Wednesday, November 12, 2025

柿の食べ方

 



柿は硬いのが良いか、柔らかいのが良いか、出汁の取り方のようにいろいろ。柿の美味しい食べ方は、堂々巡りをして、2025年は「そのまま、加熱などの調理をしない、脱水はOK」が一番美味しいという結論に行き着いた。



単にそのままでもオプションは様々:

①固いままの食感も愉しむ

②スプーンで掬えるほど柔らかくする

③干し柿にして甘味を凝縮




スプーンで掬うのが一番良いいな。


大量すぎた時は、サラダにのせて明るいアクセント色を追加したり、バルサミコ酢とオリーブオイル、ケッパーであえて柿サラダ、コンポートにして食べやすくして大量消費。

結局は調理するんかいな。




「②スプーンで掬えるほど柔らかくする」には、りんごと一緒にビニール袋に入れて、冷蔵庫 (冷暗所) で 2 週間ほど寝かします。

Friday, November 7, 2025

生酛仕込みと、速醸元仕込みを飲み比べる | 奥六 Okuroku 特別純米生酛 "lotus" と 特別純米 “crescent”

同じ酒蔵の日本酒の飲み比べ。

伝統的な生酛仕込みと、そうでないもの (速醸酛)を比べてみたかった。



奥六 Okuroku 特別純米生酛 “lotus” [赤いラベル]
岩手銘醸株式会社
ひとめぼれ
精米歩合: 60%
ABV: 16%




奥六 Okuroku おくろく 特別純米 “crescent” [黒いラベル]
岩手銘醸株式会社
吟ぎんが
精米歩合: 69%
ABV: 15%
*ラベルに山廃とかの記載がないので、勝手に速醸酛と思っています*



主観的な印象では、生酛仕込みの"lotus" の方が、やや複雑な味わいで、適度な酸味が強め。色もうっすらと琥珀色。

この 2 つの中では、こちらの方が好みでした。


速醸酛の crescent のほうが、より現代的な日本酒の味わい、ややフルーティ、上品。


白ワインでいうと、viognier がいいか、grenache blanc がいいか、それくらいの違い、好みで選んだらよいかと。私としては、複雑なレイヤーを持った味わいの方がいい感じです。


優劣をつけるためのものではありませんのであしからず。



余談: 生酛、酛、山卸


生酛は、日本酒の基になる酒母 (酛) を作る山卸 (やまおろし) という工程を経た方法で、酵母を大量に培養したもの。糖分をアルコールにする発酵を促進する。

山卸とは、蒸した米、米麹、水を櫂 (かい) とよばれる木の棒などで混ぜて、米をすりつぶす作業のこと。聞くだけで、相当な力仕事、不眠不休の温度管理などが必要そうです。


伝統的には、酵母を作るときの山卸という作業が大変だったので、明治時代に山卸を廃止した方法が出てきたり (山廃仕込み) 、速醸酛 (人口的に製造した乳酸を添加して酵母を培養) にシフトしている。

世の中の大半 80-90% くらいは速醸酛、ラベルに山廃や生酛とない場合はだいたいそうらしい。


山廃仕込みとは | 日本酒について調べてみた [4/22/2025]
https://www.seihiguchi.com/2025/04/blog-post_22.html



Monday, November 3, 2025

HOKA Mach 6 (3足目) と Rocket X 3 を手にいれる

 


出張中にHOKA直営店を発見し、練習用の Mach 6 とレース用の Rocket X 3 を購入しました。店員さんに聞いたら最近 9 月に開店したばかりだとか。

HOKA は本家 US と比べて値段設定がけっこう違う。日本でのマーケット拡大を狙って他社の価格を意識してなのか、生産地からの輸送コストが安価なのか、どっちにせよありがたい設定です。

HOKA Marunouchi
東京都千代田区有楽町一丁目7番1号 丸の内有楽町電気ビル
営業時間: 11:00~20:00



Mach 6




Mach 6はジョギングからインターバルまでこなせる万能シューズとして3足目の購入。やっぱいいです。2 足目(490 km 走行)と1 足目 (560 km でリタイア) では耐久性や履き心地にわずかな改良を感じています。ASICS と比べるとちょっと耐久性が劣るかなと思いますが、前作の Mach 5 は 400 km くらいでグリップがつるつる、クッションもへたってしまったので、バージョンが上がる毎に良くなっている。

フルマラソンでの使用も検討中ですが、予定の巡行スピード(4:10/km 前後)ではカーボンプレートの強い反発は不要と判断しています。

以前ちょっと調べた感じでは、4 分前半/km でも十分ランニングエコノミー (RE) が改善する効果があるとわかった。
厚底カーボンシューズに関する考察 | 一般ランナーも履く効果ありということを納得した
(9/27/2025)

ただ、生意気な考え方では、4:10/km あたりが主観的感覚で中強度のちょっと速いくらいになってきているため、カーボンで助力を得てスピードアップする必要はないかと。最終的には「楽に走れて怪我をしない」という主観を重視し、カーボン入りも選択肢として残しています。




Rocket X 3



Cielo X1 と並んで、HOKA のトップモデル。いろいろレビューを観ると、NIKEやASICSのような強い反発ではなく、適度な助力が得られる”らしい”。

Stack heightが40mmを超えない点もよく、店舗での試走でも走りやすさを確認しています。エリートランナーでない限り、stack height は調べられられないので、何を履いてもいいのですが、今回はしっかりルール適合品を選びたいと思っています。


本当は Magicspeed 4 もよかったのだが、40 mm 超えていて NG。それか最近ハーフマラソンでつかった Sonicblast が理想的。樹脂製、Pebax プレート入りで、Novablast 5 のようなフカフカクッション性もあり、Magicspeed と Novablast の長所をフュージョンさせた靴。これまた 46 mm で NG 😭



過去に使ったカーボンプレート入りシューズ


  • HOKA Carbon X 3: 2022年ごろのモデル。5Kレースで使用中。反発力よりも心理的・プラシーボ効果が大きかったと分析しています。そもそも 3:50 ~ 3:40/km くらいで主に使うため、まだまだカーボンをしっかり弾性変形できる力を加えられていないせいかも。セール品だったため、最初の 5K レース用シューズの選択肢として購入しました。
  • ASICS Magicspeed 3: ほどほどに厚すぎず、バランス良い設計。3:30/km 台になるペース帯では脚が勝手に回るような反発を感じられる「いい靴」と評価しています。しかし、フルマラソンのような比較的遅いペースではカーボンを十分に押しつぶせず、オーバースペックになる懸念があります。けど、ジョギングペースくらいでも、快適に走れる感じはするので、いい靴です。


最終的には主観と気分で決める


今後は、主に距離走、20km Mペース走なんかで感触を見ながら最終判断。なんだかんだ「せっかく大会で走るから」とか、「やっぱ楽だから」という理由でカーボン入りになる気がする。

なんて考えていると、Magicspeed 5 が発表され、しかも Stack height が 40 mm に抑えられている。やっぱ 4 で 40 mm 超えたのは不評だったんだな。


Friday, October 31, 2025

10月の練習


今月の練習: 
  • 走行距離 240 km
  • ハーフマラソンレース: 85:49 (4:05/km)

10月は、ハーフマラソン 1 本 (やはり全力を出し切れていないのが悔やまれる)。出張が月後半 10 日くらい入り、思ったよりも時間がとれず走行距離は 240 km 止まり。距離よりも、そもそも練習ができず、帰宅後に 16 km 走ったときは VO2MAX 57.8 → 56.6 に減少、腹筋が筋肉痛になりました。

マラソンにむけて、30 km くらいの距離走を 1 回いれたかったのですが、スケジュール的に無理でした。





右足に違和感



あとメンテナンスの不味さが出てきてしまい、右足に若干違和感あり。


原因としては、
  • 9月のゴルフで右足首に違和感が発生 (レース時点では問題なし)
  • 10月出張前の週に過密スケジュールを組んでしまい、週間走行距離が 100km を超えて、なおかつ強度の高い練習を 3 つ入れたのが体のキャパシティを超えてしまった。
  • 毎日のマッサージや、赤い光のケアを怠った。
  • 20日くらいで 240 km 走っており、先月よりも量が増え過ぎていた。


要は、質と量を一気に上げ過ぎ、ということかと。。。



だいたいいつも不具合が出てくるのが、右足首。ここは2022 年の交通事故で一番痛めた箇所

ちょっとここが今後の成長のネックになってくるかもしれない。


まずは練習以前に、快復させるのが先決になりました。


怪我した時の練習として、
  • [400m 走る + 400m 歩く] x 10 ~ 20 セット
  • [1000m 走る + 400m 歩く] x 5 ~ 8 セット
こういった強度を落とした内容でリハビリ。



余談


余談ながら、初めてランニングをする、というときは連続して走る必要は全くないと思っていて、むしろ歩きを多め、なれてきたら走る距離を徐々に長くしていく、やり方が無理がないと考えています。

例えば

[900m 歩く+ 100m 走る] x 1 ~ 5 セット

慣れてきたら、100m 走る部分を 200m, 400m, 800m, 2,000m ... としたり、歩く距離を短くしていくのがおすすめです。



Wednesday, October 29, 2025

L’Osier | ロオジエ 銀座の昼食に行ってきた


かねてから行ってみたかった L’Osier (ロオジエ) に来店できました。

資生堂銀座ビル
東京都 中央区 銀座 7丁目5-5

いい経験ができました。食事の要素のほか、芸術、エンターテイメントの鑑賞として一度は行っておくと勉強になったと思います。



帝国ホテルの Les Saisons とはまた違う趣で、店舗内装からお洒落です。資生堂というだけあり女性客をターゲットにしたブランディングを展開しているのではと思いました。




所感•印象

  • ランチの所要時間 3 時間。スケジュールは余裕をもって組んだほうがよいです。
  • 全体に量としては適量でした。
  • 途中、パンも5 種類くらい量の制限はなく頂戴できる。最初、食べすぎないようペース管理がポイント。私は 2 個だけいただきました。これがよかったかも。
  • メニューの流れとしては、前菜 > スープ > 魚料理 > 肉料理 > デザート > コーヒー
  • デザートは 3 回あります。
    • デザートの前菜 (PRÉ DESSERT)
    • その次に、メインぽいデザート
    • 最後にデザートの〆で、チョコレート、クッキーをのせたワゴン (CHARIOT DE FRIANDISES) がやってきて食べたいものを選びます。全種類制覇するのも許可されています。
  • ワインを選ぶのが大変でした。
    • ワインメニューを渡されてから、注文をとりにくるまでのタイミングが 1-2 分しかない。
    • メニューをじっくり読んで吟味したい私としては、5 分くらい待ってもらってから注文しました。
  • 飲み物の値段設定で、費用対効果を伸ばしている戦略な気がします (私ならそうする)。
  • 2人席はすぐに予約で埋まるので、4-6 人揃えると運良く予約ができることがある。



今日はランチメニューの中から LES BELLES GOURMANDES (真ん中?) を選ぶ。
https://losier.shiseido.co.jp/menu/cate_menu/lunch/ 



ランチの内容


以下、当日いただいたものです。

フランス語のメニューはよくわからないので、そのまま記載しています。
カタカナでも馴染みがないのでよくわからん。
後日いろいろ調べて追記したいと思います。




[1] AMUSE-BOUCHE
アミューズ-ブーシュ


“amuse-bouche” は、無料の小さいサイズの前菜 (appetizer) という意味。要は前菜。
でもゆっくり食べていると不思議と満足感があります。



一緒に 2008 Rare Millésime Brut, Champagne をいただきました。実はこれが一番いい選択だったかもしれない。”brut” というだけあって、ドライな仕上がりでした。






[2] AUTOUR DES COQUILLAGES « AKAGAI, MIRUGAI ET HOKKIGAI »
CRÈME VICHYSSOISE,

赤貝、ミル貝、北寄貝、オシェトラキャビアのポワンテ
クレームヴィシソワーズ、



スープ (VICHYSSOISE) です。leek、ジャガイモ、玉ねぎ、生クリームが原材料。


この時点で Viognier を注文しました。2021 Domaine Jamet, Rhone 地方の葡萄。









[3] ÉMULSION D'UNE SAUCE CHAMPAGNE AU SAFRAN DE SAGA,
POINTE DE CAVIAR OSCIÈTRE
GELÉE IODÉE,
ASPERGE DE MER ET CITRON CAVIAR DE AICHI

佐賀県産サフラン香るソースシャンパーニュのエミュリュッション
磯香るジュレ、シーアスパラガスと愛知県産シトロンキャビア





キャビア、ジュレ、ソース、アスパラガス (ASPERGE DE MER, sea asparagus) などを綺麗に盛り付けたもの。




[4] LE KINKI D’HOKKAIDO CUIT À COUVERT SUR UN LIT D'HERBES AROMATIQUES,
RUBAN DE CAROTTE À L'ORANGE
RAVIOLE VERTE DE LÉGUMES RELEVÉE AU POIVRE DE TIMUT
JUS D'ARÊTES CARAMÉLISÉES AU CITRON CONFIT

ハーブと共に火入れした北海道産キンキ
オレンジ風味のニンジンのリュバン
ティムットペッパー香る野菜のラビオリ
レモンコンフィ入りキャラメリゼしたジュ




魚料理。メインの 1 つ。北海道のキンキを皮ごと焼いています。ソースが美味しい。
周囲にあるのは、人参とラビオリ。



つぎに豚肉がくるので、Pinot Noir を選びました。
比較的 aging されていて 2010, Domaine Dujac, Morey-sint-Denis (モレ•サン•ドニ) にしました。








[5] LE COCHON KINKATON DE YAMAGATA LA CÔTE RÔTIE,
CROUSTILLANT DE PATATE DOUCE,
BOUDIN ROYAL
COEUR DE SUCRINE « RAVIGOTE »
JUS À LA SAUGE

山形県産金華豚のロティ
サツマイモのクリスティアン、ブーダンノワール
ミニロメインレタス « ラヴィゴット »
セージ香るジュ





山形県産の金華豚のステーキ。皮のぎりぎりの部分までピンク(しっかり火は通っている) なので、おそらく reverse searing で焼いているのかと

要は、先に低温調理器や、低温のオーブン 200-250 °F でじっくり火を通して、内部を 100-120 °Fくらいまで加熱してから、仕上げに表面を強火で 1 分程度焼くといった手法。

reverse searing の利点がいまいちわからなかったのだけど、断面を綺麗に見せるには、有効な手法かもしれない。柔らかく仕上げるのにも良さそう。

COCHON = 豚, pig




メニューにはなかったデザートと肉料理の間に「お口直し」として、出されたゼリー。






[6] PRÉ DESSERT

プレ デセール



怒涛のデザート 3 段コンボ。デザートの前菜にあたる。

ドラえもんのビッグライトが欲しい。。。




[7] LA POIRE ET LE GATTILIER DE KAGOSHIMA

赤ワインのポワールポシェ
ハマゴウのソルベとグラス


メインのデザート。



[8] CHARIOT DE FRIANDISES
フリヤンディーズのワゴン


チョコレート、クッキーなどを積載したワゴンがやってきます。だいたい1人 4-6 種類とれば十分な量でしょうか。。。?

全種類制覇も可能だそうです。


Canele があったので、参考のために取りました。
けっこううちで作ってきたものも悪くないのではという感想。あとは再現性の問題。




[9] CAFÉ
カフェ


普通のコーヒー (regular coffee) です。




甘党としては、デザートは 1 種類で、大きめのクレームブリュレ、チーズケーキ、ミルフィーユ、アップルタルトをどどんと盛り付けても良いかと思いました🙇 しかしターゲティングは、女性向きなので、小さく”かわいい”ものをたくさん綺麗に並べるのが正解なのでしょう。


もし次に行く機会があれば、基本的な料理の名称を覚えていきたい。。。


Sunday, October 19, 2025

今週の練習 | やや詰め込み

マラソン練習を開始。やることの原理原則は 5K と同じ。


[1] 週 2 の高強度 (いわゆるポイント練習、Q-session): 
  • Q1 テンポ走 6 - 12 km を 10K ~ ハーフマラソンくらいのペース、その日の調子に合わせてペース設定。
  • Q2 インターバル (1000m, 400m, たまに 2000m) または、3000m 全力
[2] 週末に長い距離: 25-40 km の E-pace か、20 km くらいの M-pace

[3] 休足日もしっかりとる。

[4] 残りはジョギングと、補強運動。



という感じで、今の状態ではスピード的な余裕はあると思っているので、いままで走ったこともない長い距離にたいして、耐性をつけていくのが一番の課題になります。5K と変わるのがこの点かと考えています。

メニューの組み方としては、Daniel's Formula の Marathon の章の 5-week cycles を参考にしています。これだとスピードトレーニング (R + I) に、T、M/L を組み合わせられてバランスがよい気がしました。

年内は、基礎となる 5K のタイム自体も向上させたい。できれば月 2 くらいで 30 km からだんだん長い距離を走れるようにしていきたいところ。年内に 1 回は 40 km まで伸ばしたい。




今週の内容



ということで、今週はめずらしく毎日走り、週間走行距離も 103 km。月間では、レース前後で休みも多かったけど 200 km は超えていて、通常通り練習できれば 300 超えそうですが、仕事の関係でおそらく今月はあと数回しか練習日がないです。


Q1 は、7K を一定ペースで走るもの。ちょっと質をあげたいので設定ペースを上げたものの、疲労か、力不足かの原因でペースが上がらず 28:01 かかる。まぁ仕方ない。





Q2 はインターバル中は時計を一切みないで、感覚で 3:40/km を切っているであろうペースで行ってみた。1 本目だけ元気なため 3:28/km になってしまったが、他は安定して 3:35 ~ 3:36/km。



つなぎ: 300m jog がちょっと長すぎて、今回は 2分30秒くらい。

前日の 7K でタレたこともあり 100m 歩き + 200m ゆっくり走る にした。

究極 200m を 60秒 (5:00/km) でできるようになりたいです。







M or L (距離走) は、30 km くらいジョギングにしたいところだったけど、後の予定と時間が合わず断念。5:00/km で 30 km だと 150 分かかるので、ちょっと厳しかった。

20 km にして中強度 ~ M-pace 付近で走る。最初 2 km はアップでジョギングペース。そこから徐々に、感覚的にペースを上げる。最初 4 分くらい遅いことを考えると、大体 20 km のペースとしては 4:16 ~ 4:18/km くらい。

レースの M-pace は、余裕を持って 4:15/km としていて、不慮の事態、トイレ休憩などで 5 分くらいロスも想定内にしたい。なので、実際トレーニングとしては、4:10/km は切っていくようにしたい。

時計は 5 km おきくらいに見るだけで、感覚で 4:15/km かな?という調整をしてみた。

やはり折り返しと急勾配でロスが大きく、前回レース前に行った 20 km 4:30/km よりも遅かったけど、4:20/km をちょっと切ったくらいのペースがだんだん中強度になりつつある(かもしれない)。


さすがに、1週目から詰め込み感があったので、翌日は完全休養日。自動車事故以来、右足首がまだ弱く、一番最初に疲労が溜まりやすい。


Tuesday, October 14, 2025

マラソン練習開始 | 7 km ペース走でタレる

generate an  illustration of man practicing for a long distance running race at athletic track, which have 9 lanes. He runs the track counter clock wise.
Generated with ImageFX

今日からマラソン練習を開始。

やることはこれまでの 5K やハーフの原理原則は同じと思っていて、基本的にいっしょ。

まだ 5 ヶ月弱 (20 週程度) あるので基礎構築として、クリスマス頃までは 5K の基礎となる走力を上げる。その後は、徐々に長距離に特異的な内容に変えていく。

やっぱり 5K を 17 分台にもっていくことを目標に頑張って、スピードに対する余裕度を必要以上に上げておきたい。なんだかんだ 18 分台のままから伸びていないのも、面白くない。

そうすると究極、ちょっとしんどいジョギング、いわゆる中強度走感覚でレースに臨めるかと。ちょっとしんどい 40 km 距離走の延長線上にくるくらいの負荷にしたい。なので、レースではしないけど、4:00/km が長距離の巡行速度にするつもりのトレーニングで臨む。

あわよくばハーフは 4:00/km でいけるようにしたい。先週のハーフマラソンでは、力を出し渋ってしまっただけに、今の全力を測ることができなかったのが残念。


一番の不安かつ、未知要素が距離が倍になること。

なんといっても距離耐性をつけたい。具体的な練習では、いわゆる距離走 (L-run) を 30 km から伸ばして 40 km くらいまで、できれば月 2 回くらいは実施したい。それと並行して、L-run をしない週は、M-pace (Marathon pace) 15-25 km できるようになると嬉しい。

本番は何が起こるかわからないので、目標ギリギリの走力でなくて、とにかく余裕をとっておきたいです。

スタートに遅れたり、予想外の混雑、給水での減速、不慮のトイレなどなど、想定外を想定して臨む。

Dr. Daniel 著の Daniel’s Formula に、18 週間、12 週間、4週間サイクル、5 週間サイクルなど、マラソントレーニングのモデルがいくつかある。


性格的に、スピード系トレーニングがないモデル (I, R がない) のは、5K の走力を上げつつ取り組むのは退屈だなぁと思ったので、基本的に今と同じような 5 週間サイクルを参考にしています。

この練習モデルは、

(1) 週 1 で高強度メニューをセット練する: 1日目に T-pace をして、2日目に R or I をする。T は Threshold の意味だけど、僕は Tempo Run をすることにしました。

(2) 週末は、L-run (週間走行距離の 30% 未満か、150 以内) と、M-run を交互に行う。




実際はこんな感じで試してみます:
  • Q1 = テンポ走 (6 ~ 12 km を 10K ~ ハーフのレースペースで行う)
  • Q2 = インターバル (1000m x 5 や 3000m x 2, 5K のレースペースで行う)
  • 週 1 で L-run (25 ~ 40 km) か M-run (20 km)
  • 週 1-2 で補助的な筋トレ
  • Q, L でない日は、基本ジョギング (E-pace) か休養日

いきなり 40 km はできないので、今まで最長距離の 32 km くらいから徐々に 2-3 km づつ増やして、最終的に 40 km を実施できるようにレベル上げしたいです。

マラソン練習が本格化したら、Q2 は、2000m x 2-4 や、1000m x 10 などにして、ペースを遅くするとよいかと。たまに 5000m x 3 - 5 とか。



という計画のもとで、今日から早速 Q1として, 7K 目標最低ペース 3:55/km を実施したのはいいのですが、いきなり 28:01 (4:01/km) もかかってタレる。




先月レース前は、10K 4:00/km のテンポ走を毎週していたので、5秒くらい質を上げて、距離を 30% 落としたら楽勝だと思っていた。


まだ先週の疲労があるのか、昨日やった脚周りの筋トレの影響なのか、スピードが全然でなかった。でも呼吸はぜんぜんしんどくないのは謎


体感でも 3:52~3:53/km では巡行していたつもりだった。アップの流しから、しっかり 3:00/km 切った感覚で走っても、3:30/km ペースだったり、陸上トラックへの移動時のジョギングもなんか体が重かったりで、調子はよくなさそうだった。

そうしたら、本当に良くなかった。


ゴルフでも、睡眠時間や栄養はちゃんととっていても、体が硬くてしんどい日があり、出直した方がいい日が(ほぼ毎回) 頻繁にあるわけなので、こういう日もあるのでしょう。



来週以降、タレるようなら問題。

もしかしたら 4:00/km を境にしてメンタルにバリアがあるのかもしれない。

時計をマイル表記にしたら寧ろいいかも?


Sunday, October 12, 2025

魚のアラ出汁の素麺椀を作る


お魚を丸ごと使うべく、アラ出汁をとって素麺椀にしてみた。

  1. 魚を解体します。
  2. アラに塩を多めにまぶして1時間くらいおく。
  3. アラを水洗い。
  4. 鍋に昆布20g、酒200cc、水2000ccを火にかけ、アラを加える。
  5. 沸騰したら中火にして30分煮る。
  6. アラと昆布を取り出して、サラシで濾す。
  7. 塩10gとしょうゆ5ccで調味して完成。


昆布、酒と煮ているところ:



出汁を濾した直後:



塩と醤油で調味した直後: カツオ出汁と違って結構濁っています。



メインがお魚の出汁なので、ある意味贅沢。
たくさん食べたいので、素麺は大盛り。
(本来は、上品に小盛りにすべき。)


出汁をとった後のアラは、醤油、みりん、砂糖で甘辛く煮付け。


白身部分は小麦粉をまぶしてソテー。塩とライム🍋‍🟩、オリーブオイルで頂く。
フライパンで焼いてじゃがいも🥔を併せるのも乙です。
刺身にする技術がないのが残念でした。


椀ものの基本、作り方はこの本が教科書です。




Saturday, October 11, 2025

日本酒3種と刺身盛り | KIRINZAN KAGAYAKI 禁断の果実, 村祐 常盤ラベル, 甍(いらか)酒造 銀・藍


お刺身盛りなどと日本酒🍶3種を比べる試飲会。




KIRINZAN KAGAYAKI 禁断の果実
大吟醸原酒
アルコール度数 17%
精米歩合 40%

麒麟山 (新潟県) の中でも、個人的な一番のお気に入り。
オレンジのラベルも印象的。






村祐 生酒 - 常盤ラベル

精米歩合や米の種類などは非公開

下記記事によると、甘みが強い品程高い値段設定にしているそう。蘊蓄抜きに気軽に味わってほしい、という作者の思想良いですねぇ。

日本酒単体で味わうには、今日飲んだ中では抜群。導入はちょっと甘め、まろやか。余韻も長くて深い味わい。
https://www.niigata-sake.or.jp/interview/k27.html







甍酒造 (いらかしゅぞう)
銀・藍 無濾過原酒

長野県
ABV 15%
米: 長野県北安優郡松川村契約栽培米 - 種類不明
https://www.ilaka.co.jp/

村佑の次に開けたので、ちょっと感動が最初薄れていたのですが、適度な酸味と、綺麗なフルーティなまとまりで、最も食事 (特に和食) と相性が良かったという印象でした。

禁断の果実や、常盤ラベルは、ボトル単体で愉しんだり、比べると優等生な感じで、この銀・藍はよりペアリング向き。

またもし次に飲む機会があったら、どういう印象を持つか楽しみなところです。




アメリカに住んでいなかったら、日本酒や、出汁の取り方に目覚めることはなかったかもな。

1996 Monte Bello, Ridge Vineyards: 30年(近い) ボトルを開栓する


 

思いがけず出会った’96 MB🤤 30年近く bottle aging されたものを頂いてみて、やはりこれくらい置いたほうが真価を発揮してくる感があります。

10年じゃ早くてもったえないし、20年でも「どうせならあともうちょっと待ったほうが」いい。10 年だと、Estate Cabernet Sauvignon (Estate Cab) が最適かと。

とは言いつつ10年くらいしか我慢が利かないので、完成に近づきつつあるボトルは本当に巡り合わせ。



1996 Monte Bello
80% Cabernet Sauvignon
11% Merlot
9% Petit Verdot


Until our paths cross again 🥂


2013 MB Steep Terraces は30年保たせたい......



空き瓶は、料理のトングを置き用にカットしてみた。
ちょっと失敗だけど割れは回避。




Sunday, October 5, 2025

ASICS SONICBLAST で走ってきたハーフマラソン (PB更新) | Rock’n’ Roll San Jose Half Marathon

 


San Jose Downtown を駆け巡るレースに今年も出ました。

2 日のイベントで土曜日は 5K、日曜日は 10K とハーフマラソンのレースが行われる。

今年はハーフマラソンにちゃんと出たいので、5K は無し。

昨年は 5K を頑張って、ハーフマラソンはとりあえず参加して完走目的で出てみた。

給水は 2 マイル (3.2 km) おきくらいにあり充分。8 マイル付近ではジェルも配られます。

参加人数は 5000 人くらい。申請タイム順にスタート (Elite, Coral 1 ~ 6に分割) できるので、スタート時の混雑もなかったです。

駐車場は、スタート1時間前より早く San Jose Convention Center Parking (Hilton の隣) につければ充分にあります。スタート地点の目の前なので、ウォームアップして着替えとか、車にいろいろ荷物置きに行くなど便利です。






結果


85分49秒 (4’05’’/km)
順番: 124 / 4619




これだけ人数が多い (*普段出ている5Kイベントや、今年出たハーフに比べたら) と、順番はもはやどうでもよいのでありますが、一応トップ 3% —— 高校〜大学院まで、学校の成績でもトップ 3% に入ったことはないかと….


基本的な戦略としては:
  1. 16 km まで: 巡行スピードで、きつくもなく楽でもないペースで刻む
  2. 16 km 以降 (残り 5km ぐらい): 3’50’’/km 台くらいに持っていく。実際は、3’55’’/km 切ってるといい感じ。今後、絶対的なスピードも上げないといけません。

走る 2 時間前くらいに バナナ 1 本。適宜、水とポカリスエットを飲みます。

この辺は普段の週末の練習時と同じにしています。

給水は、喉が渇く前に最初の 10 km 地点がくるまでに多めに 3 回くらいとりました。後半は取らずに素通り。

後述しますが、今年のハーフマラソンの記録は、使ったシューズどれもが legal limit を超えていて市民ランナーとはいえど厳密には参考記録 (エリートであれば DQ?)。

というわけで “一応” PB 更新です。



肝心の巡行ペースを決める


どれくらいのペースで走れるかよくわからない。希望は 4’00’’/km。

したがってあわよくば 84 分くらいにしたいのでありますが、まだまだ練習では 15 km まで、しかも無人トラックでしかできてないので、21 km押すのは非現実的。


性格的に、「最初、いけるところまでいって、しんどくなったら耐える」は嫌で、基本余裕をもって最後 1/3 や 5 km を走るようにもっていきたい。タレるのは全力で避け、negative split したい。

先週のペース走では 4’14’’/km で楽にできたので、6 月の平均ペースだった 4’08’’/km を巡行ペースとしました。

主観的な感覚では、4’10’’/km を切ったくらいが中強度的な速さで、しんどくなく、楽すぎでもない、心拍数は 160 前半に安定して保たれていて安定した感じ。これは今後の自信につながりそうです。

去年の今頃は、10km で 40 分を切るために、閾値走として 4’10’’/km で 3 km を 2-3 本走るのがしんどかったことを考えると、進化していそうです。


課題


一言でいうと、全力を出し切れていない

出す前に終わった。

生意気な話では、巡航速度もうちょっと 2-5 秒速くてもよかったかもで、最初 15 km はかなり抑えすぎた気もしています。例え 2 秒でも 21 km だと 42 秒なので大きい。

開始 1 km で息があがり、心拍 170 超えになると、その後につらいつらい 20 km が残っているので、そういうのは避けたい。

今日の感覚では、巡航速度 4’00’’/km は難しいにしても 4’03’’ ~ 4’05’’/km くらいのもうちょっと速いペースでも、主観的にキツく無い負荷で 16 km くらいまでいけたかなと感じました。その辺は、慎重すぎる、恐怖が邪魔しているわけでありますが、これは練習で前例をたくさん作ると改善されるのかもしれません。



ASICS SONICBLAST で走った感想




先日購入した ASICS SONICBLAST。カーボン•プレートではなくて、樹脂製の Pebax プレート入りです。

主観的な感覚として、楽に走れました

皆がこぞって、プレート入りシューズを履く理由がわかってきました。

エリート集団ほどのペースではないけども、プレートの効果は予想以上に体感できました。

最後の 400m くらいは 3:20 くらいに上がったので、このとき一番恩恵があったかもしれません。単に全力になってただけか...?


プレート入り、とりわけカーボンプレートが私のようなレベルに必要なのかどうか、恩恵を受けられるのかどうか、先日調べた学術論文で 3% 弱の効果はありそうと理解はできたけど、主観的に楽に走れるかどうかとか、足に負担がくるかどうかは、使ってみないと納得できない。ということで、初めてハーフマラソンのレースにてプレート入りのシューズを導入。


前回 4, 6 月のハーフマラソンでは、NOVABLAST 5 で走ったのですが、一つ不満点として、最後 5 km でスピードアップするときに、うまく地面を踏めなくて加速しずらかったこと。

最初から最後まで一定ペースで踏めれば最後に加速なんてしなくていいのですが、レースなのでどうせ最後はペースアップしたくなる。

そもそも筋持久力不足からきているのだけど、それでも3:50 ~ 3:40/km くらいにしたいなと思ったときは、地面がスポンジみたいで、疲れてきた時に速く走りづらいなと思いました。

当然疲れていないと全然出すのは問題ないのですが。。。

地面がスポンジのように感じるのが、ぽんぽん跳ねるNOVABLAST の長所と思っていますが、疲れたきた時に速いスピードに対応しずらい。

その点を改善してくれるのが、プレートが入ったバージョンの SONICBLAST と思っていまして、こちらは残り 5 km ビルドアップしながら走れました。最後の 21 km は平均 3’40’’/km まで上げれたのも大きい。3分台後半だと、ちょうどよいペース帯なのかもしれません。

僕の印象では、MAGICSPEED + NOVABLAST = MAGICBLAST (マジット) という融合製品。厳密には Magicspeed のプレートはカーボン製で、Pebax ではありませんし、長さも違うけど、そういう印象。 

255g の重量も気になりません。

最初 16 km の巡行走行中 (4’08’’/km 前後) でも、練習で使う Hyperspeed や HOKA Mach 6 よりも軽く快適に走れた感じです。

やっぱりいいですねぇ。

カーボンプレート入りも、体感できるかどうか、いずれ試してみたいです。




一応 PB 更新


「一応」というのは、よくよく調べたら今日履いた SONICBLAST の stack height / 踵の高さ 46 mm が規定外。ゴルフドライバーでいう高反発規制、ウェッジの溝規制のような用具に対するルール。

一般市民の場合、取り締まりやチェックはないので、実質何履いても実質は OK なのではありますが、大きなイベントに出る時は注意した方がいいかも。

そもそも NOVABLAST 5 も 41.5 mm で規定外 😢

次は練習用に気に入っている Hyperspeed か Rocket X 3 を試してみたい。

マラソンでは 4:00/km 切って走るシーンはないので、Hyperspeed の新品でもよいかも。




備忘録: ラップタイム


今年出たレースの10 km ごと、5 km ごとのラップタイムをまとめるとこんな感じ。

とりあえず第一目標の前半と後半での negative split はできている。

課題は 6 ~ 15 km の中間地点で垂れすぎないようにしたい。


10 km ごと


4

6

10

1 - 10 km

43:42

42:04

41:30 

11 - 20 km

41:25

40:56

40:30

20 - 21 km

4:04 /km

4:00 /km

3:40 /km



5 km ごと


4

6

10

1 - 5 km

22:07

21:03

20:30

6 - 10 km

21:15

21:01

21:00

11 - 15 km

21:09

20:49

20:43

16 - 20 km

20:16

20:07

19:51 

20 - 21 km 

4:04 /km

4:00 /km

3:40 /km




[追記]

課題の「力を出しきれてない」に関連して、いつも拝聴しているいろいろなランニングに関する講義動画を参考にすると、5K のレースペースを基準として、10K, ハーフマラソンのペースの目標ペースが計算できる。
  • 適切なトレーニングができていると、この通りくらいに走れる。
  • 遅い場合は、持久力や、スピードが足らない。

  • 5K のレースペースから
  • 10K は + 5 sec/km
  • ハーフマラソンは + 5~6 sec/km (5K から + 10~12 sec/km)

最近の 5K のレースペースが 7 月の時点で 3:45/km でした。もしかすると、夏のトレーニングを経てちょっと早くなるかもだけど、3:45/km と考えておくと、ベストコンディションかつトレーニングがばっちりできると:

  • 10K で、3:50/km
  • ハーフマラソンで、3:56/km

で走れる。3 分台でハーフ走れると嬉しすぎるんですが。。。83分前後!?

そもそも 10K を 3:50/km で走れるかどうかも怪しいのだが、レースにおいて、だとやってみないとわからない。9月は 3:57~3:59/km で 10K テンポ走を毎週していた。

やはり、ハーフマラソンのレースで、「力を全部は出し切らなかったなぁ?」と感じたのは、まだまだ 10 sec/km 弱くらいは余力があったのかもしれません。


持久力不足が課題のようです。

この秋のテンポ走は、3:50~3:55/km くらいを 6 km くらいから始めて、疾走距離を徐々に長く 10 km に近づけ、ペースを 3:50/km に近づけ、無理なく行える耐性をつけたいと思います。






Thursday, October 2, 2025

インゲン豆のパスタ





今年はインゲン豆が美味しい年でした。多分これが今シーズン最終。胡麻和えなど定番料理はいろいろあるけども、一番美味しい食べ方だったのは

① 🫛 豆だけの天丼 (つゆだく)

② 🍝 炒めてからのオリーブオイルとパスタ水のソースに絡めたパスタ


ベーコンで出汁をとり、パンチェッタは別に焼いて飾り。

オリーブオイルは調味料🫒


Tuesday, September 30, 2025

ハーフマラソンに向けて最後の刺激走 | 2K (T-pace) x 3

 


ハーフマラソンレース前の刺激走: 2K (T) + 400m (< 3 min) x 3

インターバルではないので休息は長め。これを 60 秒くらいの休息でできるようにしたい。

2-3 週間前より断然涼しくなって快適な気候になってきた。

なんだかんだ 9 月は月間走行距離が 350 km 超え。距離が踏めるになると逆に怪我をしにくくなってきたり、練習のバリエーションが増えせてメリットが大きい気がしています。

結局 4~9 月は毎月 300 km 以上踏めました。

距離を踏もうとしたわけでもなく、練習メニューを組んでいたら自然と増えてしまいました。若干ジョギングの平均ペースがあがり (5'00''/km → 4'50''/km)、長距離走った後に流しを入れられたり、ペース走と短いインターバルを組み合わせたり、1週間のサイクルに 2 回高強度な練習を組み込めたりと、以前はしんどくてできないことができるようになってきたのが大きいです。

マラソントレーニングに拡張して、40 km 走を入れていくようになると、自然と 400 km 近くになるんじゃないかなと思います。これが効率がいい方法なのか、あるいは悪いのかは別として、初めてマラソンを完走するには、とりあえず 40 km は何回か走っておいた方がいい。できれば目標は月 1-2 回。

これで、どの時点で脚がしんどくなるか、何回か 40 km 走をすると慣れてくるのか (今 20 km を走るくらいの感覚でいけるのか)、補給はどれくらいの量、どれくらいのタイミングで必要なのか、あるいは水分だけで十分そうか、いろいろと本番に向けての段取りも立てやすくなるはずです。


心拍数はEasyペースではそんな上がるわけでもなく、平常時は30-40台なので、1日のトータルでの心拍数が上がりすぎるみたいな心配はなし。何より、少々大食いしてもびくともしなくなりました。

運動は苦手なのに、スポーツイベントに飛行機で海外に遥々参加という事態は想像しなかった。


学習において、最も難しいのは、対象に対する興味・関心を引き出す。

大学の授業でも最大の難所。

「才能がない」「やる気がない」の一言で片付けてしまうのは、個人の成長機会を奪ってもったいない。才能は遺伝的要素よりも、後天的な成長の要素の方が強いと捉えていて、成長を促す本質は、正しい知識や技法を習得し「できなかったことができるようになる」という感動体験をいかに多く提供できるかにかかる。


最も問題となるのは、具体的な指導方法やプロセスを示さずに、「結果を出せ」「いい感じにあれしてくれ」「OOOをしろ」と抽象論だけで押し付ける指導者や残念な親の存在。


具体的なノウハウ、指示の共有を怠り、一方的な要求に終始する姿勢は、結果的に個人やチーム、果ては組織の成長を停滞させる大きな障害となりかねん。


これが老害の定義?

Sunday, September 28, 2025

お椀とTri Tip Steak (ともさんかく) + 2013 Syrah Grenache をいただく



Tri Tip - ともさんかく と呼ばれる部位。ちょっと前、1950年以前ごろは、ミンチ肉として利用されていました。別名 Santa Maria Cut。赤みを愉しむ部位です。

今日は塩か、黒いバルサミコ酢をそのままでいただきました。味変を愉しむのも一興です。いつものソースを乗せた方が見た目にはよかったかも。お皿に余白を残しすぎました。


焼き時間は、弱火で 30 分くらい (5分 x 6 回ローテ) → Rest 10 分程度。

グリルがなくても、フライパンで表面を 5 分づつ強火で焼く(合計20分) → 350 °Fくらいのオーブンで 20 分くらい、な焼き方もあり。




Rest 中にアルミホイルで包むのがポイントです。これに気が付くのに 15 年かかりました。赤身中心の部位ながらも、柔らかくしっとり仕上がるようになりました。





それまでは硬いことが殆どで、たまたま偶然が重なって、うまくできることばかり。





久しぶりにお椀です。椀種は素麺。トンボと海老、酢橘。

素麺は二番出汁で煮て仕上げました。羅臼昆布強めの仕上がりでした。





今日のサラダはきゅうりとグレープフルーツ、バジル、アサツキ。これをバルサミコ酢、オリーブオイル、塩で和えます。




チーズボード。数年前より明らかにしょぼくなっている。食べきれないというのが大きな理由でありますが、2018~2020 年の写真と比べると豪華さがない。





2013 Lytton Estate Syrah Grenache


今日の主役のワイン。




最後の Syrah, Grenache の Rhone ブレンド。

ちょうど瓶詰めしてから 10 年経って、熟成されてきた味わいを愉しめる一本でした。

表現力が至らず、とりあえず 1 ケース欲しいと思う作品です。

https://www.ridgewine.com/wines/2013-lytton-estate-syrah-grenache/

2014 年からは Mataro が入って SGM になり、ちょっと印象が変わりました。


味の表現のカンペ:
“Saturated ruby color. Highly scented mixed red/black berry fruits, gamey, clay earth, sweet toasted oak, and chai-black pepper spice. Dense entry, rich dark berry flavors, full bodied, viscous, layered complexity, and dusty-clay earth aftertaste. Great concentration.”