寝かす工程は必須で本当に “non-negotiable” でした。必須工程。
火加減よりもこれが一番大事なのかもしれない。
よりによって、新しい型を試すときに、しかも大量にわざと失敗の再現をしなくてもよかったのだけど、銅型の方が焼きむらが少ない気がします。マッシュルームにもなりにくいかも。
十分に寝かさないで焼いた場合は、焼き始めて 10 - 15 分くらいするとカスタード生地が異常にもくもくと膨れ上がり、型の上でマッシュルームを形成します→そうすると型の外にはみ出た生地がストッパーになって、生地と型の底の間に空間ができたままになる。こうなると焼き色は綺麗つかないし、形は歪になります。最悪な場合は、膨れ上がった生地が吹きこぼれて分離することもあります。
アルミ型で焼いた場合と、銅型で焼いた場合では同じ生地でも火の通り方が変わるようです。アルミ型は最終的に全部マッシュルームになったのですが、銅型で焼いたものは、形自体はカヌレらしい形状を保ち、焼きむらが少なかったです。
焼き色
焼き色はきつね色っぽい明るい茶色がいいのか、しっかり焼き色をつけた焦茶色/黒がいいのか悩んでいたけど、ちゃんと砂糖分を焦がしてキャラメル化した方が美味しい。焼きすぎると外型が固くなりすぎるのは NG。crispy な食感と、中身のソフトな感触のギャップもはっきりするし、香りも立つ。外側が焦茶色に焦げるの大事。
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