ | One-Pan Pasta

 


ワンパン•パスタを動画にまとめてみました。

発想としては、Spaghetti all’Assassina、暗⚪︎者のパスタを参考にしました。トマトが多いこともあり、見た目はトマトソースのどぼどぼ浸かっています。ちょっとトマトが多すぎたかも。サムネイル用に撮影したときのものの方が、ほどよく水分がぬけていていい感じでした。


[材料] x 人数分
* パスタ 60-80g
* 玉ねぎ 1/2 個
* トマト 1 個
* にんにく 1 かけ
* チーズ 20g
* 塩と胡椒
* オリーブオイル
* 赤唐辛子 (お好みで)


パスタは、リガットー二 (rigatoni)、ペンネ (penne)、ジッティ (ziti) など、ショートパスタが作りやすいです。スパゲッティー (spaghetti) などロングパスタでも大丈夫です。フライパンの大きさに合わせて半分の長さに折ってもよい感じです。


作り方は大雑把で、温めたフライパンに油をしいて、玉ねぎとトマト、パスタを入れ、15 分程度加熱します。加熱時間は、パスタの通常の茹で時間の 2 倍くらいが目安です。

時々鍋底からひっくり返して、満遍なく火が通るようにするだけで OK です。

動画内では、にんにくで油に香り付けするなどしていますが、ガーリックパウダーに置き換えたり、にんにくのスライスをトマトと一緒にいれて放置でもよいです。

トマトは、トマト缶でもよいかと。

フライパン以外でも、鍋でもできます。油やトマトが飛散しにくいので、そちらのほうが後の掃除の手間が省けるかもです。

撮影時のコンロが max 汚いときで失礼しました。

Tuesday, December 12, 2023

カヌレ (Canelés) また失敗 | White Butt Problem (白尻現象)

因縁のCanele。足の裏についた米粒のように取らないと気が済まない。知らない方がよかったかも。


結果: “White Butt” Problem (白尻現象) 

原因: 型に生地を注ぎ過ぎていて、一度膨らんだ生地が型の底にまで戻って来ないで焼き色が甘くなる???

ちょっと底側の仕上がりが柔らかい。







先月でかなり焼けるようになったと思ったら、

  • オーブンの余熱が足らないのか?
  • 外気温が数週間前よりも冷え込んできたとか?
  • 同じ 53g を型に注いでいるつもりが数%ずれているのか?
オーブンの設定、生地 (appareil) の作り方は全く同じにしているつもりなのですが、まだまだわからないことだらけ。


もしかすると焼き時間を単純に増やすだけで、解決できるのかも? 


一個 生地を 46g だけ注いだものは、綺麗な焦げ色がつきました。中が大空洞ができたので、これは注ぐ量が少な過ぎ。





うる覚えでは、11 月初旬に立て続けにグレードAになったときは、オーブンの余熱を(ほったらかしで)2 時間くらい温めたかも?


牛乳を 95 ℃まで沸かしてから混ぜてタンパク質を壊し、砂糖と卵黄はほどほどに白っぽくなる手前で混ぜ終えるようにすると、断面はより黄色く、きめ細かい気泡になってきました。中身は、先月よりもいいという感想を複数いただきました。






こんなに再現性に苦労する食べ物だったとは。。。。。


先月調子に乗って作り方動画にまとめようと思ったんですが、まだまだ再現性に難ありということもあり、失敗と原因対策、実験結果的なまとめの方がよいかも。




Thursday, November 23, 2023

Zoom Turkey Trot 5K Run に出る

 


感謝祭に 5K Run に出走。

短期目標では 5 km を 19 分台で走りたい。

目標ペースは、3:50 分/km。

今の所のベストは 4:15 分/km くらい。5 km で 21'30'' くらい。 

今日はやるきまんまんで、レース前にコース全長の下見で 5 km を全部回って確認。レースとあわせて 10 km 走りました。

コースは、はじめ池の周りを周回、その後遊歩道 (trail) の直線を登って、折り返して下ってくるというコース。

作戦としては、最初の池でほどよくペースをつくり、登りで抜いて、最後はしんどい中で重力を利用して加速してゴールするというもの。

結果は 21:57。

年代別 (40歳代) ではこれでもトップ、全体で 8/220 番。


Apple Watch はマイル表示にしていて、5 km が 3.11 マイル。最初の 1 マイル目は、池の周りの周回で、道幅がせまくて思う様にスピードが出せず失敗 (7'17'' min/mile = 4'32'' min/km)。

2 マイル目は、ゆるやかな登りで、ここは結構加速できてよかった。

最後の 3 マイル目は、ゆるやかな下りで、ここで加速する予定だったのですが、おもったよりも速く走れず、登りと同じかむしろ遅い (6'55'' min/mile = 4'18'' min/km)。


インターバル練習が、よいそうなので、一周 400 m のトラックを 90 秒以下で走るように練習してみています。 

仮に 90 秒 / 400m の一定速度で走れたとすると、1 km が 3'45'' で、5 km は 18'45'' になる計算。

次のイベントに向けて走力強化と減量をがんばる。






Monday, November 20, 2023

カヌレ (Canelés) を綺麗に焼く6 つのポイントと典型的な失敗例


ようやく銅型で焼けるようになりました。焼き始めたのは 2019 年で、そのときはテフロン型を使って焼いていました。カヌレ (Canelés) は料理の中でもやり込み要素が多いと思います。材料は単純で、単にカスタードを型に入れて焼くだけの料理だけど難しい。いくつかのポイントを押さえることで上手に焼けるようになるので、そのポイントを解説します。


ポイント 6 点

(1) 生地の混ぜ方

(2) 冷蔵庫で寝かせる

(3) 生地は計量して流し込む

(4) 型について: テフロン vs 銅

(5) 型に塗る油の量が、仕上がりに影響する

(6) 焼く温度と時間が重要








基本の作り方


まずはうちの基本のカヌレ (Canelés) の作り方


材料


  • 牛乳 500 ml
  • 砂糖 200g
  • 卵黄 4 個
  • バター 50g
  • バニラビーンズ 1 本
  • 小麦粉 100g (all-purpose flour, 中力粉)
  • ラム酒 4 tbsp (60 ml)


  • 型に使うバター 100g くらい
  • 銅型を最初にシーズニングするために使うひまわり油 50cc くらい


準備


  1. ボウルに砂糖と卵黄を混ぜる。
  2. 牛乳にバニラビーンズを入れ、火にかける。牛乳は沸騰または、85 ℃を超えるように加熱させ、タンパク質成分を壊す。こうすることで、泡立ちにくくなり、マッシュルーム現象や断面に気泡が入りにくくなる。バターも加える。
  3. 牛乳を 65 ℃にまで冷ます。
  4. 牛乳の 1/4 (125 cc) くらいを、砂糖と卵黄のボウルに加える。泡だてないように、ゴムベラなどを使う。
  5. 小麦粉をふるいながら追加して混ぜる。
  6. 残りの牛乳を 1/4 づつ追加して混ぜる。
  7. ラム酒を混ぜる。
  8. 冷蔵庫で 24-48 時間寝かせる。最大 96 時間まで保存可能です。


焼き方

  1. オーブンを 550 °Fに予熱する。
  2. 予熱をしながら、型に溶かしたバターを流し込んで、捨てて満遍なく塗る。型は口側を下にして、余分なバターを落とし、予熱ができるまで冷凍庫に入れる。
  3. 生地を冷蔵庫から取り出し、室温に 30 分程度おく。静かに生地を泡立て器などでまぜて均一にする。30-40 RPM くらいのゆっくりした速度で撹拌する。
  4. 型を冷凍庫からとりだして、型の底の中央に鍾乳洞のように固まった余分なバターを削り取る。余分なバターが型に残っていると、その部分だけ焼き色が薄くなります。
  5. 型に同じ量の生地を流し込む。うちの型は 55g が適正でした。少なすぎると、なかに空洞ができたり、多すぎるとマッシュルーム形状になりやすい。縁から 1cm くらい (3/8’’) に液面がくるようにする。
  6. 550 °Fのオーブンで 15 分焼く。
  7. オーブンの蓋をあけないで、400 °Fに温度をさげてさらに 40 分焼く。
  8. すぐに型から取り出して、ワイヤーラックの上などで冷ます。このとき型からスムーズに外れるのも成功のポイント。


焼き時間は 60 分程度ですが、型の準備などで 90 分くらいは見た方がよいです。


Thursday, November 2, 2023

Cannelés 焼きのために型をシーズニングからやり直し



感謝祭が近づくとなぜかCannelés焼きに挑戦をすることが多いです。週末に合わせて生地を冷蔵庫に仕込んで、今度は焼くのを忘れないようにしたいです。型も 1 年使ってなかったので、もう一回シーズニングからやり直し。


今一度昔調べた文献などをじっくり読み返すと、レシピや材料そのものよりも、調理のテクニック、プロセスに秘訣がある気がする。基本的にレシピ(材料の分量、材料混ぜて→冷蔵庫で寝かせて→型に注いで焼く)というのは一緒で、大事な秘訣がいろいろ言語化されていないのではと思います。


(1) 卵と牛乳、小麦粉の混ぜ方、泡立て器の回転数を 120 RPM以下になるようにゆっくり。タイマーで測って、1 秒で 2 回転しないように制御しながら混ぜる。

(2) 型に注ぐ量を均一に計測して、注ぎすぎないようにする。去年は 55g がよさそうだった。注ぎすぎるのは、”white mushroom” の原因の一つらしい。

(3) 温度: 550 °F (10分) → 400 °F (50分) が正解か?

(4) 型の準備をより完璧にする。バターの注ぎすぎもよくないらしい。


今年こそ及第点になるかな..?

Friday, September 29, 2023

とんかつ | 盛り付けの技を盗む



とんかつ : 今回は盛り付けの勉強をさせていただきました。

次回から技を盗ませていただきます。

(1) もみじの葉: 厳選した 4-5 枚だけ塩のおちょこの上に盛る。
(2) 鮑の貝殻: 凸型の表面が上になるように台にして、酢橘を乗せる。
(3) 酢橘にはウェッジ型の切り込みを入れる。



貝殻は、刺身の盛り付けによくあるキラキラひかる内側を上に向けることしか考えつきませんでしたが、表面側を使うと立体感が生まれる。

酢橘など柑橘類は、赤道沿いに半分に切断した後に、ウェッジ型の切り込みを入れることで、果汁が搾りやすくなる。絞っても周囲に散乱しない。

冬場は、片栗粉かコーンスターチと水で葉っぱに雪化粧したらよいかも。

数年前よりはとんかつの再現性と一貫性がよくなったと思うんですが、まだ今日のもカットしたあとにロゼ色の肉汁が垂れてしまいました。数滴のドリップは許容範囲ですが、お皿を傾けて流れ出るのはNG。

パン粉は、いつも使っていたメーカーから変えたら、やっぱり仕上がりの剛性が弱く柔らかすぎて自重で変形しそうなので前のに戻したほうが良さそう。硬さは好みの問題ですが、個人的には(1) 衣の厚さは薄く、(2) 焼きたての sourdough bread のように外が固く、中が柔らかいのがいい。



前菜にパプリカの天ぷら。




今日のサラダは、きゅうりをつかって蜻蛉と銀杏に切ってみた。やっぱにんじんを使ったほうが、秋らしい色になる。



合わせるお酒は、日本酒やビールはなんでも合いそう。ワインだと白 (今日は cardonnay) 、赤もいい。塩よりも、ソースの方が赤ワインに合いそうなのでは、という感じでした。
  • 2019 Ridge Vineyards, Monte Bello Chardonnay
  • 2013 Ridge Vineyards, Carmichael Zinfandel
  • 2013 Ridge Vineyards, York Creek Mill Block Zinfandel
  • 2019 B Cellars, Cabernet Sauvignon