Wednesday, August 12, 2015

とんかつ豚組 (西麻布) に行って感動

 


とんかつを上手に作るべく、東京に行ったタイミングで良さそうなお店を教えてもらい食べにいってきた。

とんかつ 西麻布 豚組
東京都港区西麻布2-24-9



豚肉は、こちらで買う pork loin chops の厚さに近い。岩塩やソースでいただけます。
衣にはちょっと剥離あり。




キャベツは一緒盛り。キャベツはけっこう好き嫌いがわかれるところ。量の調整が効くのがいい。



店構えや内装もクラシックな感じでいい。





メニュー。




Sunday, March 2, 2014

低糖質ダイエットを実施する - 7週間で5kg+減

ダイエットを実施中です。今回のテーマは、生活習慣、特に食習慣を見直すこと。

いわゆるAtkinsダイエットに代表される低糖質ダイエットを採用することにしました。

とは言うものの、糖質の摂取をゼロにしたり、極端に制限することはしません。

なぜなら、糖質は運動をする上でのエネルギー源になりますし、デスクワークでも思考をすると糖質を必要とします。

あくまでも、そもそも食べ過ぎる傾向があったので食べる量を減らし、特に炭水化物を70~80%くらいの摂取に抑えるように行います。


 現在 (2014年3月) もまだダイエットは実施中ですが、現状はこんな数字:
  • 開始日: 1月12日 - 78.00kg
  • 現在: 3月1日 - 72.70 kg (5.30 kg減)
  • 期間: 7週間
  • 体脂肪率: 平均3%減 (25.5% > 22.5%)
  • BMI: 27.6 > 25.7
  • 身長: 168 cm

去年の年末に購入したベルトを1.5インチ (3.8 cm)カットできました。ウェスト30~31インチのズボンを買えるようになるかもしれません。



目的

  • 5 km走のタイムを改善するために、体を軽量化したい。(年始に、怪我を避ける為にのそのそ走ったとはいえども、共同創業者に30秒負けた。)
  • 余計な脂肪を落として、運動に適した体にし、ゴルフのスコアを改善したい。
  • 太り過ぎは、様々な病気の危険因子になりやすい。医療コストを抑えるためにも今の時期から危険因子を取り除いておく。生活習慣に起因しているので、5~10年に渡って長期的によい週間を身につける必要があると思うので、今から取り組む。


過去実施のダイエット

  1. 大学2年時 (1999年4月開始): 開始から約4ヶ月で、72kgを66kgに減らす。週2~4回、10km走った。走る回数が減った秋以降はじょじょにリバウンドして68kg程度に落ち着く。
  2. 大学院3年目 (2004年1月開始): 73kgを65kgに減らす。期間は約半年程度で、これまた週2-4回 10kmを走ったのが大きい。食生活は特に変えなかった(つまり、やせる前後で食べる量はほぼ同じ)
  3. 大学院卒業1年前くらい (2008年夏ごろ): Billy’s Bootcampを2,3日に一度実施、筋力はつき、ゴルフボールがよく飛ぶようになった感はあるが、体重は変わらずに失敗。原因は後述。

今回のダイエットで特筆に値するのは、2ヶ月しない間に5kg以上減り、さらに以前のように特に集中的に運動をしてもいないという点です。過去3回のダイエットでは、負荷の重い運動をすることで、体重を減らしました。が、逆に運動の量が減ったり、やめると体重が維持できなくなりました。 次が、今回実施していることです。


1. 夕飯の炭水化物の摂取量を半分~ゼロに減らす

繰り返しになりますが、3度の食事での炭水化物を半分~ゼロに減らすではなく、「夕飯時の炭水化物摂取量を半分~ゼロに減らす」がポイントです。毎日の食生活での代表的な炭水化物は、
  • パン類
  • パスタ類
  • 砂糖を含む食品 (アイスクリーム、ケーキ、ジュース、クッキーなどの菓子類)
  • イモ類
です。

これらを食べる量を減らします。

とはいっても、炭水化物は普段の運動や思考に必要なエネルギー源なので、一般的な糖質ダイエットにあるように完全にゼロにすることは絶対にしません。逆に、病気や怪我の原因になりかねません。

また、炭水化物を減らしたことによるカロリー不足を補うために、肉などのタンパク質をいつもよりも多く摂取することはしません。あくまでも1日の摂取カロリーを抑えるのがゴールになります。

 僕の場合は、夕飯時に食べる主食の量を減らしました。米で言えば、普段の1/2 ~ 1/3程度だったり、whole wheetのパンを一切れ、パスタにするときは乾燥時で80gが目安。

レストランで食べるときは、思い切って半分以上を残したり、一口味見しただけで終わりにします。箱に入れて持ち帰ったりもしません。特に食前に出されるパンには手をつけないか、せいぜい1切れで止めます。

 こんなデザート類や、

 

ご飯、パン類の摂取を減らすのがポイント。あくまでも減らすだけで、完全にゼロはしません。 逆にストレスになったり、毎日の活動に必要なエネルギーを確保できなくなります。




定量的な根拠はないのですが、炭水化物の中では日本の白米がもっとも太りやすいかもしれません。最近の白米は、甘みを増すために中心の糖度が高い部分を削りだしているらしく、米粒が昔よりも小さくなってると思います。米を食べる場合は、玄米などにして、更に量を1/2 ~ 1/3程度にします。 

品数が多くて、汁物などにイモ類が多く入っているとき、酒を既に飲んでいるときなどは、全く食べないこともあります。それでも意外と大丈夫です。

自分の太る原因は、食物の過剰摂取であるので、量を減らすのが大事でした。 

一番注意するのは夕飯ですが、基本僕は食べ過ぎ傾向があるので、朝ご飯などでも主食は控えめに取るようにします(特にアメリカでは量が多いので実は丁度よい)。

下のような朝ご飯だと、フレンチトーストの1/4~1/3だけ食べて、残りは残します。

 


他に、炭水化物で気をつけるようにしているのは次のような点です。
  • ビールは糖質なので、飲む回数と量を減らす。店では、3回に1回くらいにし、代わりにアイスティーを注文するか、注文しても半分残す。もしくは、赤ワインにする。
  • ケーキなど、菓子類の摂取頻度を減らす。特に、夕食後のデザートにするよりは、間食にしたほうがよい。
  • コーラ、炭酸飲料、チョコレート飲料などはNG。フルーツジュースは適度に少なめに飲む。

ビールだと、サンプラー (sampler)といって小さいグラスに5,6種類くらいのビールを注文できることがあります。

どうしても飲みたいときは、サンプラーをわけるとかもありです。




過去のダイエットは、集中的な運動量にだけ頼っていて実践できていたことがよくわかりました。食べる量は、ダイエット前と変わらず食べ過ぎていたままでしたし、ブートキャンプをしているときに体重の変化が現れなかったのは、同時に食生活を改善しなかったのが失敗の原因ですね。ブートキャンプ自体は、非常によいトレーニングになると思います。

2. 食生活で気をつけること

(a) 食べる順番

食べ物を食べる順番が大事です。例えば、ステーキなどの肉料理を食べるとします。必ず、サラダなどの野菜類を何よりも先に食べます。もしくは野菜が多いスープなどもよいかもしれません。このときにもよく噛み、ゆっくり摂取します。その後に、メインとなる肉類を頂きます。その間、パンなどの炭水化物類を食べる量も減らします。 とんかつ定食(?)の場合、1.にキャベツを半分以上平らげた後に、2に汁物に手を付けてから、3に肉、4に米。米は1/2以上は残します。が、トンカツは残さず食べます。が、米を減らしたことによるカロリー不足を補うという名目で、余計にトンカツを食べることはしません。あくまでも食べ過ぎを抑えるのが目的。



和食でも、洋食でも、サラダや酢の物など野菜ものを必ず最初にいただきます。




(b) 食べ過ぎない、満腹になったら残す

太る原因は、自分の体が消費するエネルギー量以上に、食物からエネルギーを摂取してしまうことです。過剰なエネルギーは、体に「脂肪」という形で蓄積されます。満腹になったなと思ったら、迷わず食べられないものは残します。以前は、残したら箱に入れて持ち帰っていたのですが (to-go box)、持って帰っても、帰った直後につまんでしまったりして結局更に太る原因を作るだけでした。また、レストランなどで口に合わないものが出てきた場合は、無理して食べずにパスします。


(c) 量る

量を量るのは大事。パスタを作る時は、乾燥時で80g以下、など計測器で量るとよいです。また、大量に作ったものを翌日の弁当などにつめるときにも、お椀やボールなどで量を調整してから、タッパーなどにつめます。タッパーは小さく見えても意外と沢山はいります。

(d) 固定観念をすてる

これまた個人的なことですが、「この食べ物には、これをサイドにつけるのが当然」みたいな固定観念があります。典型なのは、ハンバーガー。実は、僕はハンバーガーが大好きです。近くのビール屋では、非常に質の高いハンバーガーを安く提供するので、よく食べます。ファーストフードよりも、レストランのハンバーガーの方が断然上です。 で、ハンバーガーと言えば、ポテトフライ(フレンチフライ)をつけるのが当然、と思っていました。

が、実は、ファーストフードのメニューに慣れているだけで、別に炭水化物の塊のイモにする必要はありません。こういう場合は、フルーツの盛り合わせ (fresh fruits)や、サラダ (mixed salad, green salad, house salad) などのより健康的なサイドに無料で変えられるので、できるだけ変えるようにします。どうしてもフレンチフライがでてくるときは、味見程度に2,3本食べて後は残すか、捨てます。

サラダをつけられたときは、必ず最初にサラダを食べてから、ハンバーガーをいただくのが鉄則。

 典型的な注文。これに、アイスティーをつけます。



パンの代わりにレタスで挟む、lettuce wrap (protein style) にすることもあります。


(e) 夕飯の時間は早めにする

夕飯はなるべく早い時間に食べられると調子がいいですね。夕飯が終わったら、すぐに歯を磨いたりして、寝るまで何も食べないように努力します。どうしても無理なときは、飴玉やガム、紅茶などでごまかします。 (f) 食べ過ぎた翌日は、厳重にコントロール 飲み会や食事会で食べ過ぎた翌日は、食べる量をもっと減らしたり、有酸素運動を行ったりして、「埋め合わせ」をします。


  (g) タンパク質は普通に摂取する 肉、卵、牛乳などの、タンパク質源は、常識的に食べ過ぎない範囲で特に摂取を控えることはしません。 こんなのや、



こんなの、



こんなのも、恐れずに食べます。が、脂身部分は避けたほうが無難。





(h) 味は薄味にする

味が濃いと食べ過ぎる原因になります。体重が減ってくると、普段食べていたものの味が濃すぎると感じるようになりました。また、柑橘類、香辛料を使ってやると、濃くしなくても美味しくいただけます。 すだち、レモン、ライム:



七味



3. 運動

今回のダイエットの特徴は、以前のように運動量を極端に増やさなくても、比較的速く体重を減らせている点にあります。

週に3,4回 10km走るのは体力よりもむしろ、時間的に難しい。走るだけなら1時間弱ですが、準備や着替え、移動を入れると2~3時間は要すからです。 しかしながら、脂肪だけが減ってくれればいいのですが、体重が減ると少なからず筋肉も減ります。それでは、単にやせたデブになるだけなのと、体自体が弱くなって病気や怪我の原因を作りかねないので、ある程度運動はした方がベターです。以下、実施したことです。

(a) 体幹
今回のダイエットから始めたことではないですが、体幹、体のコアを鍛える運動を1日3回くらいします。運動としてはストレッチとヨガみたいな感じなので、スペースも着替えも特に要りません。会社のオフィスでも十分にできます。

(b) 走る
重い運動はしないとも言えど、やはり速く走れるようになりたいので、週に1,2回という頻度ですが1回に5-10kmを走ります。1ガロン水容器にして1本以上は軽量化したので、次は負けません。

(c) おまけ: バンカーで素振り
定期的な運動ではありませんが、バンカーでアイアンをフルスィングします。砂に1本線を引き、そこにボールが置かれていると仮定して、ダウンブローに、スィングの最下点が線の左4インチにくるように、しっかり打ち込みます。体幹と合わせてやると効果抜群。100回くらいが目安。毎日はできないので、おまけですね。。。


4. 毎日、定時に計測する

毎日体重の変化を記録するのが大事です。特にグラフになると、長期的な傾向が視覚的にわかってよいです。体重は常々変化するものなので、平均的な動向を追って行くのが大事。今は、アプリが無料で沢山あるので、アプリを利用するのも手です。僕は、Lose It! を記録用に使っています。

 


その他

まだ7週間ですが、この間ステーキ 3回、トンカツ 2回は作り、普通に残さず平らげました。が、そこで炭水化物の量を減らしたり、食べる順番に気を使うと、翌日の体重が変わらなかったり、むしろ100g程度減っていることすらありました。 また、300gのステーキを1枚平らげたあとに、このようにケーキ2個を平らげた日もありました。そういう場合は、翌日は10km走って調整します。
 


お昼ご飯にサンドイッチを食べるときなどは、「ハーフサンドイッチ + ハーフサラダ(スープ)」みたいな感じのセットにするのがおすすめ。サンドイッチだけ、よりも値段は上がるかもしれませんが、病気になったときの医療コスト、服を買い替えるコストを考えると十分ペイします。ポテチがついてくることがありますが、それはパスするか、どうしてもおなかが減ったときの間食用に残します。

 


Trader Joe’sの冷凍食品で売っているカレー。量、およびカロリーが少なめで美味しいので好きなのですが、それでも減量には向かないかもです。7週間にうちに2回夕飯に食べましたが、いずれも翌日は体重が増加しました。昼に食べるのならよいのかもしれません。

 



まとめ

僕の場合、太る原因は食べ過ぎでした。 食べ過ぎているから、食べる量(特に炭水化物)をちょっとだけ、20-30%だけ減らしたのが今回のキーポイントでした。

極端な糖質カットは、逆に別な健康問題を誘発したり、仕事の生産性や運動能力の低下を招くので絶対にするべきではないと思います。 

結果は今のところ良好です。1kmを5分以内のペースで走られるようにもがんばりたいです。年始は1kmに6分10秒くらいのペースがせいぜいでしたが、今は5分35-40秒くらいに戻ってきました。 BMIが25を超えているように、単純にはまだ太り過ぎなので、60kg台にしたいですね。

Tuesday, October 29, 2013

トンカツの作り方 v1.0 (2013 年版)



トンカツの作り方(の備忘録)です。料理暦は15年くらいになりますが、未だかつてトンカツを最初から最後まで作ったことがありません。次第によい感じになってきたので、メモがてら下記に作り方を記録します。

材料

  • トンカツ用豚肉(豚ロース)
  • 塩コショウ
  • パン粉
  • 小麦粉
  • 揚げ油
  • トンカツソース、和辛し
  • キャベツの千切り
豚肉は、1.5 cm (0.625インチ)くらいの厚さに切りました。一度、薄く切ってさらに叩きすぎて、ぺらぺらなハムカツみたいな仕上がりになって大失敗しました。豚肉は切ってから、叩くので少々分厚めがいい感じです。スジ切りをして、肉たたき(またはビール瓶)でたたいて柔らかくし、塩コショウを振ります。





小麦粉、卵、パン粉をつけます。卵をつけたあとに、もう一度小麦粉と卵につけてから、パン粉をつけると衣がさらにふんわり、さっくりするかもしれません(要確認)。





パン粉につけてから、揚げる前に10分ほど寝かせます。




油は表面積が大きく、深い鍋に入れます。油の最適温度は170度でした。170度は、菜ばしを油にいれて気泡が静かに上がってくるくらいが目安でした。




油の温度が適温になったら、肉を2つづつ油に入れて、5分間計ります。以下、揚げるときのポイントです:
  1. 肉をいれた直後、最初の1分は、肉を触りません。
  2. 1分経過したら、一度ひっくりかえします。
  3. 3分経過したら、もう一度ひっくりかえします。
  4. 5分たったら、油から引き上げ、よく油を切ります。

総括

  • 豚肉は、1.5cmにカットし、丁寧にスジ切り。
  • 揚げ油の温度は、170度
  • 揚げ時間を、5分間きっちり計測。

トンカツソースが無い場合

海外にはトンカツソースがないかもしれません。まだまだ完璧ではありませんが、写真左にあるウスターソースと、ケチャップを同量づつまぜると良い感じです。これに、砂糖を少々、レモン、ライムなどを絞るとよいかも。

Sunday, January 20, 2013

ノンオイルのレモン•シフォンケーキ



紅茶シフォンケーキのレシピを元に、レモンシフォンケーキを焼きました。レモンは、無農薬の自然栽培のものを使います。

材料

以下、材料です。

型は、直径が22cm, 高さが10cmのものを使います。

レモンの代わりに、オレンジ、ライムなどの柑橘系果実もよいかも。

A:
薄力粉 ................ 130g
砂糖 .................. 70g 

B:
卵黄 .................. 7個分
レモン汁 ............... 50cc
水 .................... 50cc
レモンの皮 ............. 1個分

メレンゲ:
卵白 .................. 7個分
砂糖 .................. 70g

飾り用:
生クリーム, 粉砂糖, ミント、フルーツなど

作り方

  1. 大きめのボウルに "A" の材料を合わせてふるい入れる。
  2. 別のボウルに卵白を泡立て器で八分立てにし、砂糖を少量ずつ加えながら、電動ミキサーで泡立て、かたいメレンゲをつくる。
  3. "B"の材料を混ぜる: ボウルに卵黄を入れて泡立てて混ぜ、レモン液の順番で加えながら混ぜる。
  4. レモンの皮をおろし金ですりおろし、さらに混ぜます。
  5. "1"の粉類の中央をくぼませた中に "4"を少量ずつ入れて泡立て器で混ぜる。
  6. メレンゲの1/3を加えて、泡立て器を回転させながらさっくり混ぜる。残りのメレンゲを1/3づつ加えて全体をさっくり混ぜる。
  7. 型に生地を流し入れ、型を軽く打ち付けて中の空気を抜く。
  8. 180度のオーブンで10分焼き、さらに温度を160度に下げて30分焼く。
  9. 型をさかさまにして、2時間以上おいて冷ます。
  10. 型からとりだし、好みでクリームやフルーツなどを添える。または、粉砂糖をふりかける。


オーブンから取り出した直後:




ケーキ自体は甘さ控えめですので、ホィップクリームを添えるとちょうどよい感じです。イチゴなどのフルーツも並べると尚よしです。



カロリーについて

このレシピには油が入っていません。入ってなくても全然美味しい。気になるカロリーは、小麦粉130g, 砂糖130g, 卵7個で作ったケーキを12等分すると仮定すると、一切れあたり130 kcalです。

Saturday, January 5, 2013

Rib-Eye ステーキのレシピ

年末年始にステーキをフライパンで焼く機会がたくさんあり、室内での焼き方が確立されてきましたので、焼き方をメモしてみます。屋外ではBBQグリルと炭で焼くのがもっぱらなのですが、室内では火加減の調整がより細かくデジタルにコントロールできるので意外といいですね。

準備するもの

  • ステーキ肉: リブアイ (Rib eye) 1人につき1枚
  • しょうゆ
  • 塩、コショウ
  • タイマー
ステーキにはよくリブアイ (Rib eye)と呼ばれる部位の肉を使います。僕はよくSafewayで買い、特別に高級なスーパーマーケットで購入する必要は全くありません。Safewayは店舗によって、品質にばらつきがあるのでなるべく品揃えがよい店舗を選ぶのがおすすめ。よくパックに3, 4枚の肉がつめられています。 Safewayの他には、Nob Hill, Costcoで買うことがあります。 ここで紹介する肉の厚さの目安は3/4インチ (three-quarter inch, 2cm弱)です。1枚の重さが300~400gの間が目安。スーパーの精肉所のスタッフにお願いすれば、好みの厚さに切ってもらうのも可能。「Shabu Shabu」と言えば、しゃぶしゃぶ用にもカットしてくれるとか。


 

値段は、セール前で1パウンドが$10.99前後が目安。セールになると、$5.99 ~ $7.99が相場。骨がついたもの (bone-in rib eye) の方が、骨無し (boneless rib eye) よりも、1パウンドあたり$1.00安く売られています。実は、骨の周りの肉も美味しい。けっこう頻繁にセール価格で販売されることが多いので、広告はマメにチェック! *$10.99/lbのリブアイをグラム換算すると、およそ100gあたり194円。セール時だと100gあたり150円前後。

下準備

ステーキ肉の周りのスジ、脂を切り落とします。大きい脂の塊は牛脂として焼くときに使ってOK。残りは細かく刻んで後でマッシュルームとニンニクと炒めます (前回のエントリーを参照)。




こんな感じでトリミングが終わった状態です。

 


肉をバット等にのせて、両面に醤油を漬けます。30-60分程度漬けてください。***醤油の他には酒など、何も加えません。***

  


焼く直前に、塩コショウを振ります。 スジと脂は別に分けておきます。


焼き方

1. フライパンを強火で熱します。白い煙がうっすら上がってくるくらいが目安。 2. 強火で、片面の肉を焼き始めます。ここから3分間計り始めます。ふたはしません。




 3. 3分たったら、肉を裏返します。再度3分計ってください。ここでもふたはしません。

 


4. 次に、火を中火と強火の中間くらいにして、ちょっと火力を落とします。ここからふたをして、さらに焼きます。ここから2分焼いて、ミディアムレアくらいです。

 


5. 予め電子レンジで温めたお皿にのせてください。  


個人的には中心がちょっとピンクがかって火が通ったミディアムレアくらいが好きですね。 肉の厚さ、コンロの火力、同時に焼く肉の数に応じて、焼く時間は調整が必要になりますが、一応の目安としてご参照ください。 ステーキは、とにかく焼く時間と火加減をきっちり管理すると、美味しく焼けます。タイマーは必須です


おまけ: すじ肉と残ったステーキ

すじ肉は、ニンニクとマッシュルームと一緒に塩コショウ、醤油、鷹の爪、ネギで炒めます。


 


ご飯と混ぜて、残ったステーキをスライスして、「ステーキ丼」。これが最高です。




Saturday, November 24, 2012

ノンオイルの紅茶のシフォンケーキ



シフォンケーキを焼きました。

感謝祭といえば、パンプキンパイ、アップルパイなどのパイ類が伝統的なお菓子ですが、どうしてもシフォンケーキが食べたくなったのでブラックフライデーのセールに並んでシフォンケーキ型を買って焼く事に。 ブログの記録を辿ると6年振りの挑戦になりました (右は6年前の写真です)。シフォンケーキは、20世紀にアメリカで作られたのが始まりのようですね。保存がきくケーキで、冷蔵庫で4-5日はもつそうです。シフォン(chiffon)は「絹ナイロンなどの薄いシースルーの織物」という意味。

材料

以下、材料です。型は、直径が22cm, 高さが10cmのものを使います。
★シフォンケーキは通常サラダオイルを混ぜますが、今回は完全ノンオイルのレシピです!!★ ノンオイルでも全然美味しく焼けます。さらに、一般のシフォンケーキのレシピは卵黄と卵白の数が異なることが多いのですが、これは数が同じなので卵を無駄にしなくてokです。

A:
薄力粉 ................ 130g
砂糖 .................. 70g


B:
卵黄 .................. 7個分
紅茶 .................. 大さじ2に大して熱湯100cc

メレンゲ:
卵白 .................. 7個分
砂糖 .................. 70g

飾り用:
生クリーム, シナモンパウダー, ミント、フルーツなど


作り方
  1. 大きめのボウルに "A" の材料を合わせてふるい入れる。
  2. 別のボウルに卵白を泡立て器で八分立てにし、砂糖を少量ずつ加えながら、電動ミキサーで泡立て、かたいメレンゲをつくる。
  3. "B"の材料を混ぜる: ボウルに卵黄を入れて泡立てて混ぜ、紅茶液の順番で加えながら混ぜる。
  4. "1"の粉類の中央をくぼませた中に "3"を少量ずつ入れて泡立て器で混ぜる。
  5. メレンゲの1/3を加えて、ゴムベラで (または泡立て器を回転させながら) さっくり混ぜる。残りのメレンゲを1/3づつ加えて全体をさっくり混ぜる。
  6. 型に生地を流し入れ、型を軽く打ち付けて中の空気を抜く。
  7. 180度のオーブンで10分焼き、さらに温度を160度に下げて30分焼く。
  8. 型をさかさまにして、2時間以上おいて冷ます。
  9. 型からとりだし、好みでクリームやフルーツなどを添える。


オーブンから取り出した直後:





格好はよくないですが、焼き上がりをさましている様子です:


焼き上がりです


 


 6年振りに焼いたシフォンケーキ、甘さ控えめ、さらにノンオイルなので味は最高の出来でした (4人で食べて翌日には無くなりました)。今度は紅茶の代わりに、ココアパウダーにして、チョコレート風シフォンケーキにするのもありですね。 焼いて冷ましたときに、いちど膨らんだケーキがしぼんでしまったので、ここは次回以降改善の余地ありです。

サラダオイル無しで、ぜんぜん美味しく焼けますね♪ 今まで入れてきたサラダオイル70ccは一体なんだったのか。。。70ccというと、500カロリー以上になります。 更に型にもバターを20gくらいは型に塗っていたので、トータルで600カロリーくらいはカットできていますね。

Thursday, November 22, 2012

ステーキと、牛すじのニンニク炒め

今年の感謝祭は朝から晩まで仕事でしたが、充実した一日でした。さすがにターキーを焼くのは無理だったので、ステーキを焼くことになりました。 

ステーキは、Rib-eye (リブアイ) という種類の肉を使います。いつもアメリカにどこにでもあるSafewayで購入しています。感謝祭のせいか、大セールでした! ステーキの肉は、高級スーパーで買う必要は全くなく、普通のスーパーで買える物で充分です。



  1. 準備

まず下ごしらえとして、肉の周りの脂やスジを丁寧に切り落とします。ダイエット的な理由よりも、スジがついていると固くなったり、焼いたときに肉が反り返ったりすることがあるからです。 スジと脂を切り落としたら、醤油に30分くらいつけます。酒などはまぜず、醤油だけです。


 


2. 焼く

 焼く直前に、塩コショウを肉にふります。ガーリックソルトもおすすめです。 フライパンを強火で熱します。フライパンが充分に熱くなったら、肉を焼き始めます。ふたをしないで片面を3分程焼いてください。3分はストップウォッチで正確に計ります。 3分たったら、肉を裏返します。 火を中火にして、ふたをして4分焼きます。肉の熱さとコンロの強さによりますが、これでミディアムレアくらいになります。今回の肉は暑さが2cmくらいでした。 焼き上がった直後の様子です。

 


まとめ

フライパンでステーキをするときのポイントです。
  1. 肉の大きさと厚さをなるべく同じにする。
  2. 脂とスジを丁寧に取り除く。
  3. 肉をつけ込むのは醤油。シンプルなのがいい。
  4. 表を、ふたをしないで、強火で3分。
  5. 裏返して、強火でふたをして4分。

3. 牛すじのガーリック炒め 

最後に、ステーキを作ったときにできる、副産物です。ステーキよりも、こっちが人気だったりします。 (ちょっとカロリーオーバーなメニューなので、大勢でつつきながらビールと頂くと最高です♪) 

材料:
1. 牛すじ (↑のステーキで切り落としたもの) 200gくらい
2. マッシュルーム 10個
3. ニンニク 5個 (好きなだけ用意する)
4. 醤油、塩、コショウ


作り方:
1. 牛すじを1cm角くらいに細かく刻む
2. マッシュルームは5mmくらいの厚さで刻む。
3. ニンニクを好きなだけ切ります。ひとかけを半分か3分の1くらいの大きさにして、「大きめ」にするのがおすすめ。
4. 熱したフライパンに、牛すじを炒めます。表面の色が変わったら、ニンニクを入れ、ふたをして中火で数分おきます。
5. ふたを開けて、マッシュルームをいれ、塩コショウ、醤油 (ステーキを漬けていた醤油が最高) をかけます。

炒めているときの様子です:
 


お好みで鷹の爪、七味などを入れてもいいかもしれませんね。 完成図です。このガーリック炒めを熱々のご飯にのせてドンブリでいただいくのも乙です。