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Saturday, June 7, 2025

パスタの晩餐 | 海老の赤パスタ、アマトリチャーナ、カルボナーラ



パスタ 3 種を愉しむ晩餐です。


① 海老の赤パスタ (Spaghetti with Prawns)


トマトスープで煮て、赤く色付けたパスタ。

以前作ったのがこちら。参考動画もあり。
海老の赤いスパゲッティ(2024年6月)
https://www.seihiguchi.com/2024/06/blog-post.html

 
まずはトマトと魚介のスープを作る。

トマト缶、トマトソース、トマトペースト、セロリ、にんじん、玉ねぎ、マッシュルーム、別の鍋で炒めた魚介 (seafood mix)、パセリの茎、ベイリーフ、塩でスープを作る。30 分くらいで手早く作ります。



スープの液体部分を濾して、別の鍋に取り分ける。




同時にパスタを茹で始める。茹で時間は、パッケージ指定時間の半分、5~6 分程度。

fettuccine は 12 分だったので、6 分にしました。




スープを鍋やフライパンに注ぎ、しっかり温めます。





パスタを引き揚げて、残りの調理時間をスープで茹で上げ、しっかり魚介とトマトのスープを吸収させます。パスタの硬さをみながら加熱時間を調節し、同時に塩、オリーブオイルで調味します。



お皿にもりつけ、バジルと、別に焼いた海老をのせて完成。






② ベーコンのアマトリチャーナ (Sedani Amatriciana)


グアンチャーレの代わりにベーコンを使います。

トマト缶を煮詰めてソースにする。深い鍋でつくると和えるのも簡単です。





パスタは、sedani (セロリの茎) を使いました。スパゲッティでも何でもよいです。
お米もいいかも。








パスタは、指定調理時間の 1 分くらい前に引き揚げて、そのままソースに移し、チーズ、オリーブオイル、塩胡椒と和えて完成。





③ カルボナーラ (Rigatoni Carbonara)


全卵 + ベーコン + 黒胡椒 + チーズ。一人分よりも格段に作りやすいです。






パスタは rigatoni を使いました。ショートパスタは和えやすいし、盛り付けも早い。








仕上げにチーズ、黒胡椒もさらにふります。




サラダ: きゅうり、焼き黄色パプリカ、ブドウ


きゅうりは皮を剥いて輪切り、パプリカは細く切って塩で炒めてやわらかく仕上げる。ブドウは半分に切る。ドレッシングは、ワインビネガー、オリーブオイル、バルサミコ酢、塩胡椒、レモン。




スープ: 魚介のトマトスープ

海老のパスタにつかったスープ。普通にスープとして一品になります。



チーズ盛り






パンナコッタ とラズベリーのソース


生クリーム (450 cc) と牛乳 (400 cc) と砂糖 (150g) をまぜて火にかけ、ゼラチン 10g で固めます。生クリームには、レモンの皮とバニラビーンズで香りづけ。







まかない


Burger King の Whopper Jr. (M) x 2、このご時世クーポンで $6.55 はお得すぎる。




今日のワイン



  • 2024, Tablas Creek, Dianthus (Rose)
  • 2023, Monochrome Wine, Smile (Viognier)
  • 2017, Ridge, Perrone Merlot
  • 2020, Ridge, Lytton Estate Syrah
  • 2022, Ridge, Stone Ranch Zinfandel
  • 2015, Turley Cellers, Petite Sirah

Wednesday, May 21, 2025

大量ズッキーニの夏パスタ


夏らしいズッキーニのパスタであります。本格的なシーズンは 6-8 月とされますが、年中スーパーに並んでいます。大量に使う方法を編み出すため、ズッキーニだけでソースにしてみました。

ズッキーニは、油と加熱して塩味を足すととても美味しく食べれます。

チーズとの相性もよいです。
ズッキーニの代わりに、茄子🍆もよいです。

調理時間は、20-30 分。
ズッキーニは細かく刻んだ方が、調理時間が短くなります。




材料 (1人分 x 人数)

  • ズッキーニ (緑、黄色): 2 本
  • チーズ (parmesan cheese): 20g
  • 黒胡椒や山椒
  • パスタ: 80~100g


手順としては、
① ズッキーニを炒める → ②茹でたパスタ、チーズと混ぜる → ③ 塩味で調味して完成
という 3 ステップだけで簡単です。







詳細な手順

  1. ズッキーニを小さく刻む。2 cm 角くらい。時間があれば 1 cm 角に小さくしてもよいかも。(参考例では、大きく刻んだものと、剃って細かくしたものを使っていた。)

  2. フライパンに中火で、蓋をしながら、ズッキーニを焦がさないように炒める。15~20分くらい、水分が出て柔らかく、形が崩れるくらいにする。

  3. ズッキーニの仕上がりに合わせて、パスタを 10 分くらい、パッケージの指定時間より 1 分くらい短く茹でる。

  4. パスタを引き揚げて、ズッキーニのフライパンにそのまま引き上げる。パスタ水もおたまに 1 杯くらい加えて、和える。フライパンの火は弱火。

  5. チーズを加えて、和える。

  6. ソースの粘度が足らない場合は、パスタ水を加えて調整する。

  7. パスタを引き揚げてから 2 分くらいで和えつつ、野菜の水分をパスタに吸収させます。

  8. 塩で調味して完成。


参考動画のように、チーズをパスタ水で溶いてみたら、チーズが塊になってしまい失敗した団子のようになってしまった。味として問題なかったのだが、とりあえず仕上げにチーズを直接削って乗せて、和えました。



こしのはくがんの残りといただきました。
原酒は、たくさん飲むにはちょっと濃くて、甘すぎると感じことがある。
加水調整されたお酒の方が、バランスが整っているかも。




参考:




Monday, April 14, 2025

イベリコ豚の生ハムと椎茸のパスタ (Jamón Ibérico & Sedani)

最高級のイベリコ豚の生ハム (Iberian Ham) をいただく機会があり、トリミングで余った部分を頂戴しました。見た目に脂身 (白身) がバランスよく含まれ、ちょうど guanciale に似た見た目だった。なのでパスタにすると美味しいのではと思い、マッシュルームとあわせてみた。


イベリコ豚が美味しいのは、育ち方に秘密があるらしく良質のどんぐりを食べ、一般的な豚よりも運動量が多くて右引き締まっているだからだそうだ。原産は、イベリア半島、スペインとポルトガル。なので、この地方の生ハムは両方の国の特産? らしい。
  • English: Iberian Ham
  • Spanish: Jamón Ibérico 🇪🇸
  • Portuguese: Presunto Ibérico 🇵🇹

今回使うパスタは、Sedani というショートパスタ。Sedani はイタリア語でセロリの茎の意味で、パスタの形状がそれに似ているから。Penne よりも細く 1 cm くらい長い。茹で時間は 9-10 分。

Sedani の断面。




ETTO の 2000g パックで購入しました。



材料 (4人分)

  • Sedani 300g (またはスパゲッティ、penne, rigatoni など)
  • 生ハム 50~100g (またはベーコン、グアンチャーレ、パンチェッタ、ソーセージなど)
  • 椎茸150g (マッシュルーム、しめじ、えのき、エリンギなどで代用可)
  • 玉ねぎ 1/2 個
  • オリーブオイル
  • 胡椒
  • ハーブ類 (thyme, ローズマリーなど)
  • お湯 + 0.75% の塩分濃度 (1000 ml + 7.5g の塩、1% は超えない程度)
ショートパスタは、スパゲッティなど長い麺よりも少なめの量でちょうど一人前になる。スパゲッティが 80-90g でちょうど良い場合、ショートパスタだと 60-70g が適当。今日はたくさん食べたいので、75 g x 4 = 300 gにしました。



作り方

  1. フライパンを低温で温め、適当な大きさに切った生ハムを炒める。30-40 分くらいじわじわ加熱し、脂を出す。ハムは縮むため、2 cm くらいにしました。
  2. パスタを茹で始める。
  3. 10 分後に、マッシュルームと玉ねぎが出来上がっているように段取りをする。
  4. 別のフライパンで玉ねぎを炒める。生ハムから出た脂もじわじわ加える。理想的には、仕上げの段階でも脂を追加して乳化に使う。
  5. 2 分くらい玉ねぎを炒めたら、椎茸を炒める。火は注火 (4 / 10 段階くらい)。椎茸がしんなるするころに、パスタが茹で上がるのが理想的。
  6. パスタが茹で上がったら、フライパンに掬い入れる。生ハムの脂が残っていれば追加し、パスタ水 (おたま 2 杯くらい) も加えて、和えて入荷させる。油が足らなければ、オリーブオイルを足す。
  7. 生ハムを最後に加え、塩味を調整して完成。

フライパンでじわじわ脂を出しているところ。



できあがり直後。理想的には、この時点ですぐに食べたい。


翌日のお昼ご飯にした分。


Tuesday, March 18, 2025

野菜のパスタ2品: セロリとベーコン、アスパラガスとベーコン



結局普段メシは、パスタになってくる。不思議なことに毎日食べても飽きない。

火を通すと緑が鮮やかなになる野菜 2 種類とベーコンのパスタ。



冷蔵庫に余った野菜を使い切りたかったので、バランスよりも大量に野菜を食べ切るため、スパゲッティの割合が小さめです。



ベーコンとにんにくをじわじわ弱火で 5 分炒め、

野菜は、弱火でじわじわ 10 分くらい炒める。

茹で上がったスパゲッティを入れて、パスタ水とオリーブオイルを乳化、塩で調味して完成。

セロリは、加熱するとクセなく、しなやかになり食べやすくなります。


ここに茹でたじゃがいもを追加してもいいかもしれない。

Sunday, March 16, 2025

Shrimp Scampi with Spaghetti | 海老のスキャンピーソーススパゲッティ 柚子胡椒版




スキャンピー / scampi は、イタリアでは特定の種類の手長エビを指すらしい。アカザエビ🦐?


材料 (1 人分)
  • スパゲッティ 90g
  • エビ 5 尾
  • セロリ 1/3 本
  • 万能ネギ またはアサツキ (chive)
  • ケッパー
  • 昆布出汁
  • オリーブオイル
  • 白ワイン 50cc
  • にんにく
  • 柚子胡椒 小さじ 1
  • レモン果汁

バター、白ワインの海老ソース。今回はバターはなしで、オリーブオイルだけで乳化させました。linguini (平たい種類のパスタ) で作るのが一般的ではありますが、家にあるスパゲッティで作りました。パセリもなかったので、万能ネギで代用。アサツキ (chive) でもいいかも。

香味野菜でセロリを追加。

料理は適当に代用品で代替するのも面白い。




スパゲッティを茹で始める。茹で上がり時間 (10分後) に、ソースが完成しているようにします。



海老は予め、オリーブオイルで焼いてフライパンから取り出しておく。



みじん切りにしたセロリとニンニクを炒め、白ワインを流しこんで海老のうまみをこそげ落とす (deglaze)。昆布出汁を足して、加熱。


スパゲッティをひきあげ、フライパンに加えて 1-2 分さらに加熱、茹でるようにしてソースを吸わせる。

オリーブオイル、柚子胡椒、レモン果汁、ケッパー、万能ネギを加え、和える。70-80 ℃くらいが乳化しやすい。

海老を加えて、温めて完成。



スパゲッティは 10 分茹で、フライパンでも 2 分くらいは加熱したのですが、まだあと 1 分くらい鍋で茹でてもよかったかも。お皿にピンセットで盛り付けたときに、しっかりとぐろを巻いた形が保たれるのが理想なのですが、今日のは今ひとつで形がくずれてしまいました。


Saturday, March 8, 2025

ホタテとエビのスパゲッティ | 家庭だからこそできる原価完全無視の一品



晩御飯にホタテとエビをたくさんつかったスパゲッティ。アメリカでシーフードを手にいれる場合は基本的に冷凍なので、冷凍された魚介を使いこなすのがポイント (刺身や生魚も手に入ります)。
  • ホタテ: 小さめの冷凍品、Safeway
  • エビ: 大きめの冷凍品、Costco

作り方

エビは冷水につけて解凍、少々塩を入れる。大体 10-15 分くらいで解凍できる。

解凍したら、背中に切り目を入れて、予めフライパンで焼いておく。



パスタを茹で始める。茹で時間は 9 分、塩分は 0.75% くらい。1L の水に 7-8gが目安。

フライパンを温めながら、ホタテを凍ったまま入れる。あらかじめ解凍の必要はなく、中火程度でじわじわ加熱する。このときにニンニクも入れました。



5 分くらいしたらホタテに火が通ってきたら、トマト、フェンネルの種、ケッパーなどを加える。

スパゲティを固めの状態 (指定時間より 1-2 分早く引き上げる) で、フライパンに移し、パスタ水を加え、オリーブオイルも加えて、和えてしっかり乳化させる。

パスタ水の量は、ソースの種類や、人数に応じて調整が必要なんですが、今日はスパゲッティ 270g に対して、おたま 2 杯 (400 ml) くらいで、ちょっと多すぎたかも。パスタ水の量の調整が難しく、少なくなってしまうことが多い。

70-80℃くらいが最も乳化に適しているらしい。なので、沸騰したパスタ水だと乳化しにくいので、ちょっと温度を下げておいた方がよい。

和えながら、パセリ、レモンの皮、塩を加えて調味します。

この段階で、エビもフライパンに戻して、温め直します。




盛り付けて完成。ホタテの量が多すぎて、ちょっと不恰好だけど。



ここまでパスタを茹で始めてから 12-13 分くらい。
エビを焼く時間をいれると 18 分くらい。

茹で上がりから手早くまとめるのがポイントです。



Saturday, February 22, 2025

パスタ3種類: アサリとイカ、カルボナーラ、オイルサーディン




パスタを食べる会。お腹の空き具合をみながら何種類作るかを決める予定でしたが、3 品を食べることになりました。


1 品目: アサリとイカのシーフードパスタ



今日のメイン。一番美味しいものから始める。材料は
  • アサリ (Nob Hill)
  • イカ/Calamari (Safeway)
  • 海老 (Trader Joe’s)
  • capers
  • しめじ (Trader Joe’s)
  • ゆずの皮
  • にんにく
  • パセリ
  • 昆布水 + パスタ水
  • 胡椒
  • 仕上げ用にオリーブオイル
  • スパゲッティ: 420g
魚介類はいずれも近くのスーパーで買える冷凍品を解凍して使用。Trader Joe’s でもしめじを売るようになっていた。マッシュルームの代わりに出汁として使用しています。魚介類は別々にフライパンでいため、和えるときは Le Creuset の 4QT の鍋を使いました。フライパンでは量が多すぎて混ぜるのが大変。

あさりは、砂を吐かせる作業 (purging) が必要です。冷凍のままパッケージを開封し、氷水と塩を入れ、30 分くらいおきます。この作業を 3 回くりかえして、砂抜きをします。



パスタの仕上げは、高温で加熱する必要がほとんどないです。なので、フライパンを使わなくても、種類によってはボウルで和えるのもあり。

6 人分装ったら、スープがあんまり残っていませんでした。まだ昆布水とパスタ水を多く加えてもよいようです。スパゲッティは、規定時間よりも 2 分ほど早くひきあげています。


パスタを茹でる水に、パセリの茎をいれて香りを移す。



海産物を使う時によく仕上げにつかう昆布水。ないときはパスタ水を使う。



2 品目: カルボナーラ


まだまだ食べれるということだったので、私が見聞した範囲での独断と偏見のイタリアでの一般家庭的なカルボナーラ。いつも自分で作って食べているものでもあります。
  • Rigatoni: 454g (1 lb)
  • 卵 6個
  • Pecorino Romano + Parmigiano Reggiano 180g
  • 黒胡椒
  • ベーコン 6 枚
  • 塩 (パスタ水を 0.75% くらいの塩分濃度)
卵は、半分を全卵、半分を卵黄だけにしました。そのおかげか、仕上がりの色がいい感じの黄色よりになっています。イタリア•シェフの動画をみると、けっこう Rigatoni で作る例が多いのと、個人的に Rigatoni の食感も好きなので Rigatoni で作る。pennne でもいいかも。

仕上がりは、ちょっとかるく火を通しながら、お好みの濃度に仕上げました。カルボナーラはたくさん作る方が、作りやすい。

途中工程の写真や、動画クリップを撮ったらよかった。



3 品目: オイルサーディンのスパゲッティ


まだ 1 皿は食べれるということで、定番のオイルサーディンのスパゲッティ。
Pasta con le sarde 🇮🇹 というらしい (pasta with the sardine)。
  • スパゲッティ: 420g
  • オイルサーディン缶 2 個
  • フェンネルの種 (fennel seeds, ウィキョウの種)
  • レモンの果汁と皮
  • パセリ
  • にんにく
  • ケッパー
  • 醤油 (オイルサーディンに大さじ 1 くらいまぶす)
  • 粉山椒 (胡椒の代わりに、和風によせる)
  • オリーブオイル
  • 塩 (パスタ水は 0.75%)
ソースの濃度が、狙った感じのトロッとした濃度になりました。


野菜サラダとドレッシング






チーズボード


今日のワイン

  • Ridge, Buchignani Ranch, Zinfandel, 2020
  • Zin Alley, Zinfandel, 2019
  • Harmony Cellars, White Riesling, 2022
  • Tablas Creek Vineyards, Grenache, 2022 (今日のイチオシ)
  • Ridge, Estate Rose, 2022