レースに履く靴には、カーボンシューズ (カーボン板が内蔵された靴) を選ぶのが今となっては主流となりつつあるようです。
自分でもカーボン入りシューズは持ってはいるものの、反発が良いとか、速く走れている感覚はまだまだありません。
違いがまだよくわからない、というのが本音。
去年からの5K のレースでは、カーボン入りをほぼ毎回使い、練習時では考えられないタイムは出ているものの、まだ自分には不必要、機能を活かしきれていないかなとも思う。
今持っているのは
Magic Speed 3 はそもそも、カーボン入りということも知らずに購入した。
Carbon X 3 は、ちょうど去年 5K 20 分切りを目指しているころに、カーボンシューズを試したいと思っていたときに購入。Rocket X が主流なので、在庫一掃セールだった。カーボンを試すにはちょうどよい買い物でした。
しかしながら、5K レースでタイムがよくなっている理由が、
プロからアマチュアまで、こぞってカーボンシューズを履くということは、やはり物理的に優位性があり、実証されているのだとは考えています。なので、今後はカーボンシューズの使い方、ハイテクの恩恵の活かし方も会得したい。
フルマラソンでは 2-6% 程度改善するという結果もあり、
“Overall, carbon plate shoes may help runners to be 2-6% more efficient, “
https://therunningchannel.com/should-you-train-in-carbon-plate-running-shoes/
6% の改善はかなりでかいとは思う。
ラップタイムにして 10 秒/km も変わる。これはでかい。
(4’15’’/km → 4’05’’/km になる計算)
自分の使い方の方針や思想としては、
[1] カーボンシューズを使うのは、比較的ペースの速い5K, 10K のレースか、TT だけ。
[2] 練習では使わない。
[3] 物理法則
[4] プラシーボ効果への期待
ちょっと実験はいろいろしてみたく、3K の T-ペース走で比べてみた。
条件は全く同じではありませんが、平均ペースで 5 秒/km 速くなっている。
改善の割合: 5 ÷ 234 秒 (3’54’’) = 2.1 %
あくまでも感覚だし、2 日目(カーボン入り) の方が、走っているときの体の動きが前日の影響でよくなっているのが実感できました。また 2 日目は予報最高気温が 90 °F超え (30℃ 超え) で、気温は高く、日差しが格段に強くなっていたので、走る条件としてはちょっと悪化。
なんにせよ、2% 改善したというのは大きい。
仮に 5K のレースタイムが 20 分 (1,200 秒) とすると、24 秒は早くゴールできる計算になる。
今後の課題としては、
まだまだ足の接地が、体よりも前 (reach out) になっていたり、接地している足 (軸足) の膝が曲がりすぎているなど、問題が多いです。
今持っているのは
- ASICS Magic Speed 3
- HOKA Carbon X 3
Carbon X 3 は、ちょうど去年 5K 20 分切りを目指しているころに、カーボンシューズを試したいと思っていたときに購入。Rocket X が主流なので、在庫一掃セールだった。カーボンを試すにはちょうどよい買い物でした。
しかしながら、5K レースでタイムがよくなっている理由が、
- 靴の恩恵なのか?
- レースという環境によるものなのか? (速い人が周囲にいてペースを作りやすい)
プロからアマチュアまで、こぞってカーボンシューズを履くということは、やはり物理的に優位性があり、実証されているのだとは考えています。なので、今後はカーボンシューズの使い方、ハイテクの恩恵の活かし方も会得したい。
フルマラソンでは 2-6% 程度改善するという結果もあり、
“Overall, carbon plate shoes may help runners to be 2-6% more efficient, “
https://therunningchannel.com/should-you-train-in-carbon-plate-running-shoes/
6% の改善はかなりでかいとは思う。
間をとって 4%の割合で改善するとすると、180分のタイムにして、7.2 分速くなる。
ラップタイムにして 10 秒/km も変わる。これはでかい。
(4’15’’/km → 4’05’’/km になる計算)
自分の使い方の方針や思想としては、
[1] カーボンシューズを使うのは、比較的ペースの速い5K, 10K のレースか、TT だけ。
[2] 練習では使わない。
- ペースの速いインターバル練習では、普段ジョギングで使うような靴を使う。主に HOKA Mach 6 や ASICS Novablast 5
- ハーフマラソンだと、3 分台では走れないし、自分にはカーボンは要らないと思う。それよりもクッション性、安定性がよい靴がよい。
- カーボンのポテンシャルを 120% 使えるようになると、ゴルフクラブでいうと、メタルウッドとパーシモンウッドくらいの差が出てくるんじゃないかと思う。
[3] 物理法則
- カーボンをしならせるには、強い力を加える必要がある。強い力は、大きなパワー (瞬間的に出すエネルギー) と、速さに比例する。
- 従って、カーボンの恩恵を**十二分に**活かすにはかなり速いペースで走るときに得られると思う。
- 「かなり速いペース」というのは、3 分前半くらいじゃないのか?
- 作用反作用の法則で、強い力で靴を押す分、体に跳ね返る力も大きくなるので、筋肉などを鍛える必要がある。
- 物理法則上、おそらく力と変位が比例する範囲 (弾性変形する線形挙動の範囲) で使うはず。遅いペースでもちょっとはカーボンプレートはしなって変位するはずで、スピードアップには繋がる気はする。
- 各社のモデルによって、カーボンプレートの剛性特性を変えてきているのでは? つまり、弱い力 (遅いペース) でも、適度にしなるカーボンプレートを、例えば 5 分/km くらいのペース帯でも搭載していそう。特に日本のメーカーはやりそう。
[4] プラシーボ効果への期待
- 「カーボンシューズを履いている」だから今日は普段より速く走れるはずだ、という自己暗示をえられる。
実験
ちょっと実験はいろいろしてみたく、3K の T-ペース走で比べてみた。
感覚としては、同じ力感で走っています。
同じ日ではなくて、昨日と今日の 2 日にわけて計測しました。
練習の目的としては、ハーフマラソンが数日後にあるので、レースペースよりも速い 10K くらいのペースで、ちょっと長めの距離を走って、いい感じの動きを記憶しておくこと。
練習の目的としては、ハーフマラソンが数日後にあるので、レースペースよりも速い 10K くらいのペースで、ちょっと長めの距離を走って、いい感じの動きを記憶しておくこと。
HOKA Mach 6 (カーボン無し) | ASICS Magic Speed 3 (カーボン入り) |
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コンディション | 晴れ 72°F (最高気温 81°F) | 晴れ 77°F (最高気温 92 °F) |
距離 | 3,000m (トラック) | 3,000m (トラック) |
タイム | 11’42’’ | 11’28’’ |
平均ペース | 3’54’’/km | 3’49’’/km |
条件は全く同じではありませんが、平均ペースで 5 秒/km 速くなっている。
改善の割合: 5 ÷ 234 秒 (3’54’’) = 2.1 %
あくまでも感覚だし、2 日目(カーボン入り) の方が、走っているときの体の動きが前日の影響でよくなっているのが実感できました。また 2 日目は予報最高気温が 90 °F超え (30℃ 超え) で、気温は高く、日差しが格段に強くなっていたので、走る条件としてはちょっと悪化。
なんにせよ、2% 改善したというのは大きい。
仮に 5K のレースタイムが 20 分 (1,200 秒) とすると、24 秒は早くゴールできる計算になる。
今後の課題としては、
- カーボンプレートの反発が得られてという感覚を磨くこと
- しっかり反発を得られるように接地テクニック、フォームを改善すること
まだまだ足の接地が、体よりも前 (reach out) になっていたり、接地している足 (軸足) の膝が曲がりすぎているなど、問題が多いです。
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