Thursday, July 24, 2025

二部連と坂道走に味を占める


7月は暑いし、仕事の都合との兼ね合いもあり、週2,3 くらいで休みを設けつつ、二部連と坂道に味をしめる。この方が楽に距離をふめる。去年からの実証実験結果として、走るだけでスコアがよくなるのだったら、練習は走力向上に全振り。


二部連の構成としては、10-15 km の軽いジョギングと、7-10 km の軽いジョギングで、1日の走行距離が 20-25 km になるのを目安としています。今のところの失敗としては、水分補給や栄養補給が、普段以上に必要になるので、ちょっと油断すると疲労が一気に蓄積してしまう。あと、二部連の日に強度の高い練習は組み込まないほうがいいです。


タイムが良くなる上で、当たり前だけどわかってきたのは、タイムをよくするには、とりあえず ① 走る頻度、② 距離、③ 速さを上げることで、逆に動き作り、筋トレ、道具の選別「だけ」をしていても高い効果は得られません。

ゴルフでも、最大の練習は実際にコースで打つことで、ドライビングレンジで打ったり、練習グリーンに行くのは「陸上の動き作り」に近いのかなと思う。

( ) は、結果への貢献度割合。
  • (90%) ランニング = ラウンド
  • (3%) 動き作り = ドライビングレンジ、練習グリーンでの練習
  • (2%) シューズ選び = 道具選び
  • (5%) 睡眠、栄養、筋トレ、体調管理などは共通


自分の観点では、道具の貢献度は、練習とくらべると一桁以上低い。

プロレベルの実力が拮抗した頂上決戦、クラブチャンピオン決勝とかになってきて、初めて 2-3% の貢献度が効いてくると思っていて、普段のパフォーマンス、全体における順番としては、普段の練習がどれだけ積めたかによる。

なので、お金で結果が買えるとか、道具に投資?で目を見張るパフォーマンスが買えるとはとても考えられません。

ランニングでも、最新のハイテク•エリート•カーボンシューズを履いたら、誰でもすぐに 3’00’’/km で走れるようにはなれはずはない。


Sunday, July 20, 2025

牛肉の赤ワイン煮 (Beef Red Wine Stew | Boeuf Bourguignon)



牛肉の赤ワイン煮。飲み物に合わせてみました。

明治のカレーにつかった塊牛肉 (chuck roast) を主役にする煮込み料理。

ビーフシチュー (Beouf Bourguignon, Beef Burgundy) を参考にしました。カタカナでは、牛肉のブルゴーニュ風。ブルゴーニュ地域の特産というわけではなくて、ワインを使ってるから、そういう呼び名になったそうな。なので、Burgundy = Pinot Noir 使った方がいいとかと言う必要はなしで、余った赤ワインや、単体で飲んで美味しいものを使用するのがよいかと。シチュー液体を食べるより、煮た牛肉をステーキのように食べるのが目的。




chuck roast は、焼いただけでも美味しいのだが、筋が多いのであえてステーキにするならサイコロ形状にした方が適してそう。もやしを添えるとよさそうな。

大きめのカットで提供するときは、カレーのように煮た方が良好な結果が得られます。




牛肉は 10cm (4-5 インチ) 角くらい、ちょっと小ぶりのステーキの大きさに切って、しっかり焼き目をつけて、ワイン&トマトスープで煮て行きます。玉ねぎは、キャラメル化、maillard 反応をしっかり進行させた状態に持っていく。その方が味に深みがでるのと、しっかりシチューらしい色に発色できます。

昔むかし、にくじゃがが生まれたのは、当時は珍しかったビーフシチューの色を再現しようとして、醤油を入れたから、という伝説を聞いたことがあります。醤油のように濃い色を出すには、玉ねぎをしっかりカラメル色にした方がよいかなと思う。

食べ終わった後で、マッシュルーム 20個を入れ忘れたのに気がついた😭😩😱🍄

また作ってバランス確認せねば。


材料
  • Beef, chuck roast 5 lb (約 2 kg)
  • 玉ねぎ 2 個 (700g)
  • セロリ 2 本
  • にんじん 4 本
  • とまと缶 700g
  • とまとペースト 1 缶 100g
  • ベイリーフ
  • オリーブオイル、塩、醤油 (肉の下味, brining)
  • マッシュルーム 20個 (丸ごと入れる)
  • 赤ワイン 500ml (スープ用)
  • 水 500 ml
  • 赤ワイン 500ml (玉ねぎを炒めるときの deglaze に使う)



作り方


玉ねぎは薄切り
セロリはみじんぎり
にんじんは、皮を剥いて、5 cm くらいの長さに丸太状に大きく切る。



牛肉は、10cm 角くらい、小さいステーキにするとちょうど良さそうな大きさにする。




玉ねぎを、オリーブオイルで 60 分くらい飴色になるまで炒める。鍋底にひっついてきたら赤ワインか、水を足してこそげ取り、焦げ付かないようにする。セロリは玉ねぎが 30 分くらい加熱されてから加える。



同時に、牛肉を 6 面しっかり焼き色をつける。見た目にはステーキで食べれそうな感じのいい焼き色をつける。15 分くらい。




玉ねぎの鍋に、トマトペースとを入れて炒める。
引っ付いたら赤ワインでこそげとる。
トマト缶も加えて炒める。→ 水 500ml を入れ、ベイリーフを加える。→ にんじんを加える。→  マッシュルームも加える。→  一度沸かす。



牛肉を加えて 30 分煮る。



火を止めて 30 分待って完成。



再度あつあつにして盛り付ける。





可能であれば、粗熱をとってから冷蔵庫で保存し、翌日に再加熱して食べると美味しいです。



今日は、前菜にサラダ (mixed greens にバルサミコ酢をふっただけ) と、マッシュルームのパスタ。




今日のワイン


2023 Monochrome Wine
Center Tone (90% Grenache Gris, 10% Picpoul)
最近引越ししてONXの工場で生産。ONX Estate の葡萄でも作り始めた。





2004 Justin, Isosceles
2002 Justin とはすでに別物になっていました。残念。





2021 Realm Estate, Farella Vineyard
https://www.realmcellars.com/wines/farella






Saturday, July 19, 2025

Bucatini Pasta | ブカッティー二のオイルパスタ



ペペペロンチーノではないけど、生ハムの切れ端、パセリ、赤唐辛子、青唐辛子(辛く無い) とオリーブオイルを和えて食べる。

ニンニクを切らしていたので、粉もので混ぜて代用。パスタは、Bucatini という断面が中空で、液体ソースが絡みやすい構造のもの。







スパゲッティより太く、水を吸収するとかなり太く仕上がります。茹で時間は 10 分くらい。8~9分ごろから急激に太く膨張しはじめます。

もう 1 分くらいしっかり茹でたら、仕上げに綺麗に巻いて盛り付けられたと思います。

オイルパスタに良い感じかなという種類のパスタでありました。


Bucatini (Wikipedia)

Friday, July 18, 2025

Paso Robles Zinfandel 2023 | California, Central Coast, Zinfandel

 

Ridge, Paso Robles Zinfandel 2023 🍷


定番製品だけど意外と飲むことが少ないボトル。


葡萄畑は、San Jose から南に車で3時間弱の土地にあるPaso Robles, 東西に伸びる46 号線沿いにある Dusi Ranch。要は Dusi さんちの畑の葡萄です。夏は気温40℃、朝晩は冷え込んで寒暖差は大きめ。糖度高く、アルコール度数が 15% を超えるのも珍しく無い。


1967 年から 40 年以上も作られている息の長い製品。

2023 年は、干魃が終わって、雨が平年並みかそれ以上に降った年で、なんだかとてもバランスの良い上品な味わいでした。

Paso Robles といえば、果実味の主張が強い地域で、人によっては fruit bomb と感じることもあります。自分としてはこの地域のワインから飲み始めたので、この味わいが自然。アルコール度数高め (ABV 15.0%) ながらも、するする飲めます。Paso らしい特徴を感じながら、作り手の鍛錬された技と経験で、同じ畑でできた他社のボトルとは一線を画している。しかもなぜか値段設定が、本家などと比べて控えめ。


類似製品の Benito Dusi Zinfandel との違いがイマイチよくわからないので今度確認してきたい。



合わせたのはこれ🍔 California Burger

Thursday, July 17, 2025

2002 Isosceles, Justin Vineyards & Winery | カリフォルニア産のボルドーブレンド


おそらく Justin 全盛期時代のボトル。

2000年前後に、Wine Spectator か何かの Top Red か Top Bordeaux Blend の上位に選出されて脚光を浴びたのが栄光の始まり。初めて Justin に行ったのは、2008~9 年ごろだったのだが、その頃にはすでに量産系ワインメーカーになっていてちょっと変わり始めていた。


結局商売が成り立たないと存続しないし、存続と成長の原則では、妥協点が軽い範囲でコストを抑えて、ほどほどよい品質の物を高く、たくさん売るのが基本と思うので全く正しい経営だと思います。

逆に、職人気質が強すぎて、真面目にこだわりすぎてワインを作ったり、値段設定が低すぎたり、試飲のグラス自体も最高級のものを出してくるワイナリーは、持続可能かどうかかなり心配になります。





不安材料が多々ありましたが、(1) bouchonne (corked)無し, (2) 保存状態よし、(3) そもそも bottle aging のピークを超えて退化時期にもまだ入ってない、ということで、これは期待以上でした。


Justin Vineyards & Winery
2002, Isosceles
93% Cabernet Sauvignon
4% Merlot
3% Cabernet Franc
ABV 15.0%


Riege などの Santa Cruz Mountains のものとはちょっと違って、Paso Robles, Central Coast らしい果実味溢れる性格を現しつつ、落ち着いてエレガント、良い感じに年齢を重ねて大人になってきた上品な味わいです。

フランス本家系の Bourdeaux blend 好きには “fruit bomb” と揶揄されて好まれないかも。

色としては若干レンガ色になってきているけど、まだまだ若い感じがするので、さらに 10~15 年後くらいにピーキングしそうな気配がありました。



それにしても、Isosceles (二等辺三角形) のロゴ、なんとかならんかねぇ。




 

Wednesday, July 16, 2025

南瓜の煮物 | 天つゆの使い道



天麩羅の後に残るのが大量の南瓜です。

天つゆも、足りないときが怖いので作りすぎになりがち。野菜類は、野菜炒めスープなどに使うとして、南瓜はやっぱり煮物にしてしまうのが良い感じ。水と天つゆ、砂糖少々を加えて 15 分くらい煮て、一度冷ますと良い感じでした。




てんつゆの分量

  • 水 800 cc
  • 醤油 200 cc
  • みりん 200 cc
  • かつおぶし 1 つかみ (20g くらい)

水 +みりん + 鰹節を沸かして、醤油を加えて 5 分くらいしっかり煮立て、漉して完成。

もしあれば日本酒(清酒) 100cc 足すとさらに良くなります。

 



Monday, July 14, 2025

基本のカレーの研究 | カレー粉作り#2



カレー作り研究🧪の続き。
晩飯時間はとっくに終わった時間なのだが、続きが気になる。



今回の変更点。
  • 前回、辛味がなかったのでチリパウダー🌶️を小さじ 1 追加
  • 唐辛子 2 本追加
  • 水を500mlから900mlに倍増
  • 玉ねぎ🧅を2個 700gに倍増
  • スパイスは各小さじ3に1.5 増量

要は2倍の量にして, 辛くしてみたのだが、前の方が良い。で、まだまだ全然辛味がない。辛い物食べれない自分でも辛いと思わない。


失敗した点は、玉ねぎを炒める工程 (sofrito) を短くして20分だけ、適度に黄土色になった時点やめたところ。



カレーで一番大変(面倒)なのが玉ねぎのsofrito なのだが、元々の体積の1/10以下になるまで、焦茶色になるまで炒める必要と、目的、効用がいまいち不明で疑問でした。

眠い💤こともあり、わざと途中でやめてみたところ、最終的な味の深みが浅い。

劇的に味が単調で旨味と甘味の凝縮された感じがしなかった。


また、玉ねぎをたくさん使えば、良いわけでは無くて、むしろ少量でしっかり黒くなるまで炒めた方が良い。少数精鋭が良くて、烏合の衆は避けた方が無難。

したがって玉ねぎ2個 (700g 程度) だと、40分程度は時間をかける必要がありそう。


というわけでまだ半信半疑ではありますが、玉ねぎ🧅の sofrito は徹底的に黒く凝縮されるまで行うのが正解の模様であります。今のところ。