立秋で秋らしい雲が見え始める。
ASICS Hyper Speed 5: 昨年からいろいろ履いてきた中で一番いい。
色は朱色に近いかなと思っていたら、実物はピンクに近いです。赤ザクのシャア•ピンクに近い。
Magic Speed のカーボン無し、下位互換モデル。Novablast 5 か HOKA Mach 6 がベストと思っていたけど、ダントツにいい。日本市場では「部活生シューズ」と謳われて、安いイメージもあるのだが、ジョギングからレペティション走まで用途が広く、スピードも出しやすくて、シンプルに万能です。値段の差が、性能の決定的な差ではない、みたいな。
特長のないのが特徴。先月に買ったバージョン4は 186 km しか使ってないので、耐久性がどのくらいかはわかりませんが、700-900km は使えるんじゃないかなと思います。
変に、もふもふクッションもなく、クリボーの靴のようなぴょんぴょん跳ねる感もなく、癖がない。Ben Hogan のアイアンみたいな感じなのがいい。大きさもコンパクトなので、旅行カバンのスペースも節約できる。
- 重さは US 9 / 27.0 cm で、左 205g、右 208 g、まさかの左右差あり
- 厚さは 32 mm
- outsole, midsole の形状や材料は、バージョン 4, 5 で同じ。
- 靴紐付近 (lace cage) に刺繍がはいって強度向上
- heel collar に反射板を追加
- toe cap 前足部の補強は同じ
- ASICS のストライプ付近に模様追加
- US での小売価格は $100 (今回送料込みの $98 でまさかの 2 桁)
ハーフマラソンのレースでもちょっと使ってみたい。結局マラソンのペースとしてはジョギングのちょっと速いくらいなので、カーボンをしならせるような速度が必要なわけでもなく、脚に負担が小さい靴がいいかと。Novablast 5 はそういう点でハーフマラソン (4’10’’/km 前後) にすごい適していました。
想像としては、カーボンプレートの入ったハイエンドモデルは、クラブでいうと X フレックスのシャフトにハイブリッドのヘッド。① それなりに速いスィングスピードが要求され、② 安定性がやや低く(dispersion pattern にばらつき)、③ 跳ねやすい (想定以上の飛距離が出で即死もあり) 。むしろカーボンが無い靴は、ロングアイアン的な存在かと思う。しっかり練習して、打てるようになりなさいよ、みたいな道具。どっちの道具を使っても、演技点や道具のハンデ点はないので、だったら楽な方を選ぶべき。
どっちが本番で楽ができるかというと、やはり前者(カーボンプレート入り)であり、ハイブリッドだと思います。完全なアナロジーは取れないけど、ゲームが楽になる道具。感覚としては、ゆるやかな坂道を下っているような感じ? 注意点としては、坂道を下る時は、通常よりも足への負荷がかかるため、これがカーボンシューズを履いた時に、股関節周りなどに怪我をしやすいという理由なのかもしれません。まー、Newton’s Third Law そのまんまですが。
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