明治時代のカレーで作るカツカレー。なぜか夏になると作りたくなる。
レシピの原典は、2018 - 2022 ごろに帝国ホテル東京ロビーに展示されていた。レシピは、初代料理長を務めた吉川兼吉 (かねきち) によるフランス料理。どうやら吉川家に代々伝わり、期間限定でホテルロビーに展示していた。(昨年ははすでに展示が終わっていた。)
カレー自体は、Sauce au cary 🇫🇷 (Curry Sauce 🇬🇧) の通り、具はないサラサラ液体のスープに近い。具がなくて寂しいので、とんかつでカツカレーにしています。
19 世紀末の時代に、どうやって揃えたのか不思議な材料で作られていて、どこから調達したのだろうか? 生ハム、セロリ、バター、クローブ、ココナッツの実、カレー粉、などなど。アメリカのスーパーだと、かなり調達が楽。ココナッツの実から、ココナッツミルクを作るところまで再現可能だけど、うちでつくるときは、かなりアレンジしています。

オリジナルとの変更点
(1) 生ハムの代わりに、豚の肩肉とベーコンで出汁にする(2) 人参とトマトを追加して、アミノ酸の旨みの相乗効果を増す
(3) ココナッツは、缶詰や、ココナッツの実の果汁だけ使用
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