Friday, December 5, 2025

Therabody マッサージガン (Theragun Prime 6th Generation) を導入する


Therabody のマッサージガン (Theragun Prime / 6th gen) を導入してみた。https://www.therabody.com/products/theragun-prime-gen-6-massage-gun/


デバイスと、専用アプリが連動していて、スポーツ種目 (ランニング、ゴルフとか)、体の部位,状況 (ランニング前のウォーミングアップ、ハーフマラソン後のケアとか) などに最適化されたメニューが用意されている。

メニューを開始すると、マッサージガンが連動して動き始める。普段のケアがやりやすくなりそう。一番低速にしてやや強い気がする。

背中にも十分届くので、肩甲骨周りもしっかり叩けます👍



改善点としては、① 充電用のアダプターが欲しい、② 専用ケースが欲しい、といった点でした。

Macbook や iMac に繋ぐと、出力が足らず、逆にどんどんバッテリーが無くなりました。

適当なものを使って発火してもいやだし、さすがに電源アダプターは欲しいですねぇ。





これでリカバリーが充実、怪我の予防になるかな?
 

Wednesday, December 3, 2025

ASICS Novablast 5 の1足目は700kmで引退 (さらに2足追加)

 



昨年ほぼ発売と同時の12月に購入した ASICS Novablast 5 が寿命で引退。

付箋なしに2025年の傑作の一つだと思います。

走行距離は702.77 km。
走行距離は日々の練習を表に記録していて、靴ごとに集計をするとわりと正確に距離や、どんな強度の練習に使ったかがわかります。

クッション性が良くて、もふもふ跳ねる感が楽しいです。脚の調子がいまいちな日でも安心感があり、通勤 (歩き) にもめちゃくちゃいい。耐久性も高くて、500 km くらいからアッパーとミッドソールの繋ぎ目付近がちょっと破けてきました。グリップもまあまあ残っている。


メーカーとしては、①もっと値段が高いカーボンシューズを、②ボリュームゾーンの顧客にもっと売りまくりたいという戦略だと思うのだけど、ハーフマラソンも、いわゆるサブ3くらいのスピードで2回走って、めちゃくちゃ合っていました。


欠点としては、
  1. 筋持久力が減ったときに踏み込みにくいので、その段階ではプレートが内蔵されてたらいいかもという点と、
  2. 踵部分の高さ 40 mm 超えが惜しいところ。あわよくばフルマラソンに使いたかった。


10月からの故障、足の違和感がまだまだ完治しない。

いったん足作りによいとされる Hyperspeed 2足は棚にしまっておいて、足に優しい Novablast 5 をもう 2 足追加しました。これ以上の故障や悪化はさけたい。

上↑2回のハーフマラソンでは、直前に右足がちょっとおかしいなとか、痛いなとか思ったときで、本当はもうちょっとレース向きの靴にしようと準備していたところをやめて、Novablast 5 にしました。 というくらい信頼、気に入っています。

やっぱり、まだまだ走歴が浅いので、急激に練習をやりすぎたのではと思います。日誌を見返すと 9 月くらいからすでに「足にちょっと違和感あり」とメモしていた。Hyperspeed は今年買った靴の中ではかなり気に入っていたのですが。。。また万全になったら使います。

Novablast 5 でジョギングから、インターバルまで使用可能なので (自分の場合 1,000m で 3:40/kmくらいが適切) 、怪我のリスクを最小化するには仕方ない。



全体の写真。練習後に毎回、表面や靴底を濡タオルで拭いていたので、パッと見た目は綺麗です。700 km での引退は早すぎるかもですが、足が弱っているのと、古い靴で違和感が悪化する理由を作りたくないので、投資として新品に交換します。




702 km 使用後のグリップ。




アッパーとミッドソールの繋ぎ目、ちょうど親指の付け根あたりが、破けてきています。走行距離が 500 km くらいからこのようになりました。特に問題は感じなかったです。




シューズは結構消耗は激しいのだけど、その分お医者さん•医療にかかる時間と費用の損失を考えると全然ありで、さらに仕事の効率も上がる。さらに抗うつ効果、ストレス発散もあるので、メンタル的な健康改善にも役立つ。

そう考えると、たかだかシューズ貧乏 (散財?) になるのは必要悪であります。

Monday, December 1, 2025

Trader Joe's の四角いリガットーニのカルボナーラと白トリュフ (white truffles)



Trader Joe’s にあった四角いリガットーニ (Square Rigatoni)。茹で時間は 12 分くらい (パッケージは 13-14 分が al dente と表記)。普通の丸い断面のが欲しかったのだけど、茹でてしまうとほとんど気にならなかった。



カルボナーラは、いつものように全卵使用、ベーコンで作成。イタリア的には guanciale だが、そんなもんはかなり限定的に販売されているため手軽に買えませぬ。イタリアの移民•祖先も多いはずなのだけど。



完成図。白トリュフを削っています。


トリュフはこんな感じで、仕上げに削ってのせる。




一緒に Tri Tip ステーキ。






野菜サラダ。




今日のワインの一つ。2015 Estate Chardonnay - 10年綺麗に熟成された琥珀色が綺麗でした。今日の時点では、2015 Monte Bello Chardonnay よりよかったです。あくまでも今日の時点で。




一緒に 2010 Monte Bello. Monte Bello としてはまだ若いけど、渋みが落ち着いてきていて、良い感じでした。




Sunday, November 30, 2025

11月の練習: マラソン練習は(ほぼ)全くなしでジョギングばかり

 


朝晩はすっかり冷え込んできました。


11月は、当初の予定ではマラソン練習前に 5K の走力をあげるべく、高強度のポイント練習 (Q-session) では、スピード練習に重点を置くつもりだったが、10月に調子に乗って練習をしたときに痛めた脚がなかなか治らず、ほぼジョギングのみ。

最後の週に、ようやくまともな練習が組めるようになってきました。とはいっても、急に戻すと大変なので、一回の疾走距離は短く、連続して走った最長距離は 16 kmくらい。

他は全て分割ジョギングだったり、ジョギングでも1回の距離は 12 ~ 13 km が最大。月間走行距離は 265 km でした。

Apple Watch で測る VO2MAX は激減し、57.9 → 54.5 に。心拍数も 10 くらい高く測定されて、たかただジョギングした後でも、強度が 7/10 (HARD) に判定されたりして、感覚的にはしんどくないのに、機械の判定ではそうとう走力が後退している。


  • 日曜日: 2 km (4:10 ~ 3:35/km) x 4 本 / 4 種類靴をテスト
  • 月曜日: TRX など補強運動のみ。
  • 火曜日: 12 km ジョギング
  • 水曜日: 12 km ジョギング
  • 木曜日: 3 km E (5:00/km) + 10 km M (4:10/km)
  • 金曜日: 5 km (4:20 ~ 4:00/km) x 3 本 / 3 種類靴をテスト
  • 土曜日: 12 km ジョギング
  • 週間走行距離: 82.25 km


怪我の反省から、週1回は走らない日を設定し、体幹系、可動域拡大、ストレッチ、TRX、縄など、補強運動をするだけをする。


マラソンまで残り 13 週になったので、結局のところ 30 ~ 40 km の距離走をする機会はかなり限られてきそう。余裕ある日程と思っていたけど、怪我で実質 5 週くらいちゃんと練習できていない。

できれば 12 月に2 回くらい距離走 (L-Run) をしたい。

1 つは靴の実験の延長として、20-25km走った直後に、カーボンシューズで 5 km くらい Tペースのテンポ走とか。

さて、足は完治するのか?
 

Saturday, November 29, 2025

チョコレートカヌレ (Cannelés de Bordeaux au Chocolat) を焼く

 

チョコレートバージョン (Cannelés de Bordeaux au Chocolat) を焼いてみる。

標準の材料に、ココアパウダー 小さじ 2 を混ぜてみる。

焼き方は同じだが、全体量を通常 16 個の 70% にしたので、焼成時間をやや短めに取りました。

550 °F を 12 分、400 °Fを 45 分にする。


だいたい再現性がよかったです😮‍💨




3 個は下の写真のように変にくぼんだり、型に引っ付いたものがあった。底に油が厚くひかれてしまったものは形がやや崩れる。










型のシーズニングが悪かったためか、1 個はしつこく引っ付いた。

下の写真の右側の型です。写真左側は、焼き上がり後に綺麗に形がつくられ、するっと外れたもの。型のシーズニングもありえるし、もしかすると火力がたらずに表面のキャラメル化がイマイチだったのかもしれない。


それにしても、ちょっとした条件の変化に敏感すぎないか。

テフロン加工がない時代の焼き物はかなり大変だったのでは?


昨年全滅から考えると、全体にはよい出来でした。




カヌレは料理というより趣味の実験。

近所の店で買えるなら、素直に買ったほうがいい。

根性 99% + 化学 1% であります。


Friday, November 28, 2025

カーボンプレート入りシューズ試走 | 今度は 5 km x 3 で Rocket X 3 や Mach 6 をテスト


もう一度、カーボンプレート入りシューズの試し履きの実験。

前回は距離が短すぎて、設定ペースを完全に無視してしまった。


今度は設定 Mペース付近 (4:10/km) で 5,000 m づつ使ってみて比較。主観的な感想を比べる。

アップも含めて 20 km くらいの練習にもなるので、怪我が治ってきた状況としては、いい負荷です。







(1) HOKA Mah 6 (カーボン無し): 


いつも練習で使うシューズ。慣れもあり率直に走りやすい。
なるべく 4:30/km に寄せて走りました。




(2) ASICS Magicspeed 3 (カーボン入り): 



1年半くらい前に、カーボン入っているとも知らずに買ったシューズ。使い始めてから 400 km くらい使ってきたこともあるけど、Mach 6 の方が感覚的にはラク。反発がばりばりという感触は全くない。

いざ走ってみると結果的にラクに走れていた、といった感じ。Mペースにも合っていそう。

すでにバージョン5が発表されていて、全く別物になってきているので選択肢として無し😭 というか、ちょっとレース向けシューズが増えすぎて、摩耗の速度が追いつかないので、もっと普段から使えるシューズにしたい(練習にカーボン入りシューズは使いたくない派)。正直なところ、3分前半のペースくらい出して真価を発揮すると思っているので、それ相応の速度帯で走る時に使いたい。





(3) カーボン入り (Rocket X 3): 


4:10/km くらいは真剣に走りづらい。

なので、とりあえず 3 分台くらいにもっていくとちょっとマシだった。僕の走力でこういうのも烏滸がましいのでありますが、ちょっとマシ、だっただけで理想ではないです。一歩一歩「もっと強く踏め、ゴルァー」と言われているようで、遅くても 3:40/km くらいを出すとややラクになってくる。

3:20 ~ 3:30/km くらいが一番ラクだった。これが 42 km 持続するかどうかいうと当然無理なので、せいぜい 3K が限界。

ママちゃりはゆっくりのペースでも安定して走れるけど、ロードレース用バイクは速く走らないとうまく進まなない、みたいな状態。

カーボン入りシューズの効果としては、単に使えば効果が比較的一様に掛算されるのだと想像していた。

主観的な感覚では、掛け合わせられるランナーのスピードに大きく依存する。その人の主観的スピード感 (低強度、高強度) ではなくて、絶対的な速度、時速 18 km とか、時速 16 km とかの条件を与えてはじめて積の結果が増える掛算が成立してくる。

そこに達していない場合は、1.0 未満の数字をかけるようになってしまい、逆効果な気がしてくる。

遅いペースの時は、ブレーキをかけながら、上方向にも飛んでいるようで、使うために慣れと練習が必要。

やっぱり前回感じた「靴に速く走らされる」面もあるので、そもそも長い距離で使えるのだろうかはまだまだ調べる必要がある。

速く走れるのは間違いない。持続性は練習次第?


5 km で使うと 17 分台 (3:30/km 台)、1,500m 4 分台 (3:20/km 切り) がいけるかも、とちょっと期待。



結論として、3 分台より遅い速度のレースでは不要(適していない)。理由としては、(1) カーボンしならせるほど速くない(強い力を出す必要がない)、(2) 恐らく疲労でゴールまでにバテる。

 


Thursday, November 27, 2025

Thanksgiving Dinner

 

今年は turkey 🦃 はスキップしてステーキです。

Tri Tip (Santa Maria steak, ともさんかく) は、仕上げにアルミホイルで包んで10-15分おくだけで、翌日以降も柔らかくいただけます (何でこれに 15 年気がつかなかったのか謎)。


いつもとんかつによく使う豚肉 (pork loin chops) は、reverse searing を試す。250 ~ 225 °Fのオーブンに 60 分いれて先に火を通したのちに、フライパンで表面を1分づつくらい焼く。


バターを製菓で使い切ってしまい、バルサミコ酢をそのままソースにしました。










Monday, November 24, 2025

今年最初のカヌレは16個同時にいい感じだった (Cannelés de Bordeaux)

今年最初の Cannelés かなり良い感じ。前はできなかった16個同時焼き。




昨年は全滅。

2023年は初めて銅型を使って、まともに焼けた (失敗も多かった)。この時は同時に 8 個までしか焼けず、2 回のバッチに分けた。


失敗の原因は火力、型のシーズニングの両方かどちらかだと思っている。



今回は、表面のムラも歴代最小、特に大きな空洞もなく、型からひっくり返すとスルッと抜ける。外の殻shell が分厚いのが課題。L’Osier で見た作例は小さいながらも殻薄いけどしっかりしていた。


断面、ちょっと分厚いけど、その分カリカリを保てる寿命は長く 36 時間くらいはいい感じでした。大体、焼いてから半日以内に食べ切るのが理想。どんどん空気中の水分を吸って、やわらかくなってしまいます。



L'Osier の例:
L’Osier | ロオジエ 銀座の昼食に行ってきた (2025年10月)




今日の焼き方


20 min @ 550 degF
50 min @ 400 degF
生地の量 1000 ml



他に気をつけたのは、型に塗る油は薄く手早く塗ること。
550 degF を半分、400 degF を5分延長でも良いかもしれん。




型にバターは必須なのか?



まず第一にうちは beeswax (みつろう)は使いません。

残った生地でもう一つ検証。「型にバターを塗る」のは必須なのか? バターの代わりに植物油 (canola oil) を塗ってみる。いつも天ぷらなど揚げ物でもよく使うやつです。融点が低いのでバターのように溶かす手間とか要りません。




結果は、全然問題なく、型から抜けました。”白尻問題” は発生しましたが、型から綺麗に抜くためにバターは必須ではない。




4 個を、前回とほぼ同じ火力で焼いたので、バスチーみたいに、かなり黒く仕上がったのでありますが、程よい苦味と、カスタードの甘味が合わさってこれはこれでいいという評価もありそう。


15 min @ 550 degF
40 min @ 400 degF


僕は焦茶色がいいですね。


Sunday, November 23, 2025

カーボンプレート入りシューズを履き比べた主観的な感想 | Rocket X 3, Sonicblast, Carbon X 3 と Mach 6




初めてちゃんとカーボンが入った最新モデルのシューズを履いて実験してみました。

当たり前だけど体験して初めて確認できたこと:
  • カーボンプレート入りシューズ、まじで楽に速く走れました。
  • 樹脂製の Pebaxプレートよりも速いです。
  • 無意識に速くなってしまうので、スピードコントロールをしないとオーバーペースで自滅するかも。
  • 左右のバランス、ぐらつきが大きいので、接地技術を磨くなどしないと怪我しそう。特に低速になるとグラグラ感があった。


来年のマラソンに向けて、カーボンプレート入りシューズを使うかどうか検討中です。

以前の調査では、4分台のペース、時速にして 13 ~ 14 km/h (4:37 ~ 4:17 /km くらい) でもランニングエコノミーが2-3%改善して、恩恵が得られるという結論だった:

厚底カーボンシューズに関する考察 | 一般ランナーも履く効果ありということを納得したhttps://www.seihiguchi.com/2025/09/blog-post_27.html (2025年9月)



主観的に、楽に走れるかどうか、履き比べることにしました。さすがに同時に履いて走るのは無理なので、順番に履いて 2,000m を中強度感覚 (4:30/km) で走る。




ようやくケガの違和感がなくなってきたので、そろそろ中強度感覚からじょじょに戻していて、テンポ走や距離走ができるように戻していきたいところ。2,000m くらいだと短すぎず、長すぎず履き比べるにはちょうどいい距離なのと、4 本でちょうどいい練習距離になります。前後のアップとあわせて 12 km くらい。




今日比べる靴はこれら:


  • HOKA Mach 6: 
    • プレート無し。
    • ジョギングからインターバルまで幅広く使える万能モデル。
  • HOKA Carbon X 3: 
    • カーボンプレート入り。2022年ごろの古いモデル。
    • 昨年 5K 20分切るために練習していたころに興味本位で購入。
  • ASICS Sonicblast
    • Pebax樹脂製プレート入り。
    • 個人的な解釈では Novablast 5 に、反発がもらいやすい柔らかいプレートが入った “Magicblast” といった感じ。
    • Magicspeed + Novablast みたいな。(Magicspeed はカーボン)
  • HOKA Rocket X 3
    • HOKA の最上位モデルの一つ。
    • いつかこれ履いてみたいと思っていたやつです。


結果


モデル

2,000m 

タイム

所感

HOKA Mach 6

8:19 (4:12/km, 4:08/km)

いつも履いている靴なので、他の比較のベースになる。スタートしたら時計は見ないで、中強度的な力感で走ったのだが、思ったよりも速くなってしまった。


新品なので、ほどよい反発、クッションもあって、マラソンペース (Mペース) にちょうどよいと思います。

HOKA Carbon X 3


8:00 (4:05/km, 3:56/km)

Mach 6 と同じ力感で走り、終わるまで時計は見ないで感覚だけ。カーボンが入ったモデルだけど、特に反発がよく返ってくるなぁというフィードバック的な要素はない。クッションの感覚は、Mach 6 よりも固めで、ASICS Hyperspeed に近い。


蓋を開けてみると速く走れてしまっている、みたいな感じです。


5K のレースで使うと、確かに速く走れるんですよね。

ASICS Sonicblast

7:32 (3:48/km, 3:45/km)

だんだんこの辺から中強度の感覚でなくて、速い動きになれてきてスピード調整がおかしくなっていました。感覚としては、遅すぎず速すぎずな中程度の力感。まだ 50 km も走ってないのでほぼ新品。


クッションはもふもふあり、前足あたりから反発がほどよくきて跳ねる感あります。


Stack height 40 mm 超えなのが残念。

HOKA Rocket X 3

7:10 (3:34/km, 3:36/km)

中強度の設定ペースは完全無視で、気持ちよくほどほどに速く走ってみたらこうなった。


ちょっと頑張ったら 6 分台も出たかもしれないのだが、時計は全く見ないで走った。


力感は、Sonicblast と同じ。それでも速い。


とにかく跳ねる。反発が強い。カーボンの弾性反発は早いというより、鈍い。ぼよん、ぼよん、という感じで即応性が高い感じではない。ただ、3:50/km くらいだと上手く前方向に反発力がこなくて、上に飛んでいる感じがした。


あと左右の安定性が低い。変な接地を繰り返すと、ケガにつながりそう。HOKA のカーボンシューズは足幅が広めで、他のトップモデルと比べて安定感があるというレビューを何件か見たのだけど、それでも普段履く靴よりもグラグラ感じました。





所感


たしかに慣れと、使い方を練習した方がよいと思った。

Sonicblast や Magicspeed 3 は、プレート無しシューズの延長線上にあるスムーズな流れなのだが、Rocket X 3 は別物感があり、それだけちゃんと履けると良い結果に繋がりそう。

次の 5K レースには絶対使ってみたいと思う。3:20-30/km 台が (比較的) 簡単に出せる。



ただ、この靴が 4 分/km くらいの、長い長いフルマラソンに必要かというと、要らんのでは?というのが 2 km 走って思った率直な感想。

むしろ実力以上に速く走らされすぎて、すぐに HP が削られてジリ貧になりそう。

それは今後、長い距離の練習で使ってみてからの結論だが、もし来週走るとしたら新品の Mach 6 がいまの力量にちょうどよくハマると思いました。




本音では、Sonicblast でいいじゃないかと思っていたのだが、Stack height 44 mm で、いちおうWA 規定外でレースには使えない。

クッション性もいいし、プレートのほどほどの反発感もしっくりきて、ぴょんぴょん跳ねすぎず絶妙なバランスなのだが、なんでこんな設計になったのか。。。

それを見越してか Magicspeed 5 は 40 mm を超えないようにして発表される。エリートランナーとは全然ちゃうけど、いちおう World Athletics 規定には従いたい。



今日の結論


今日の結論としては、
① カーボンシューズ扱いの慣れが必要。スピードコントロール重要。
② 接地•走技術の改善が必要、
③ 僕の想定Mペース付近 (4:00 ~ 4:10/km) では、クッションの効いたジョギングシューズがぴったりフィットしそう。



Saturday, November 22, 2025

カヌレ (Cannelés de Bordeaux) を仕込んで、余った卵白でフィナンシェ (Financiers) を焼く



カヌレ (Cannelés de Bordeaux) の仕込み。

99% の根性と 1% の化学。

ここから 24-48 時間置く手間が面倒だけども…. 必須の工程。

冷蔵庫に入れていることを忘れないのも重要。


詳しい焼き方はこちら: 
カヌレ (Canelés) を綺麗に焼く6 つのポイントと典型的な失敗例
https://www.seihiguchi.com/2023/11/caneles-5.html (2023年11月)



カヌレは、もともと卵白をワイン作りで使い、卵黄が余るために考案された菓子。

余った卵白は、フィナンシェにします。こっちの方が、早く、手軽に作れるし、芳醇な焦バター (Beurre noisette) の香りがいい感じです。




よりクッキーらしく外側をカリカリになるように 400 °F で 20 分。もうちょっとムラなく仕上げるには、390 °Fくらいがよいかも。





Sunday, November 16, 2025

カツ丼と Rhys, Swan Terrace の Pinot Noir 🍷 を試す会



カツ丼と Pinot Noir 特に、Rhys の Swan Terrace を試すのがテーマです。

なんだかんだ前回も Pinot Noir の比較、前菜にマッシュルームとサラダ。

やっぱとんかつだと、自然と軽めのワインにしてしまうんでしょうか。



豆腐と湯葉の味噌汁。とんかつがやや硬め、揚げ時間か仕込みの問題か?






サラダ: ひさしぶりにアボカドものせる




前菜にマッシュルームの赤ワイン煮




チーズボードはいつもよりボリューム多くしてみた。



真ん中にのせた柿は中をくり抜いて、サイコロ状にして戻す:





〆はシフォンケーキ。メレンゲは硬く。焼成は、380℉で15分、350℉で35分。表面ぺたぺた問題無し。







タレ

① 材料は、かえし 300 ml + 濃い鰹出汁 300 ml + 清酒 300 ml に、追いみりん 50 ml。みりんはかえしに入っているけど、昨年のバージョンでは加えていたので、前回とは変えてみた。
② 濃い鰹出しは、水 400 ml + 厚削りの鰹節 15g を 10 分グラグラ煮出す。厚削りにする刃の調整が難しいので、市販の厚削りパックを使う。
③ かえしは、醤油 500 ml + 砂糖 100g + みりん 100 ml を沸かして、1-2週間寝かす。
④ 清酒は、味わい濃そうな高知の酔鯨









今日のワイン



2021 Turley: White Zinfandel
100% Zinfandel





2022 Ridge, Mancini Ranch
68% Carignane, 32% Zinfandel

Carignane 多めのブレンド。優しい感じが好きです。






2021 Etude: Temblot Vineyard
100% Pinot Noir

せっかく Swan を開けるので、他よく飲むものと比較として Etude 






2023 Ridge: Petaluma Gap
100% Pinot Noir

2023 年から畑が変わりました。コストパフォーマンスという観点では文句なしのバランス。







2017 Rhys: Swan Terrace
100% Pinot Noir

今日の主役。Rhys は若いと硬い印象があり、すぐに開けてしまうとお値段ほどでない感じがしていました。それでも美味しいのでなかなか保存が難しいのですが、10年弱でようやく味わい、香りの立ち方が愉しめるようになってきている印象です。色も赤レンガ色でいい感じです。まだ置いておけそうでしたが、今日飲んでよかったと思った一本でした。



次は、Skyline, Swan を比べたい....