かねてから行ってみたかった L’Osier (ロオジエ) に来店できました。
資生堂銀座ビル
東京都 中央区 銀座 7丁目5-5
いい経験ができました。食事の要素のほか、芸術、エンターテイメントの鑑賞として一度は行っておくと勉強になったと思います。
帝国ホテルの Les Saisons とはまた違う趣で、店舗内装からお洒落です。資生堂というだけあり女性客をターゲットにしたブランディングを展開しているのではと思いました。
所感•印象
- ランチの所要時間 3 時間。スケジュールは余裕をもって組んだほうがよいです。
- 全体に量としては適量でした。
- 途中、パンも5 種類くらい量の制限はなく頂戴できる。最初、食べすぎないようペース管理がポイント。私は 2 個だけいただきました。これがよかったかも。
- メニューの流れとしては、前菜 > スープ > 魚料理 > 肉料理 > デザート > コーヒー
- デザートは 3 回あります。
- デザートの前菜 (PRÉ DESSERT)
- その次に、メインぽいデザート
- 最後にデザートの〆で、チョコレート、クッキーをのせたワゴン (CHARIOT DE FRIANDISES) がやってきて食べたいものを選びます。全種類制覇するのも許可されています。
- ワインを選ぶのが大変でした。
- ワインメニューを渡されてから、注文をとりにくるまでのタイミングが 1-2 分しかない。
- メニューをじっくり読んで吟味したい私としては、5 分くらい待ってもらってから注文しました。
- 飲み物の値段設定で、費用対効果を伸ばしている戦略な気がします (私ならそうする)。
- 2人席はすぐに予約で埋まるので、4-6 人揃えると運良く予約ができることがある。
今日はランチメニューの中から LES BELLES GOURMANDES (真ん中?) を選ぶ。
https://losier.shiseido.co.jp/menu/cate_menu/lunch/ ランチの内容
以下、当日いただいたものです。
フランス語のメニューはよくわからないので、そのまま記載しています。
カタカナでも馴染みがないのでよくわからん。
後日いろいろ調べて追記したいと思います。
[1] AMUSE-BOUCHE
アミューズ-ブーシュ
“amuse-bouche” は、無料の小さいサイズの前菜 (appetizer) という意味。要は前菜。
でもゆっくり食べていると不思議と満足感があります。
一緒に 2008 Rare Millésime Brut, Champagne をいただきました。実はこれが一番いい選択だったかもしれない。”brut” というだけあって、ドライな仕上がりでした。
[2] AUTOUR DES COQUILLAGES « AKAGAI, MIRUGAI ET HOKKIGAI »
CRÈME VICHYSSOISE,
赤貝、ミル貝、北寄貝、オシェトラキャビアのポワンテ
クレームヴィシソワーズ、
スープ (VICHYSSOISE) です。leek、ジャガイモ、玉ねぎ、生クリームが原材料。
この時点で Viognier を注文しました。2021 Domaine Jamet, Rhone 地方の葡萄。
[3] ÉMULSION D'UNE SAUCE CHAMPAGNE AU SAFRAN DE SAGA,
POINTE DE CAVIAR OSCIÈTRE
GELÉE IODÉE,
ASPERGE DE MER ET CITRON CAVIAR DE AICHI
佐賀県産サフラン香るソースシャンパーニュのエミュリュッション
磯香るジュレ、シーアスパラガスと愛知県産シトロンキャビア
キャビア、ジュレ、ソース、アスパラガス (ASPERGE DE MER, sea asparagus) などを綺麗に盛り付けたもの。
[4] LE KINKI D’HOKKAIDO CUIT À COUVERT SUR UN LIT D'HERBES AROMATIQUES,
RUBAN DE CAROTTE À L'ORANGE
RAVIOLE VERTE DE LÉGUMES RELEVÉE AU POIVRE DE TIMUT
JUS D'ARÊTES CARAMÉLISÉES AU CITRON CONFIT
ハーブと共に火入れした北海道産キンキ
オレンジ風味のニンジンのリュバン
ティムットペッパー香る野菜のラビオリ
レモンコンフィ入りキャラメリゼしたジュ
魚料理。メインの 1 つ。北海道のキンキを皮ごと焼いています。ソースが美味しい。
周囲にあるのは、人参とラビオリ。
つぎに豚肉がくるので、Pinot Noir を選びました。
比較的 aging されていて 2010, Domaine Dujac, Morey-sint-Denis (モレ•サン•ドニ) にしました。
[5] LE COCHON KINKATON DE YAMAGATA LA CÔTE RÔTIE,
CROUSTILLANT DE PATATE DOUCE,
BOUDIN ROYAL
COEUR DE SUCRINE « RAVIGOTE »
JUS À LA SAUGE
山形県産金華豚のロティ
サツマイモのクリスティアン、ブーダンノワール
ミニロメインレタス « ラヴィゴット »
セージ香るジュ
山形県産の金華豚のステーキ。皮のぎりぎりの部分までピンク(しっかり火は通っている) なので、
おそらく reverse searing で焼いているのかと。
要は、先に低温調理器や、低温のオーブン 200-250 °F でじっくり火を通して、内部を 100-120 °Fくらいまで加熱してから、仕上げに表面を強火で 1 分程度焼くといった手法。
reverse searing の利点がいまいちわからなかったのだけど、断面を綺麗に見せるには、有効な手法かもしれない。柔らかく仕上げるのにも良さそう。
COCHON = 豚, pig
メニューにはなかったデザートと肉料理の間に「お口直し」として、出されたゼリー。
[6] PRÉ DESSERT
プレ デセール
怒涛のデザート 3 段コンボ。デザートの前菜にあたる。
ドラえもんのビッグライトが欲しい。。。
[7] LA POIRE ET LE GATTILIER DE KAGOSHIMA
赤ワインのポワールポシェ
ハマゴウのソルベとグラス
メインのデザート。
[8] CHARIOT DE FRIANDISES
フリヤンディーズのワゴン
チョコレート、クッキーなどを積載したワゴンがやってきます。だいたい1人 4-6 種類とれば十分な量でしょうか。。。?
全種類制覇も可能だそうです。
Canele があったので、参考のために取りました。
[9] CAFÉ
カフェ
普通のコーヒー (regular coffee) です。
甘党としては、デザートは 1 種類で、大きめのクレームブリュレ、チーズケーキ、ミルフィーユ、アップルタルトをどどんと盛り付けても良いかと思いました🙇 しかしターゲティングは、女性向きなので、小さく”かわいい”ものをたくさん綺麗に並べるのが正解なのでしょう。
もし次に行く機会があれば、基本的な料理の名称を覚えていきたい。。。